整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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この機械は回転刃を使用するリール式乗用芝刈り機であり、そのような業務に従事するプロのオペレータが運転操作することを前提として製造されています。この製品は、集約的で高度な管理を受けているゴルフ場やスポーツフィールドの芝生、あるいは商用目的で使用される芝生に対する刈り込み管理を行うことを主たる目的として製造されております。本機は、雑草地や道路わきの草刈り、農業用地における刈り取りなどを目的とした機械ではありません。
この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に使用するのはお客様の責任です。
弊社のウェブサイト www.Toro.com で製品やアクセサリ情報の閲覧、代理店についての情報閲覧、お買い上げ製品の登録などを行っていただくことができます。
整備について、また純正部品についてなど、分からないことはお気軽に弊社代理店またはカスタマーサービスにおたずねください。お問い合わせの際には、必ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせください。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメモしておきましょう。
この説明書では、危険についての注意を促すための警告記号 (図 2) を使用しております。これらは死亡事故を含む重大な人身事故を防止するための注意ですから、必ずお守りください。
この他に2つの言葉で注意を促しています。重要 は製品の構造などについての注意点を、注はその他の注意点を表しています。
この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳細については、DOC シート(規格適合証明書)をご覧ください。
カリフォルニア州
第65号決議による警告
カリフォルニア州では、ディーゼルエンジンの排気には発癌性や先天性異常などの原因となる物質が含まれているとされております。
カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこの機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレスタが装着されていること、エンジンに対して森林等の火災防止措置をほどこされていることが義務づけられており、これを満たさない機械は、第4442章または4443章違犯となります。
この機械は、後輪にバラスト 18kg と、後キャスタに所定のウェイトキットを取り付けることにより EN ISO 5395:2013 および ANSI B71.4-2012 規格に適合いたします。また、ガードキットを取り付けることにより EN ISO 5395:2013 規格に適合となります。と使用の地域で要求される規格については「組み立て」の項をご覧ください。
Note: ANSI規格に適合していない他社のアタッチメントなどを取り付けて使用すると、製品全体として規格不適合になりますからご注意ください。
不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身事故につながります。事故を防止するため、以下に示す安全上の注意や安全注意標識(図 2)のついている遵守事項は必ずお守りください 「注意」、「警告」、および「危険」 の記号は、人身の安全に関わる注意事項を示しています。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生することがあります。
このオペレーターズマニュアルや関連する機器のマニュアルをよくお読みください。各部の操作方法や本機の正しい使用方法に十分慣れておきましょう。
オペレータが日本語を読めない場合には、オーナー の責任において、このオペレーターズマニュアル の内容を十分に説明してください。
子供や正しい運転知識のない方には機械の操作や整備をさせないでください。地域によっては機械のオペレータに年齢制限を設けていることがありますのでご注意ください。
周囲にペットや人、特に子供がいる所では絶対に作業をしないでください。
人身事故や器物損壊などについてはオペレータやユーザーが責任を負うものであることを忘れないでください。
人を乗せないでください。
本機を運転する人、整備する人すべてに適切なトレーニングを行ってください。トレーニングはオーナーの責任です。特に以下の点についての十分な指導が必要です:
乗用芝刈り機を取り扱う上での基本的な注意点と注意の集中;
斜面で機体が滑り始めるとブレーキで制御することは非常に難しくなること。斜面で制御不能となるおもな原因は:
タイヤグリップの不足;
速度の出しすぎ;
ブレーキの不足;
機種選定の不適当;
地表条件、特に傾斜角度を正しく把握していなかった。
オーナーやユーザーは自分自身や他人の安全に責任があり、オーナーやユーザーの注意によって様々な事故を防止することができます。
作業には必ず頑丈で滑りにくい靴、長ズボン、安全めがね、および聴覚保護具を着用してください。長い髪、だぶついた衣服、装飾品などは可動部に巻き込まれる危険があります。
機械にはね飛ばされて危険なものが落ちていないか、作業場所をよく確認しましょう。
マフラーが破損したら必ず交換してください。
作業場所を良く観察し、安全かつ適切に作業するにはどのようなアクセサリやアタッチメントが必要かを判断してください。メーカーが認めた以外のアクセサリやアタッチメントを使用しないでください。
オペレータコントロールやインタロックスイッチなどの安全装置が正しく機能しているか、また安全カバーなどが外れたり壊れたりしていないか点検してください。これらが正しく機能しない時には機械を使用しないでください。
有毒な一酸化炭素ガスなどを含むエンジン排気が溜まるような閉め切った場所ではエンジンを運転しないでください。
作業は日中または十分な照明のもとで行ってください。
エンジンを掛ける前には、アタッチメントのクラッチをすべて外し、ギアシフトをニュートラルにし、駐車ブレーキを掛けてください。
「安全な斜面」はあり得ません。芝生の斜面での作業には特に注意が必要です。転倒を防ぐため:
斜面では急停止・急発進しない。
斜面の走行や小さな旋回は低速で。
隆起や穴、隠れた障害物がないか常に注意すること。
斜面を横切りながらの作業は、そのような作業のために設計された芝刈機以外では絶対行わないこと。
隠れて見えない穴や障害物に常に警戒を怠らないようにしましょう。
道路付近で作業するときや道路を横断するときは通行に注意しましょう。
移動走行を行うときはリールの回転を止めてください。
アタッチメントを使用するときは、排出方向に気を付け、人に向けないようにしてください。また作業中は機械に人を近づけないでください。
ガードが破損したり、正しく取り付けられていない状態のままで運転しないでください。インタロック装置は絶対に取り外さないこと、また、正しく調整してお使いください。
エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回転数を上げすぎたりしないでください。規定以上の速度でエンジンを運転すると人身事故が起こる恐れが大きくなります。
運転位置を離れる前に:
平坦な場所に停止する;
PTOの接続を解除し、アタッチメントを下降させる;
ギアシフトをニュートラルに入れ、駐車ブレーキを掛ける;
