整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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米国カリフォルニア州では、この製品に、ガンや先天性異常などの原因となる化学物質が含まれているとされております。
カリフォルニア州では、この製品に搭載されているエンジンの排気ガスには発癌性や先天性異常の原因となる物質が含まれているとされております。
カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこの機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレスタが装着されていること、エンジンに対して森林等の火災防止措置をほどこされていることが義務づけられており、これを満たさない機械は、第4442章または4443章違犯となります。この製品にはスパークアレスタが標準装着されておりません。カリフォルニア州でこの製品を使用する場合には、必ずスパークアレスタを取り付けてください。
エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局(EPA)並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエンジンマニュアル を同梱しております。エンジンマニュアルはエンジンのメーカーから入手することができます。
この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分に理解し、他人に迷惑の掛からない、また適切な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に使用するのはお客様の責任です。将来のために保管してください。
弊社に直接おたずねをいただく場合:www.Toro.com で、製品・アクセサリに関する情報、代理店についての情報、お買い上げ製品の登録などを行っていただくことができます。
整備について、また純正部品についてなど、分からないことはお気軽に弊社代理店またはカスタマーサービスにおたずねください。お問い合わせの際には、必ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせください。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘板の取り付け位置を示します。
いまのうちに番号をメモしておきましょう。
この説明書では、危険についての注意を促すための警告記号(図 2)を使用しております。これらは死亡事故を含む重大な人身事故を防止するための注意ですから、必ずお守りください。
この他に2つの言葉で注意を促しています。重要は製品の構造などについての注意点を、注はその他の注意点を表しています。
エンジンの出力についての表記がある場合、その値は、SAE J1940 規格に則ってエンジンメーカーが実験室にて測定したグロス値です。安全性、排ガス規制、機能上の要求などに合わせて調整されるため、このクラスの芝刈り機のエンジンの実際の出力(馬力)は、グロス値よりも大幅に下げてあるのが普通です。
この機械は、 規格およびANSI B71.4-2012 規格に適合しています。
この機械は手足を切断したり物をはね飛ばしたりする能力があります。重大な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守してください。
この機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者本人や周囲の人間に危険な場合があります。
エンジンを始動する前に必ずこのオペレーターズマニュアルをお読みになり、内容をよく理解してください。
機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけないでください。
ガードなどの安全保護機器が正しく取り付けられていない時は、運転しないでください。
排出口の近くに、手足などを近づけないでください。周囲の人を十分に遠ざけてください。
作業場所に子供を近づけないでください。子供に運転させないでください。
整備、燃料補給、詰まりの解除作業などを行う前には、必ずエンジンを停止させてください。
間違った使い方や整備不良は人身事故などの原因となります。事故を防止するため、以下に示す安全上の注意や安全注意標識のついている遵守事項は必ずお守りください 「注意」、「警告」、および「危険」 の記号は、人身の安全に関わる注意事項を示しています。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生する恐れがあります。
このマニュアルの他の場所に書かれている注意事項も必ずお守りください。
使用前に必ず、ブレード、ブレードボルト、刈り込みアセンブリの点検を行ってください。