エンジンを止め、キーを抜き取る。
移動走行中や作業を休んでいるときはアタッチメントの駆動を止めてください。
次の場合は、アタッチメントの駆動を止め、エンジンを止めてください:
燃料を補給するとき
集草袋や集草バスケットを取り外すとき
刈り高を変更するとき。ただし運転位置から遠隔操作で刈り高を変更できる時にはこの限りでありません。
詰まりを取り除くとき;
機械の点検・清掃・整備作業などを行うとき;
異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じたとき。機械に損傷がないか点検し、必要があれば修理を行ってください。点検修理が終わるまでは作業を再開しないでください。
エンジンを停止する時にはスロットルを下げておいて下さい。また、燃料バルブの付いている機種では燃料バルブを閉じてください。
カッティングユニットに手足を近づけないでください。
バックするときには、足元と後方の安全に十分な注意を払ってください。
旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、減速し周囲に十分な注意を払ってください。刈り込み中以外はリールの回転を止めておいてください。
アルコールや薬物を摂取した状態での運転は避けてください。
機械が落雷を受けると最悪の場合死亡事故となります。稲光が見えたり雷が聞こえるような場合には機械を運転しないで安全な場所に避難してください。
トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときには安全に十分注意してください。
見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの障害物の近くでは安全に十分注意してください。
ROPS(横転保護バー)は効果の高い重要な安全装置です。運転する時は常にROPSを完全に立てた状態にし、必ずシートベルトと共にお使いください。
どうしても必要な場合以外にはROPSを降ろさないでください。ROPSを降ろした状態ではシートベルトを使用しないでください。
ROPS を折りたたんでしまうと、転倒時に安全保護ができなくなることを十分認識してください。
緊急時にはシートベルトを迅速に外せるよう、練習しておいてください。
作業場所を必ず事前に確認してください。法面、段差、水などがある現場では、必ずROPSを立てて運転してください。
頭上の安全(木の枝、門、電線など)に注意し、これらに機械や頭をぶつけないように注意してください。
ROPS自体に損傷がないか、また、取り付け金具がゆるんでいないか、定期的に十分に点検を行い、万一の際に確実に役立つようにしておいてください。
ROPS が破損した場合には修理せず、必ず新品に交換してください。
ROPSを外さないでください。
メーカーの許可なくROPSを改造することを禁じます。
人身事故や物損事故を防止するために、ガソリンの取り扱いには細心の注意を払ってください。ガソリンは極めて引火しやすく、またその気化ガスは爆発性があります。
燃料取り扱い前に、引火の原因になり得るタバコ、パイプなど、すべての火気を始末してください。
燃料の保管は必ず認可された容器で行ってください。
エンジン回転中やエンジンが熱い間に燃料タンクのふたを開けたり給油しないでください。
給油はエンジンの温度が下がってから行いましょう。
屋内では絶対に給油しないでください。
ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火や火花を発するものがある近くでは、絶対に機械や燃料容器を保管・格納しないでください。
トラックの荷台に敷いたカーペットやプラスチックマットなど絶縁体の上で燃料の給油をしないでください。ガソリン容器は車から十分に離し、地面に直接置いて給油してください。
給油は、機械をトラックやトレーラから地面に降ろし、機体を接地させた状態で行ってください。機械を車両に搭載したままで給油を行わなければいけない場合には、大型タンクのノズルからでなく、小型の容器から給油してください。
給油は、給油ノズルを燃料タンクの口に接触させた状態を維持して行ってください。
ノズルを開いたままにする器具などを使わないでください。
もし燃料を衣服にこぼしてしまった場合には、直ちに着替えてください。
絶対にタンクから燃料をあふれさせないでください。給油後は燃料タンクキャップをしっかりと締めてください。
常に機械全体の安全を心掛け、また、ボルト、ナット、ねじ類が十分に締まっているかを確認してください。
火花や裸火を使用する屋内で本機を保管する場合は、必ず燃料タンクを空にし、火元から十分離してください。
閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジンが十分冷えていることを確認してください。
火災防止のため、エンジンやマフラー(消音器)、バッテリーの周囲に、余分なグリス、草や木の葉、ほこりなどが溜まらないようご注意ください。
磨耗したり破損したりしている部品は安全のために交換してください。
グラスキャッチャーは傷や破損が出やすいので、こまめに点検してください。
各部品、特に油圧関連部が良好な状態にあるか点検を怠らないでください。消耗したり破損した部品やステッカーは安全のため早期に交換してください。
燃料タンクの清掃などが必要になった場合は屋外で作業を行ってください。
機械の調整中に指などを挟まれないように十分注意してください。
複数のリールを持つ機械では、1つのリールを回転させると他のリールも回転する場合がありますから注意してください。
整備・調整作業の前には、必ず機械を停止し、カッティングユニットを下げ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、イグニッションキーを抜いてください。また、必ず機械各部の動きが完全に停止したのを確認してから作業に掛かってください。
火災防止のため、カッティングユニットや駆動部、マフラーの周囲に、草や木の葉、ホコリなどが溜まらないようご注意ください。オイルや燃料がこぼれた場合はふきとってください。
必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体を確実に支えてください。
機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛かっている場合があります。取り外しには十分注意してください。
修理作業に掛かる前にバッテリーの接続を外してください。バッテリーの接続を外すときにはマイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブルを外してください。取り付けるときにはプラスケーブルから接続します。
リールの点検を行うときには安全に十分注意してください。ブレードを取り扱う時には必ず手袋を着用したり布で包むなどして、安全に十分注意してください。
可動部に手足を近づけないよう注意してください。エンジンを駆動させたままで調整を行うのは可能な限り避けてください。
バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜いておいてください。また、安全な服装を心がけ、工具は確実に絶縁されたものを使ってください。
トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときには安全に十分注意してください。
積み込みには、機体と同じ幅のある歩み板を使用してください。
荷台に載せたら、ストラップ、チェーン、ケーブル、ロープなどで機体を確実に固定してください。機体の前後に取り付けた固定ロープは、どちらも、機体を外側に引っ張るように配置してください。
以下の注意事項は上記の規格には含まれていませんが、トロの芝刈り機を初めとする製品を安全に使用していただくために必ずお守りいただきたい事項です。
この機械は手足を切断したり物をはね飛ばしたりする能力があります。重傷事故や死亡事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守してください。
この機械は本来の目的から外れた使用をするとユーザーや周囲の人間に危険な場合があります。
エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。
作業には必ず、すべりにくい頑丈な靴をはいてください。サンダルやテニスシューズ、スニーカーでの作業は避けてください。安全靴と長ズボンの着用をおすすめします。地域によってはこれらの着用が義務付けられていますのでご注意ください。
斜面での運転操作に十分に慣れていることが必要です。斜面や不整地は転倒などの重大な事故の置きやすい場所であり、注意の不足から車両を制御できなくなると大変危険です。
燃料の取り扱いには十分注意してください。こぼれた燃料はふき取ってください。
インタロックスイッチは使用前に必ず点検してください。スイッチの故障を発見したら必ず修理してから使用してください。
エンジンを始動しようとする時は必ず着席し、昇降ペダルを十分に踏み込んでから足をはなしてカッティングユニットを確実に OFF 状態にしてください。また、走行システムがニュートラルになっていること、駐車ブレーキが掛かっていることを確認してください。
運転には十分な注意が必要です。転倒や暴走事故を防止するために以下の点にご注意ください:
サンドトラップや溝・小川などに近づかないこと。
急旋回時や斜面での旋回時は必ず減速してください。急停止や急発進をしないこと。
道路付近で作業するときや道路を横断するときは周囲の交通に注意する。常に道を譲る心掛けを。
下り坂ではブレーキを併用して十分に減速し、確実な車両制御を行うこと。
作業中の安全を確保するため、カッティングユニットやサッチャーには、必ず集草バスケットを取り付けてください。また、溜まった刈りかすを捨てる時は必ずエンジンを停止させてください。
移動走行時にはカッティングユニットを上昇させてください。
エンジン回転中や停止直後は、エンジン本体、マフラー、排気管などに触れると火傷の危険がありますから手を触れないでください。
運転席を離れる前に、機能コントロールレバー(ジョイスティック)をニュートラル(N)に戻し、カッティングユニットを降下させ、リールの回転が完全に停止するのを確認してください。駐車ブレーキを掛ける。 エンジンを止め、キーを抜き取る。
斜面の横切り運転は十分注意してください。また、上り斜面や下り斜面で急発進や急停止をしないでください。
斜面での運転に習熟してください。斜面や不整地は転倒などの重大な事故の置きやすい場所であり、注意の不足から車両を制御できなくなると大変危険です。
斜面でエンストしたり、坂を登りきれなくなったりした時は、絶対にUターンしないでください。必ずバックで、ゆっくりと下がって下さい。
人や動物が突然目の前に現れたら、直ちにリール停止。注意力の分散、アップダウン、カッティングユニットから飛びだす異物など思わぬ危険があります。周囲に人がいなくなるまでは作業を再開しないでください。
ROPS(横転保護バー)のついている機械を運転するときは、必ずシートベルトを着用し、またROPSは絶対に取り外さないでください。
運転席を離れる前に、必ずモードレバーをニュートラル(N)にし、カッティングユニットを上昇させ、リールが完全に停止したのを確認してください。駐車ブレーキを掛ける。 エンジンを止め、キーを抜き取る。
マシンから離れる時には、必ず、カッティングユニットを完全に上昇させ、リールの停止を確認し、キーを抜き取り、駐車ブレーキを掛けてください。
油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検してください。油圧を掛ける前に、油圧ラインの接続やホースの状態を確認してください。
油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が高圧で噴出していますから、手などを近づけないでください。リークの点検には新聞紙やボール紙を使い、絶対に手を直接差し入れたりしないでください。高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重大な損傷を引き起こします。
油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジンを停止し、カッティングユニットを下降させてシステム内部の圧力を完全に解放してください。
燃料ラインにゆるみや磨耗がないか定期的に点検してください。必要に応じて締め付けや修理交換してください。
エンジンを回転させながら調整を行わなければならない時は、手足や頭や衣服をカッティングユニットや可動部に近づけないように十分ご注意ください。特にエンジン側面の回転スクリーンに注意してください。無用の人間を近づけないようにしてください。
Toro正規代理店でタコメータによるエンジン回転数検査を受け、安全性と精度を確認しておきましょう。この機械の最大エンジン速度は2,760 rpmです。
オイルの点検や補充は、必ずエンジンを停止した状態で行ってください。
大がかりな修理が必要になった時、補助が必要な時は、Toro 正規代理店にご相談ください。
いつも最高の性能と安全性を維持するために、必ずToroの純正部品をご使用ください。他社の部品やアクセサリを御使用になると危険な場合があり、製品保証を受けられなくなる場合がありますのでおやめください。
この機械は、音力レベルが 100 dBA であることが確認されています; ただしこの数値には不確定値(K)1 dBA が含まれています。
音力レベルの確認は、ISO 11094 に定める手順に則って実施されています。
この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レベルが 84 dBA であることが確認されています。ただしこの数値には不確定値(K)1 dBA が含まれています。
音圧レベルの確認は、EN ISO 規則 5395:2013 に定める手順に則って実施されています。
腕および手
右手の振動レベルの実測値 = 0.41 m/s2
左手の振動レベルの実測値 = 0.36 m/s2
不確定値(K) = 0.2 m/s2
実測は、EN ISO 5395:2013 に定められた手順に則って実施されています。
全身
振動レベルの実測値 = 0.25 m/s2
不確定値(K) = 0.12 m/s2
実測は、EN ISO 5395:2013 に定められた手順に則って実施されています。
危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 |
Note: グリーンズマスター 3250-D にカッティングユニットの取り付けに必要な部品はカッティングユニットに付属しています。
この作業に必要なパーツ
運転席 | 1 |
ナット(5/16 インチ) | 4 |
Note: 運転席を前方の取り付け穴に取り付けると、さらに 7.6cm 前方向に調整ができます;後方の取り付け穴に取り付けると、さらに 7.6cm の後方まで調整ができます。
シートスライドを出荷用のベースストラップに固定しているロックナットを取り外す。取り外したロックナットは廃棄する。