これから機械で作業する場所をよく確認し、機械に巻き込まれそうなものはすべて取り除きましょう。
各部の操作方法や本機の正しい使用方法、警告表示などに十分慣れ、安全に運転できるようになりましょう。
使用前に必ず目視点検を行い、ガード類や安全を確保する部材の状態を確認してください。
刈高を調整中に刈り込みブレードが作動すると、大けがを負う危険がある。
エンジンを止め、各部が完全に停止するのを待つ。
カッティングユニットの調整前に、必ず点火プラグから点火コードを外してください。
燃料は非常に引火・爆発しやすい物質である。発火したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き起こす。
静電気による引火を防止するために、燃料を補給する際には、燃料容器と機械を地面に直接置いて給油するようにし、トラックの荷台などでの給油は行わないようにする。
燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。
喫煙しながらや、周囲に火気がある状態で燃料を取り扱わない。
燃料は安全で汚れのない認可された容器に入れ、子供の手の届かない場所で保管する。
燃料を飲み込むと非常に危険で生命に関わる。また気化した燃料に長期間ふれると身体に重篤な症状や疾病を引き起こす。
ガソリン蒸気を長時間吸わないようにする。
ノズルや燃料タンクの注入口には手や顔を近づけないこと。
目や皮膚に燃料が付着しないようにすること。
作業にふさわしい服装をする;安全めがね、すべりにくく安全な靴、聴覚保護具を着用してください。長い髪は束ねてください。装飾品は身に着けないでください。
疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を摂取した時は運転しないでください。
ブレードは大変鋭利です;ブレードに触れると大けがをする危険があります。エンジンを停止させたら、すべての部分が完全に停止するまで運転位置を離れないでください。
オペレータハンドルから手を離すと、エンジンが停止し、ブレードが 3 秒以内に停止するのが正常です。もし正しく停止しない場合には、直ちに機械の使用を停止し、代理店にご連絡ください。
機械の運転は十分な視界の確保ができる適切な天候条件のもとで行ってください。落雷の危険がある時には運転しないでください。
また、ぬれた芝生や落ち葉の上はスリップしやすく、運転中に転んでブレードに触れると大けがをする危険もあります。可能であれば、ぬれた芝の刈り込みは避けてください。
見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの障害物の近くや視界のきかない場所では安全に特に注意してください。
隠れた穴、わだち、盛り上がり、岩などの見えない障害物に注意しましょう。不整地ではスリップ事故や転倒事故を起こしやすくなります。
異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じたときには運転を停止してよく点検してください。異常を発見したら、作業を再開する前にすべて修理してください。
運転位置を離れる前に、エンジンを止め、可動部が完全に停止したのを確認してください。
エンジン停止直後は、マフラーが高温高圧状態となっていて触れると火傷を負う危険性があります。高温のマフラーに触れないように注意してください。
弊社(Toro® カンパニー)が認めた以外のアクセサリやアタッチメントを使用しないでください。
勾配が 45°を超える場所でエンジンを使用すると、潤滑不十分によってエンジンに大きな損傷が発生します。具体的には、バルブの固着、ピストンの固着、クランクベアリングの焼損などが起こります。
斜面で使用する場合には、あらかじめその斜面の角度を確認しておくようにしてください。
この製品の 4 サイクルホンダエンジンは、45度以上倒した状態で使用しないでください。
ぬれた芝の上での使用は避けてください。足元が不十分な場所ではスリップや転倒を起こしやすくなります。
段差や溝、大きく盛り上がった場所の近くなどでは十分に注意して作業してください。
使用時は、常時両手でハンドルを握ってください。
急斜面の上から刈り込むためにリーチを長くしたい時は、必ず所定の延長ハンドルバーを使ってください。
火災防止のため、機械に刈りかすなどが溜まらないようにしてください。オイルや燃料がこぼれた場合はふき取ってください。
閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジンが十分冷えていることを確認してください。
ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火や火花を発するものがある近くでは、絶対に機械や燃料容器を保管・格納しないでください。
トラックなどへの機械の積み下ろしは十分注意して行ってください。
機体を確実に固定してください。