シートスイッチにワイヤハーネスを接続する。
付属部品に入っているロックナット(5/16 インチ)を使って、シートスライドをシートサポートに固定する(図 3)。
バッテリーに補給する電解液は必ず比重 1.265 のものを使用してください。
バッテリーリテーナのボルトをゆるめ、リテーナをバッテリーから外し、バッテリーを取り出す。
Important: 機体にバッテリーを載せたままで電解液を入れないでください。電解液がこぼれた場合、機体が激しく腐食します。
バッテリーの上部をきれいに拭い、キャップを取り外す (図 4)。
各セルの電極板が液面下 6mm程度に水没するまで、電解液を慎重に入れる(図 5)。
電極板が液を吸収するまで20~30分間程度待つ。必要に応じて、電極板が 6mm程度水没するぐらいに電解液を補充する(図 5)。
充電中は爆発性のガスが発生する。
充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を近づけない。
充電器に接続し、充電電流を 2~4 A にセットする。液温 16°Cのときの電解液の比重が 1.250 になり、全部のセルから泡が十分に立つようになるまで、充電電流 4A で 2 時間程度、または充電電流 2A で 4 時間程度、充電を行う。
充電が終わったらチャージャをコンセントから抜き、バッテリー端子からはずす。
Note: 最初の充電以後は、バッテリー液が不足した場合には蒸留水以外補給しないでください。この機械に使用しているバッテリーはメンテナンスフリーですので、通常は水の補給もほとんど必要ありません。
端子を油圧タンクに向けてバッテリーを取り付ける。
バッテリーの電極部や端子などの部分には鉛や鉛含有物質が含まれており、カリフォルニア州では、これらの物質が癌や先天性異常の原因となるとされている。取り扱い後は手を洗うこと。
バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分が触れるとショートを起こして火花が発生する。それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。
バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、端子と金属部を接触させないように注意する。
バッテリーの端子と金属を接触させない。
スタータからの赤い(+)ケーブルを(+)端子に固定する(図 6)。レンチで締め付けて固定し、ワセリンを塗布する。運転席を一番後ろの位置にセットしたときでも運転席がケーブルに干渉しないことを確認する。干渉するとケーブルが破損する。
黒いケーブル(アース側)はバッテリーの(-)端子に固定する。レンチで締め付けて固定し、ワセリンを塗布する。
バッテリーケーブルの接続ルートが不適切であるとケーブルがショートを起こして火花が発生する。それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。
ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス(黒)ケーブルから取り外す。
ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス(赤)ケーブルから取り付け、それからマイナス(黒)ケーブルを取り付ける。
各端子に カバーをかぶせて終了。
バッテリーリテーナを元通りに取り付け、ボルトを締め付けて固定する。
タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。運転前に正しいレベルに下げてください。
タイヤ空気圧はターフのコンディションに合わせて適宜変えてください:適正範囲の最低値は 0,55 bar、最高値は 0,83 barです。
後輪の空気圧も適宜変えてください:最低値は0,55 bar、最高値は 1,03 barです。。
この作業に必要なパーツ
キャリアフレーム | 2 |
スペーサ | 2 |
ボルト(½ インチ x 3¼ インチ) | 2 |
ロックナット(½ インチ) | 2 |
各クレビスにキャリアフレームを取りつける;スペーサ、ボルト(½ x 3¼ インチ)、ロックナット(½ インチ)を使用する(図 8)。91~113N·m(9.3~11.3kg.m = 67~83ft-lb)にトルク締めする。
各キャリアフレームのブッシュに、No. 2 リチウム系汎用グリスを注入する。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットのキャリアフレームを床まで降下させる。
キャリアフレームのローラと行け万との間に13mmのすき間があることを確認する。
すき間の調整が必要な場合には、キャリアフレームのストップねじ(図 9)についているジャムナットをゆるめ、ストップねじの高さを変えてキャリアフレームの高さを調整する。ジャムナットを締めて調整を固定する。
注: 周囲温度が 20~49°C(70~120°F)になるような環境で使用する場合や、大きな負荷の掛かる使い方(フェアウェイ刈りに使用する、バーチカッターを取り付けて使用するなど)をする場合には、油圧オイルクーラキット(P/No. 104–7701)を取り付けてください。
この作業に必要なパーツ
オフセットリフトフック(取り付け手順についてはカッティングユニットのオペレーターズマニュアルを参照のこと) | 3 |
ねじ(カッティングユニットの付属品) | 6 |
ボルト(#10 x ⅝ インチ) | 1 |
ジャムナット(#10) | 1 |
カッティングユニット (別売品) | 3 |
ボールスタッド(カッティングユニットの付属品) | 6 |
集草バスケット | 3 |
Note: 研磨、刈高調整などを行うときには、リールモータをサポートチューブに入れておくとホースを保護することができます。
Important: リールモータをホルダー(フレーム)に入れたままでサスペンションを「移動走行」位置にしないでください。モータやホースが破損する恐れがあります。
カッティングユニットをカートンから取り出す。同梱のカッティングユニット用オペレーターズマニュアルに従って、希望の設定に組み立て、調整を行う。
カッティングユニットをプルフレームの下に引き入れ、吊り輪を昇降アームに引っかける。
ボールジョイントのレシーバのスリーブを後ろにずらし、レシーバをカッティングユニットのボールスタッドに嵌め合わせる(図 10)。
キャリアフレームに集草バスケットを取り付ける。
集草バスケットとリール刃との間のすきまが 2〜3mmになるように、プルリンクを調整する。集草バスケットのリップが、両側ともリールの刃から等距離となるように調整すること。
ソケットの口をボールスタッドに向けてソケットをボールジョイントに嵌め、ジャムナットを締めて固定する。
リールモータ取り付けボルトのねじの頭が、それぞれおよそ 13mm 突き出した状態になるようにすること(図 11)。
リールモータのシャフトのスプライン部にグリスを塗布する。モータを取り付け穴に正対させ、時計方向にひねってスタッドを一回かわし、モータを左にひねってフランジをスタッドに嵌め合わせ(図 11)、
取り付けボルトを締め付ける(図 11)。
移動走行時の高さを調べ(図 13と図 14)、必要に応じて調整する。
平らな場所に駐車する。
オフセット吊り下げフック(図 12、挿入図)のついているカッティングユニットでは、キャリアフレーム調整ねじの上端からキャリアフレームの背面までの距離が 25mm になっていることを確認する。距離が 25mm でない場合には手順 4 へ進む。
チェーンリンクまたはストレートリフトフック(図 13と図 14、挿入図)のついているカッティングユニットでは、キャリアフレーム調整ねじの上端からキャリアフレームの背面までの距離が 22mm になっていることを確認する。距離が 22mm でない場合には手順 4 へ進む。 オフセットリフトリンク(図 12)のついているカッティングユニットの場合は、次のステップに進む。
カッティングユニットを移動走行位置に上昇させる。
Important: リールモータをホルダー(フレーム)に入れたままでサスペンションを「移動走行」位置にしないでください。モータやホースが破損する恐れがあります。
各キャリアフレームが床面から同じ高さにあることを確認する。高さがそろっていれば、手順 8 へ進む。
キャリアフレームの高さが同じでない場合には、キャリアフレーム調整ねじについているジャムナットをゆるめる(図 12と図 13と図 14)。 高くするにはねじを外方向にまわし、低くするには内方向にまわす。調整ができたらジャムナットを締めて調整を固定する。
移動走行プレートがフレームにロックするまでプレートをまわす。ねじを締め付ける。
この作業に必要なパーツ
後ウェイトキット(P/N 100-6442;別途購入のこと) | 1 |
塩化カルシウム(別途調達のこと) | 18 kg |
後ウェイトキット(P/N 99-1645;別途購入のこと) | 1 |
この機械はANSI規格B71.4-2004および EN ISO 5395:2013 規格に適合する製品として製造されています(ただし後ウェイトキットP/N100-6442 および後輪に 18kg の塩化カルシウムバラストを充填することが条件です)。3 輪駆動キットを搭載している場合には、後ウェイトキット(P/N 99-1645)と、塩化カルシウムのバラスト(18kg)を搭載してください。
Important: 塩化カルシウムを搭載してターフで作業中に万一パンクした場合は、直ちにマシンをターフの外へ退避させてください。そして、ターフへの被害を防止するため、塩化カルシウム液がこぼれた場所に十分な散水を行ってください。
この作業に必要なパーツ
警告ステッカー 121-2641 | 1 |
本機を EU 諸国内で使用する場合には、警告ステッカー 121-2641 を、英語のステッカー 121-2640 の上から貼り付けてください。
この作業に必要なパーツ
CE ガードキット(P/N 04441;別途購入のこと) |
この機械は、CE ガードキットを取り付けることにより EN ISO 5395:2013 規格に適合します。
ブレーキペダル(図 15)は、自動車タイプのメカニカルドラムブレーキで各駆動輪に取り付けてあります。
ブレーキペダルを踏み込み、さらにこの小さなレバー(図 15)を踏むと、ロックして駐車ブレーキとなります。ペダルをもう一度踏み込むと解除します。本機を離れるときには必ず駐車ブレーキを掛けてください。
スロットルコントロール(図 17)はエンジンの回転速度(rpm)を制御するものです。スロットルコントロールを高速方向へ動かすとエンジンの速度が上がり、低速う方向に動かすとエンジンの速度が下がります。走行速度は以下の通りです:
刈り込み時前進速度: 3.2~8km/h
最大移動走行速度:14.1 km/h
後退速度:4.0 km/h
Note: スロットルでエンジンを停止させることはできません。
モードレバー(図 17)は、2種類の走行モード位置とニュートラル位置とがあります。走行中に「芝刈り走行」から「移動走行」へ、またその逆へ(ニュートラルで止めずに)切り替えることができます。マシンを損傷する心配はありません。
後ろ位置:ニュートラル及びバックラップ位置
真ん中位置:芝刈り位置
前位置:移動走行位置
アワーメータ(図 17)は、本機の積算運転時間を表示します。始動スイッチをON 位置にすると積算を開始します。
スイッチ(図 17)にキーを差し込んで右いっぱい(Start 位置)に回すとエンジンが始動します。エンジンが始動したらキーから手を放すと、キーは自動的にON位置に動きます。エンジンを停止させるには、キーを左に回してOFF位置にしてください。
レバー(図 17)を手前に倒してゆるめるとハンドルの高さ調整ができます。使いやすい位置に調整してください。レバーを前に倒すと調整が固定されます。
エンジンの冷却液の温度が異常に高くなるとエンジン冷却水ランプ(図 17)が点灯し、エンジンは自動的に停止します。
エンジンオイル圧力ランプ(図 17)はエンジンオイルの圧力が異常に低下すると点灯します。
このランプ(図 17)は、バッテリーのチャージが低下すると点灯します。
グロープラグが作動中に、このランプ(図 17)が点灯します。
このレバー(図 17)を前に倒すとリールが下降して回転を開始します。後ろに引くとリールは上昇して停止します。後ろに軽く引いて手を放すとリールの回転だけを止めることができます。前に軽く倒せばリールは回転を開始します。
万一、オーバーヒートのためにエンジンが自動停止してしまった場合には、この緊急始動ボタン(図 17)を押し続けた状態でエンジンを始動して車両を緊急移動することができます。
Note: このボタンから手を離すとエンジンは停止します。このボタンは緊急時に限り、ごく短時間だけ使用するようにしてください。
バックラップレバー(図 18)は、回転許可・禁止レバー(ジョイスティック)およびリール回転速度コントロールと連動し、リールをバックラップするときに使用します。
リール速度コントロール(図 18)は、リールの回転速度を調整します。
座席の左側に座席調整レバー(図 19(がついており、前後 18cmまでの調整を行うことができます。
格納時やトレーラなどで長距離を輸送する場合には、燃料タンク下部にある燃料バルブ(図 20)を閉じてください。
Note: 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。
刈幅 | 150cm |
ホイールトレッド | 128cm |
ホイールベース | 123cm |
全長(バスケットを含む) | 238cm |
全幅 | 173cm |
全高 | 197cm |
エンジンの速度設定 | ハイアイドル: 2,710 ± 50rpm ローアイドル:1,500 ± 50rpm |
純重量(リールを含む) | 552kg |
トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそろっており、マシンの機能をさらに広げることができます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または代理店へお問い合わせください。 www.Toro.comでもすべての認定アタッチメントとアクセサリをご覧になることができます。
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
このマニュアルの「安全について」に掲載されている注意事項をきちんと読んでください。オペレータや周囲の人を事故から守る重要な情報が掲載されています。
目、耳、手足などに対する防護を行うことをお奨めします。
整備間隔 | 整備手順 |
---|---|
使用するごとまたは毎日 |
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エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初回運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認してください。