エンジンを使ってマシンを持ち上げると大けがをする危険がありますか。
整備などの前には、必ず点火プラグコードを外してください。
整備を行う時は必ず手袋と保護めがねを着用してください。
ブレードは大変鋭利です;ブレードに触れると大けがをする危険があります。ブレードの整備を行う場合には手袋をはめる。
絶対に安全装置にいたずらをしないでください。安全装置が適切に作動するかを定期的に点検してください。
機体を傾けると燃料が漏れ出す可能性がある。燃料は非常に引火・爆発しやすく、人身事故の原因となりうる。燃料を吸い出さないでください。ポンプで抜きとるかタンクが空になるまで運転してください。
Important: 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。
フレームにブッシュ(2枚)を挿入する。
ブッシュの間に下ハンドルを入れ、ハンドルバーボルト(1本)、ワッシャ(2枚)、ナット(1個)で固定する。
Note: キックストップアセンブリを右側にして、ブッシュの間に下ハンドルを入れる。
反対側についても同じ作業をする。
上下のハンドルの穴を揃える。
上下のハンドルに U ボルトを通し、ワッシャとノブでこのU ボルトを固定する。
ハンドルバーの外側にスロットル・アセンブリを取り付け、ナットと皿ねじで固定する。
Important: エンジンにはオイルが入っておりません。エンジンを始動する前に、エンジンオイルを入れてください。
エンジンオイルの最大量: 0.59 リットル;タイプ;マルチグレードミネラル 10W-30オイル(全米石油製品規格(API規格)SF, SG, SH, SJ, SL またはそれ以上)。
平らな場所に駐車する。
ディップスティックを外す(図 7)。
ゆっくりと 補給穴からオイルを入れ、3分間待ってからきれいに拭いたディップスティックを差し込み、但しねじ込まないようにして穴の奥まで入れる(図 8)。
Note: ディップスティックで量を確認しながら 図 7 に示される適正量までオイルを入れる。オイルを入れすぎてしまった場合には、エンジンオイルの交換の項に従って余分なオイルを抜き取ってください。
ディップスティックを元通りに取り付け手で十分に締め付ける。
Important: 初回のオイル交換は運転開始後 5 時間で;その後は、1 年ごとにオイル交換を行ってください。エンジンオイルの交換を参照。
モデル | 刈り幅 | 製品の幅 |
02610 | 46.5cm | 57.5cm |
02611 | 53.5cm | 63.5cm |
機械の性能を最も良く発揮させるために、オクタン価87以上の、きれいで新しい無鉛ガソリンを使ってください(オクタン価評価法は(R+M)/2 を採用)。
エタノール添加ガソリン(10% まで)、MTBE 添加ガソリン(15% まで)を使用することが可能です。
但し、エタノール含有率が体積で10%を超える物(E15 E85 ガソリンなど)は使用しないでください。これらの燃料を使用した場合には性能が十分に発揮されず、エンジンに損傷が発生する恐れがあり、仮にそのようなトラブルが発生しても製品保証の対象とはなりません。
メタノールを含有するガソリンは使用できません。
燃料タンクや保管容器でガソリンを冬越しさせないでください。 冬越しさせる場合には必ずスタビライザ(品質安定剤)を添加してください。
ガソリンにオイルを混合しないでください。
燃料タンクに、信頼できる業者から仕入れた品質の確かなレギュラーガソリンを入れてください。(図 11)。
Important: 始動性を高めるために、燃料スタビライザ(品質安定剤)の使用をお奨めします(購入後30日以内のガソリンに対して使用してください)。
さらに詳しい情報については、エンジンマニュアル をご覧ください。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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平らな場所に駐車する。
ディップスティックを抜き、ウェスで一度きれいに拭く。
オイル穴にディップスティックを差し込むが ねじ込まないで 差し込むだけにする。
ディップスティックを抜きとって、オイルの量を点検する。
オイルの量の確認方法は 図 12を参照。
オイルの量が不足している場合には、ゆっくりと 補給穴からオイルを入れ、3分間待ってからきれいに拭いたディップスティックを差し込み、但しねじ込まないようにして穴の奥まで入れる。
Note: エンジンオイルの最大量: 0.59 リットル;マルチグレードミネラル 10W-30オイル(全米石油製品規格(API規格)SF, SG, SH, SJ, SL またはそれ以上)。
Note: ディップスティックで量を確認しながら 図 12 に示される適正量までオイルを入れる。オイルを入れすぎてしまった場合には、エンジンオイルの交換の項に従って余分なオイルを抜き取ってください。