油量は約 3.7 リットル(フィルタ共)です。
以下の条件を満たす高品質なエンジンオイルを使用してください:
API規格CH-4、CI-4 またはそれ以上のクラス。
推奨オイル: SAE 10W–30
他に使用可能なオイル: SAE 15W–40
Toro のプレミアムエンジンオイル(10W-30)を代理店にてお求めいただくことができます。パーツカタログでパーツ番号をご確認ください。
Note: エンジンオイルを点検する最もよいタイミングは、その日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷えているうちです。既にエンジンを始動してしまった場合には、一旦エンジンを停止し、オイルが戻ってくるまで約 10 分間程度待ってください。油量がディップスティックのADDマークにある場合は、FULLマークまで補給してください。入れすぎないこと。FULL 位置と ADD 位置の間であればオイルの補給は不要です。
Important: エンジンオイルの量が常時ゲージの上限と下限との間にあるようにしてください。オイルの入れすぎもオイルの不足も、エンジンの不調や故障の原因となります。
平らな場所に駐車する。
ディップスティックを抜き、ウェスで一度きれいに拭く(図 22)。ディップスティックを、チューブの根元までもう一度しっかりと押し込む。首から引き抜いて油量を点検する。油量が足りなければ、バルブカバーについている補給口のキャップを取り、ディップスティックの FULLマークまで ゆっくりと 補給する。補給するときは、ディップスティックで確認しながら少量ずつ入れる。入れすぎないこと。
Important: エンジンオイルを補給するときには、ディップスティックを抜いておいてください。エンジンオイルを入れる時や追加する時は、必ず オイル補給用の機器とオイル補給口との間に、 図 21に示すようなすき間を設けてください。これは補給の際に通気を確保し、オイルがブリーザ内部に侵入しないようにするためです。
ディップスティックを元通りに取り付ける。
エンジンを始動しアイドル回転で約 30 秒間回転させ、その後にエンジンを停止させる。30 秒間待って、ステップ2–3をもう一度行う。
Important: オイル量は 8 運転時間ごと又は毎日点検してください。運転開始後50時間でエンジンオイルの初回交換を行い、その後は、150 運転時間ごとにオイルとフィルタを交換してください。ほこりのひどい場所で使用する場合は、より頻繁なオイル交換が必要です。
ディップスティックをしっかりと取り付ける。
硫黄分の少ない(微量:500 ppm 未満、または極微量:15 ppm 未満)の新しい軽油またはバイオディーゼル燃料以外は使用しないでください。セタン値が 40以上のものをお使いください。燃料の劣化を避けるため、180日以内に使いきれる程度の量を購入するようにしてください。
燃料タンク容量:22.7 リットル
気温が -7°C 以上では夏用燃料(2号D軽油)を使用しますが、気温が -7℃ 以下の季節には冬用燃料(1号D軽油または1号Dと2号Dの混合)を使用してください。低温下で冬用ディーゼル燃料を使うと、発火点や流動点が下がってエンジンが始動しやすくなるばかりでなく、燃料の成分分離(ワックス状物質の沈殿)によるフィルタの目詰まりを防止できるなどの利点があります。
気温が -7° 以上の季節には夏用燃料を使用する方が、燃料ポンプの寿命を延ばします。
軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発火したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き起こす。
燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。
燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃料タンクの首の根元から 6~13mm 程度下までとする。これは、温度が上昇して燃料が膨張したときにあふれないように空間を確保するためである。
燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を絶対に近づけない。
燃料は安全で汚れのない認可された容器で保管する。
バイオディーゼル燃料対応
この機械はバイオディーゼル燃料を混合したB20燃料(バイオディーゼル燃料が20%、通常軽油が80%)を使用することができます。ただし、通常軽油は硫黄分の少ない、または極微量のものを使ってください。以下の注意を守ってお使いください。
バイオディーゼル成分が ASTM D6751 または EN 14214 に適合しているものを使用してください。
混合後の成分構成が ASTM D975 または EN 590 に適合していること。
バイオディーゼル混合燃料は塗装部を傷める可能性がある。
気温の低い場所でバイオディーゼル燃料を使う場合には、B5(バイオディーゼル成分が5%)またはそれ以下の製品をお使いください。
時間経過による劣化がありうるので、シール部分、ホース、ガスケットなど燃料に直接接する部分をまめに点検すること。
バイオディーゼル燃料に切り換えた後に燃料フィルタが詰まる場合がある。
バイオディーゼル燃料についてのより詳細な情報は代理店におたずねください。
燃料は非常に引火・爆発しやすい物質である。発火したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き起こす。
燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。
燃料タンク一杯に入れないこと。燃料を補給する時は、タンク上面から約25mm下のレベルを超えて給油しない。これは、温度が上昇して燃料は膨張したときにあふれないように空間を確保するためである。
燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を絶対に近づけない。
燃料は安全で汚れのない認可された容器に入れ、子供の手の届かない場所で保管する。30 日分以上の買い置きは避ける。
燃料容器は車から十分に離し、地面に直接置いて給油する。
車に乗せたままの容器にガソリンを補給しない。車両のカーペットやプラスチック製の床材などが絶縁体となって静電気の逃げ場がなくなるので危険である。
可能であれば、機械を地面に降ろし、車輪を地面に接触させた状態で給油を行う。
機械を車に搭載したままで給油を行わなければいけない場合には、大型タンクのノズルからでなく小型の容器から給油する。
大型タンクのノズルから直接給油しなければならない場合には、ノズルを燃料タンクの口に常時接触させた状態で給油を行う。
燃料タンクのキャップの周囲をきれいに拭く(図 23)。
燃料タンクのキャップを取る。
燃料タンクの首の根元から 6~13mm 程度下まで給油する。入れすぎないこと。給油が終わったらキャップを締める。
こぼれた燃料はふき取る。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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冷却系統の容量はおよそ 3.2 リットルです。ラジエタースクリーンの清掃を参照してください。
ラジエターの冷却液はは水とエチレングリコール不凍液の50/50 混合液です。毎日の作業前、エンジンを始動する前に冷却液の量を点検してください。
エンジン停止直後にラジエターのキャップを開けると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけどを負う恐れがある。
エンジン回転中はラジエターのふたを開けないこと。
キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。
平らな場所に駐車する。
冷却液の量を点検する(図 25)。エンジンが冷えている状態で、補助タンク側面についている 2 本のマークの間にあれば適正である。
液量が不足している場合には、補助タンクのふたをとり、水とエチレングリコール不凍液の50/50 混合液を補給する。入れすぎないこと。
補助タンクのキャップを取り付けて終了。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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油圧オイルタンクに約 20.8 リットルの高品質油圧オイルを満たして出荷しています。初めてエンジンを始動する前に必ず油量を確認し、その後は毎日点検してください。推奨オイルの銘柄を以下に示します:
オールシーズン用 Toro プレミアム油圧オイルを販売しています(19 リットル缶または 208 リットル缶)。パーツカタログまたは代理店でパーツ番号をご確認ください。 |
他に使用可能なオイル:トロのオイルが入手できない場合は、以下に挙げる特性条件および産業規格を満たすオイルを使用することができます。合成オイルは使用しないでください。オイルの専門業者と相談の上、適切なオイルを選択してください:
Note: 不適切なオイルの使用による損害については弊社は責任を持ちかねますので、品質の確かな製品をお使い下さる様お願いいたします。
物性 | |
粘度, ASTM D445 | 40℃におけるcSt: 55-62 |
40℃におけるcSt: 9.1-62 | |
粘性インデックス: ASTM D2270 | 140~152 |
流動点, ASTM D97 | -37 ~ -43°C |
産業規格 | |
API GL-4, AGCO Powerfluid 821 XL, Ford New Holland FNHA-2-C-201.00, Kubota UDT, John Deere J20C, Vickers 35VQ25, および Volvo WB-101/BM |
Important: ISO VG 46 マルチグレード・オイルは、広い温度範囲で優れた性能を発揮します。通常の外気温が高い(18℃~ 49℃) 熱帯地方では、ISO VG 68 オイルのほうが適切と思われます。
プレミアム生分解油圧オイル — Mobil EAL EnviroSyn 46H
Important: Mobil EAL EnviroSyn 46H は、トロ社がこの製品への使用を認めた唯一の合成生分解オイルです。このオイルは、トロ社の油圧装置で使用しているエラストマーに悪影響を与えず、また広範囲な温度帯での使用が可能です。このオイルは通常の鉱物性オイルと互換性がありますが、十分な生分解性を確保し、オイルそのものの性能を十分に発揮させるためには、通常オイルと混合せず、完全に入れ替えて使用することが望まれます。この生分解オイルは、モービル代理店にて 19 リットル缶または208リットル缶でお求めになれます。
Important: 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であり、そのためオイル洩れの発見が遅れがちです。油圧オイル用の着色剤(20ml 瓶)をお使いいただくと便利です。1瓶で 15~22 リットルのオイルに使用できます。パーツ番号は P/N 44-2500; ご注文は Toro 代理店へ。
Important: 使用しているオイルの種類に関わらず、外気温が高い地域(18°C~49°C)や高負荷条件化(グリーン刈り以外、例えばフェアウェイ刈りやバーチカットなど)で使用する時には、オイルクーラキット(P/N 104-7701)を取り付けてください。
平らな場所に駐車する。エンジンもオイルも冷えていることを確認する。
タンクからキャップを外して油量を点検する。補給口の首の根元部分まであれば適正である(図 26)。
量が不足している場合には、適切なオイルを、補給口の首の根元部分までゆっくりと補給する。入れすぎないこと。
Important: 油圧回路の汚染を防止するため、オイルの缶を開ける前に、缶のふたの表面をきれに拭ってください。また、給油ホースやロートなども汚れがないようにしてください。
タンクにキャップを取り付ける。こぼれたオイルはふき取る。
Important: 初めての運転の前には必ず油量を確認し、 その後は毎日点検してください。
タイヤ空気圧はターフのコンディションに合わせて適宜変えてください:適正範囲の最低値は 0,55 bar、最高値は 0,83 barです。
後輪の空気圧も適宜変えてください:最低値は 0.55 bar、最高値は 1.03 barです。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 1 時間 |
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使用開始後最初の 10 時間 |
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200運転時間ごと |
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適切なトルク締めを怠ると車輪の脱落や破損から人身事故につながる恐れがある。
運転開始から1-4時間後に1回と10時間後にもう1回、ホイールナットのトルク締めを行う; トルク値は 95~122N·m(9.7~12.5kg.m = 70~90ft-lb)。その後は 200 運転時間ごとに締め付けを行う。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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カッティングユニットのオペレーターズマニュアルの「リールと下刃の調整」を参照のこと。
慣らし運転期間中のオイル交換や初期整備作業については、機械に付属のエンジンマニュアルを参照してください。
最初の 8 運転時間を慣らし運転期間とします。
この期間中の取り扱いは、本機のその後の信頼性を確保する上で非常に重要ですから、各機能や動作を入念に観察し、小さな異常でも早期に発見・解決しておいてください。また、この期間中はオイル漏れや部品のゆるみの点検を頻繁におこなってください。
ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、実際の使用前にブレーキの「慣らし掛け」をしておいてください。まずブレーキを十分に掛けた状態から、本機を芝刈り速度で運転し、臭いがするまでブレーキを加熱させます。慣らし掛け終了後にブレーキの調整が必要になる場合があります:ブレーキの調整を参照。
Note: 芝刈機の下に物が落ちていないか確認してください。
Important: 以下の場合には燃料システムのエア抜きが必要です:
新車を初めて始動する時
燃料切れでエンジンが停止した時
燃料系統の整備作業(例えばフィルタの交換)を行った後
燃料フィルタからの水抜きを参照してください。