ディップスティックを元通りに取り付け手で十分に締め付ける。
Important: 初回のオイル交換は運転開始後 5 時間で;その後は、1 年ごとにオイル交換を行ってください。エンジンオイルの交換を参照。
刈高を調整中に刈り込みブレードが作動すると、大けがを負う危険がある。
エンジンを止め、各部が完全に停止するのを待つ。
カッティングユニットの取り扱いは手袋をはめて行う。
エンジン停止直後は、マフラーが高温高圧状態となっていて触れると火傷を負う危険性がある。高温のマフラーに触れないように注意すること。
希望の刈高に調整する。
燃料スイッチを OFF 位置にする。
点火コードを取り外す。
ディップスティック側が下になるようにして機体を傾ける。
保護用のグローブをはめた手で、ブレードボルトとカッティングユニットを外す。
スペーサの位置を変えて、希望の刈高にし、カッティングユニットを図 13のように取り付ける。
Note: 大きいスペーサは、必ずインペラのすぐ下に取り付けてください。
トルクレンチを使って、ブレードを25 N·m(2.5 kg.m = 18 ft-lb)。
スロットルコントロールをチョーク位置にセットし、燃料スイッチを ON 位置にする。
運転時には、このバーをハンドルに押し付けておく必要があります。
片足をデッキに載せ、機体を自分側に引き寄せる(図 16)。
スタータのハンドルを引く。
Note: 数回試みてもエンジンを始動できない場合には、代理店に連絡してください。
チョークは、スロットル・アセンブリを使って調整できます(図 17)。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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エンジンを停止するには、オペレータプレゼンスコントロールから手を離します(図 18)。
Important: オペレータプレゼンスコントロールから手を離離すと、エンジンと刈り込みブレードの両方が 3 秒以内に停止するのが正常です。もし正しく停止しない場合には、直ちに機械の使用を停止し、代理店にご連絡ください。
トレーラやトラックへの積み降ろしする際には安全に十分注意してください。
荷台に載せたら、ストラップ、チェーン、ケーブル、ロープなどで機体を確実に固定してください。機体の前後に取り付けた固定ロープは、どちらも、機体を外側に引っ張るように配置してください。
これから機械で作業する場所をよく確認し、機械に巻き込まれそうなものはすべて取り除きましょう。
刈り込み中にブレードを硬いものに当てないように注意してください。障害物があるとわかっている場所は絶対に刈り込まないでください。
機械が何かにぶつかったり、異常な振動を始めたら直ちにエンジンを停止させ、点火プラグのコードをはずし、機械が破損していないか点検してください。
シーズンの始めにブレードを新しいものに交換することをお奨めします。
また、ブレードは必要に応じて交換し、その際はToroの純正部品をご使用ください。
一度に刈り込む量は草丈のおよそ 1/3 程度までとしましょう。芝草がまばらにしか生えていない時や、成長が遅い時期(晩秋)以外は、モデル 02610 では刈高を 34mm 以上で、モデル 02611 では 32mm 以上で使用するのが良いでしょう。刈高を調整するを参照。
草丈が 15cm を超える場所の刈り込みはお奨めできません。草丈が高すぎるとブレードに絡みついてエンジンが停止する場合があります。
ぬれた芝草やぬれた落ち葉は、あちらこちらにへばりつきやすく、刈り込みユニットに詰まってエンジンを停止させがちです。芝生が乾いているとき以外は、できるだけ刈り込みを控えましょう。
また、ぬれた芝生や落ち葉の上はスリップしやすく、運転中に転んでブレードに触れると大けがをする危険もあります。芝生が乾いているとき以外は、できるだけ刈り込みを控えましょう。
非常に乾燥した日には火災が起きやすくなります。気象警報などに注意し、機械の周囲に乾いた草や葉を放置しないように注意してください。
刈り上がりに満足できない場合には、以下の1つまたはそれ以上をお試しください:
ブレードを交換するかブレードの研磨を行う。
刈り込み時の歩く速度を遅くする。
刈り込みデッキの刈高設定を高くする。
刈り込み頻度を増やす。
刈り幅をすこしダブらせるようにしながら刈り込む。
一度刈り込みをした後、芝生の半分程度が落ち葉の上から透けて見える程度になっていることを確認してください。落ち葉の場合には、一回では完全に刈り込めない場合があります。
草丈が 15cm を超える場所の刈り込みはお奨めできません。草の密度が高すぎると詰まりを起こしてエンジンが停止する場合があります。
落ち葉を十分に細かく切断できない場合には、歩く速度を落としてください。
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 5 時間 |
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使用するごとまたは毎日 |
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使用後毎回 |
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100運転時間ごと |
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長期保管前 |
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1年ごと |
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機体を傾けると燃料が漏れ出す可能性があります。燃料は非常に引火・爆発しやすく、人身事故の原因となりうる。
燃料タンクが空になるまで運転するか、ポンプを使ってタンクから燃料を抜く;サイホンでくみ出さないこと。
エンジンを止め、各部が完全に停止するのを待つ。
整備などの前には、必ず点火プラグコードを外す(図 19)。
Important: 機体を傾けるときには、必ずディップスティックが下になるように横に傾けてください。反対側に傾けると、バルブ内部にオイルが入って、オイルが抜けるまで最低30分間が必要となります。
整備作業が終了したら、点火プラグコードを元通りに取り付ける。
整備間隔 | 整備手順 |
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1年ごと |
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エアクリーナカバーの上部についているラッチのタブを押す(図 20)。
カバーを開く。
フィルタを外す(図 20)。
フィルタを点検し、破損していたり汚れがひどい場合は廃棄する。
ペーパーエアフィルタを点検する。
フィルタが破損している場合や、オイルや燃料でぬれている場合は交換する。
フィルタが単に汚れているだけの場合は、硬い表面に打ちつけるようにしてほこりを叩き落すか、圧縮空気(207 kPa = 2.1 kg/cm2)でエンジン側から吹いて清掃する。
Note: ブラシでほこりを落とさないでください;フィルタ繊維の中にほこりが詰まってしまいます。
エアクリーナボディとカバーについている汚れはぬれたウェスで取り除く。
Important: エアダクトの中にほこりを落としてしまわないようにすること。
フィルタをエアクリーナボディーに取り付ける。
カバーを取り付ける。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 5 時間 |
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1年ごと |
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エンジンを始動し、数分間回転させて内部のオイルを温める。
Note: オイルを温めると汚れがよく落ちます。
燃料タンク内部に燃料が残っていない、あるいはほとんど残っていないこと(機体を倒しても燃料が漏れる心配がないこと)を確認する。
点火コードを取り外す。整備作業にかかる前にを参照。
ディップスティックを外す。
ディップスティックが下になるように機体を横倒しにして、エンジンオイル補給口からエンジンオイルを抜く。
オイルが抜けたら機体を元通りに立てる。
ゆっくりと 補給穴からオイルを入れ、3分間待ってからきれいに拭いたディップスティックを差し込み、但しねじ込まないようにして穴の奥まで入れる。
Note: エンジンオイルの最大量: 0.59 リットル;タイプ;マルチグレードミネラル 10W-30オイル(全米石油製品規格(API規格)SF, SG, SH, SJ, SL またはそれ以上)。
Note: ディップスティックで量を確認しながら 図 21 に示される適正量までオイルを入れる。オイルを入れすぎてしまった場合には、5の項に従って余分なオイルを抜き取ってください。
ディップスティックを元通りに取り付け手で十分に締め付ける。
廃油は地域のリサイクルセンターに持ち込むなど適切な方法で処分する。
整備間隔 | 整備手順 |
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100運転時間ごと |
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点火プラグは Champion RN9YC 又は同等品を使用します。
エンジンを止め、各部が完全に停止するのを待ちましょう。
点火コードを取り外す。
点火プラグの周囲をきれいにする。
シリンダヘッドから点火プラグを外す。
Important: 汚れその他の不具合のある点火プラグは交換してください。電極部を磨かないでください。細かいかけらなどがエンジン内部に落ち込んでエンジンを破損させる恐れがあります。
図 22に示すように、電極間のすき間を 0.76mm に調整する。
プラグとガスケットシールを取り付ける。
プラグを 20N·m(2kg.m = 15ft-lb)にトルク締めする。
点火コードを接続する。
整備間隔 | 整備手順 |
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1年ごと |
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Important: ブレードを適切に取り付けるにはトルクレンチが必要です。トルクレンチをお持ちでない場合や、この整備に不安がある場合には、弊社の正規サービスディーラにご相談ください。
燃料が無くなったら、そのたびにブレードを点検してください。ブレードに破損や割れを発見した場合には直ちに交換してください。刃先が鈍くなっていたり、曲がったりsにている場合には、研磨または交換してください。
ブレードは大変鋭利である;ブレードに触れると大けがをする危険がある。
点火コードを取り外す。
ブレードの整備を行う場合には手袋をはめる。
点火プラグのコードを外す。整備作業にかかる前にを参照。
機体を傾けるときには、ディップスティック側が下になるように傾ける。
角材などを使ってブレードをしっかり保持する。
ブレードを取り外す(ブレードボルトを左に回す);外したボルト類はすべて保管する。
新しいブレードを取りつける(ブレードボルトを右に回す);先ほど外したボルト類を使用する。
Important: ブレードの立っている側(セール部)がハウジングを向くのが正しい取り付け方です。
トルクレンチを使って、ブレードを25 N·m(2.5 kgm = 18 ft-lb)。
Important: 25 N·m(2.5 kgm)までのトルク締めは非常に強い力を必要とする。ブレードを角材などでしっかり保持し、トルクレンチに自分の体重をしっかり掛けてボルトを確実に締め付けること。このボルトは相当に強く締め付けても、締め付けすぎになることはまずない。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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使用後毎回 |
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機体のハウジングの下側には刈かすなどがこびりつきます。
保護メガネ等着用のこと。
正規の運転位置であるハンドルの後ろに立つこと。
近くに人を寄せないこと。
ディップスティック側が下になるようにして機体を傾ける。
ブラシまたは圧縮空気で、排気ガード、上部カウル、デッキ周囲部分についているよごれを取り除く。
保管は、汚れていない乾燥した場所で行う。
気化した燃料は爆発しやすい。
燃料は30日間以上保存しない。
裸火の近くで機械を保管しない。
保管前にエンジンが十分に冷えていることを確認する。
シーズン最後の燃料補給の時に、燃料スタビライザ(品質保持剤;エンジンメーカーが推奨するもの)を添加しておく。
エンジンを始動し、燃料切れで自然に停止するまで放置する。
プライミングしてさらにエンジンを始動する。
エンジンが再度始動したら自然停止まで運転する。プライミングしてもエンジンを始動できなくなれば内部のガソリンが完全になくなったとみなしてよい。
点火コードを取り外す。
点火プラグを外し、30cc のエンジンオイルを、プラグの取り付け穴から流し込み、スタータロープをゆっくりと数回引いて、エンジンオイルをシリンダ内部全体にゆきわたらせ、保管期間中の防錆とする。
点火プラグを取り付け、 20N·m(2kg.m = 15ft-lb)にトルク締めする。
機体各部のゆるみを点検し、必要な締め付けや交換、修理を行う。
Problem | Possible Cause | Corrective Action |
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始動できない. |
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エンジンが掛かりにくい、または力がない。. |
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エンジンの回転が一定でない. |
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機体またはエンジンの振動が大きい。 |
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刈り込みパターンが均一でない. |
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