Important: 始動補助剤(エーテルなど)を使用しないでください。
駐車ブレーキが掛かっていること、昇降刈り込みコントロールが解除されていること、機能コントロールがニュートラルであることを確認する。
走行ペダルから足を外し、ペダルがニュートラル位置にあることを確認する。
スロットルレバーを SLOW 位置に動かす。
キーを差し込んでON位置に回す。グロープラグランプが消えるまでキーを ON 位置に保持する(約 6 秒間)。
グロープラグランプが消えたらすぐにキーを START 位置に回す。エンジンが始動したらすぐにキーから手を放す。キーは ON 位置に戻る。スロットルコントロールを 低速 位置にセットする。
Important: スタータモータのオーバーヒートを防止するため、スタータは10 秒間以上連続で回転させないでください。10秒間連続で使用したら、60秒間の休止時間をとってください。
数分間のウォームアップを行なってから実際の運転を開始する。
Important: エンジンを初めて始動した時、エンジンやトランスミッション、アクスルなどのオーバーホールを行った後などは、1~2分間の時間を取って前進および後退走行の確認を行う。ハンドルを左右一杯に切って応答を確認する。そして、エンジンを停止させ(「エンジンの始動と停止」の「停止」の項を参照)、すべての部分が完全に停止するのを待つ。オイル漏れや各部のゆるみなどの異常がないか点検する。
スロットルコントロールを低速位置にセットし、昇降芝刈りレバーが解除し、モードレバーをニュートラル位置にする。
キーを OFF 位置に回せばエンジンは停止する。事故防止のため、キーは抜き取っておく。
長期間保管する場合には燃料バルブを閉じておく。
インタロックスイッチは安全装置であり、これを取り外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。
インタロックスイッチをいたずらしない。
作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、不具合があれば作業前に交換修理する。
インタロックシステムは、オペレータやマシンに潜在的な危険が存在する状態では運転操作をできないようにしています。
安全のために、以下の条件がそろわないとエンジンを始動できないようになっています:
走行ペダルがニュートラルにセットされている。
モードレバーがニュートラルにセットされている。
走行許可条件:
駐車ブレーキが解除されている。
オペレータが運転席に着席している。
モードレバーが刈り込み位置か移動走行位置にセットされている。
モードレバーが刈り込み位置にない場合はインタロックが作動し、リールが回転しません。
以下の要領で、毎日インタロックの動作を確認してください:
着席し、走行ペダルニュートラル位置、モードレバーがニュートラル位置、駐車ブレーキが掛かっていることを確認する。この状態で走行ペダルを踏んでみる。インタロックによりペダルが動かないのが正常。そうでないのはインタロックの故障であるから直ちに修理する。
着席し、走行ペダルニュートラル位置、モードレバーがニュートラル位置、駐車ブレーキが掛かっていることを確認する。この状態からモードレバーを「芝刈り」または「移動」走行位置に切り換えてエンジンを始動してみる。エンジンが始動できないのが正常。そうでないのはインタロックの故障であるから直ちに修理する。
着席し、走行ペダルニュートラル位置、モードレバーがニュートラル位置、駐車ブレーキが掛かっていることを確認する。この状態からモードレバーを「芝刈り」または「移動」走行位置に切り換える。エンジンが停止すれば正常。そうでないのはインタロックの故障であるから直ちに修理する。
着席し、走行ペダルニュートラル位置、モードレバーがニュートラル位置、駐車ブレーキが掛かっていることを確認する。エンジンを掛ける。この状態からモードレバーを「芝刈り」走行位置に切り換え、運転席から立ち上がる。エンジンが停止すれば正常。そうでないのはインタロックの故障であるから直ちに修理する。
着席し、走行ペダルニュートラル位置、モードレバーがニュートラル位置、駐車ブレーキが掛かっていることを確認する。エンジンを掛ける。この状態から芝刈りレバーを「芝刈り」位置に切り換えてカッティングユニットを降下させる。カッティングユニットは降下するが回転しないのが正常。回転するのはインタロックの故障である。正しく修正する。
芝刈り作業時に列を揃えやすいように、2番と3番の集草バスケットに以下のようなマークを入れておきます:
各バスケットの外側のエッジから、127mm を測る。
その位置に白色テープか白ペンキで集草箱の縁と平行に目印を入れる(図 30)。
実際にグリーンで芝刈りを始める前に、安全な場所で運転操作に十分慣れておいてください。特に機械の始動、停止、カッティングユニットの昇降動作、旋回などに習熟してください。運転技術に自信が生まれれば、本機の性能を十分に生かして頂くことができます。
グリーンに異物が落ちていないことを確認し、カップから旗を抜き、刈り込みの方向を決めます。刈り込みの方向は、前回の刈り込みの方向をもとにして決めます。いつも前回とは違う方向から刈るようにすると、芝が一定方向に寝てしまわないのできれいに刈ることができます。
機能レバーをニュートラルにしてグリーンに近づきます。グリーンの一方の縁から刈り始め、細長いじゅうたんを敷くつもりで真っ直ぐに進んでください。このパターンで作業すると、無駄な重なりをなくし、固結を最小限に抑えながら、美しい縞模様を作ることができます。
集草箱の先端がグリーンの縁に掛かったところで芝刈りペダルを踏み込みます。これによりカッティングユニットが芝面に下降しリールが回転を始めます。
Important: 1番ユニットは遅れて回転を開始します。このタイミングをつかむと、仕上げの外周刈りの手間を最小限にすることができます。
行きと帰りでのオーバーラップができるだけ小さくなるように運転します。グリーン内をぶれずにきれいに直進し、刈り込みの済んだ列との距離を一定に保って走るためには、車体前方 1.8 から 3 m のところに視線を置いて、刈り込み済みの済んでいる列にラインを合わせるようにするのがコツです(図 30および図 31)。ハンドルを目印にして距離を合わせても良いでしょう。その場合、ハンドルの縁と本機前方の目標ラインとを重ねて見ながら運転します(図 30と図 31)。
集草箱の先端がグリーンの縁を越える時に上昇ペダルを踏み込みます。これによりリールの回転は停止し、カッティングユニットが上昇します。このタイミングが悪いとグリーンの縁を刈り込んでしまいます。一方、グリーンの外縁を刈り残しすぎると後の作業が多くなりますので、程よいタイミングを体得してください。
U ターンする場合、反対側に一旦ハンドルを切ってから旋回すると、楽に、しかも効率良く回ることができます。例えば右に旋回したいときには、軽く左に振ってから右に回ります。こうすると、U ターン後のライン合わせを楽に行うことができます。左回りの場合は右に振ります。旋回半径は小さいほど作業が早くなりますが、柔らかい芝を傷つけやすくなるので注意が必要です。
Important: カッティングユニットを回転させたままグリーンの上で停止しないでください。芝が損傷する可能性があります。また、湿ったグリーンの上で長時間停車するとタイヤ跡が残ることがあります。
最後にグリーンの外周を刈ります。これも前回と反対の方向から刈ってください。常に天候や芝状態を考慮すること、刈りの方向を変えることが大切です。旗を戻して終了です。
外周刈りが終わったら、昇降/芝刈りレバーを軽く後ろに引くと、リールは上昇せずにリールの回転だけが止まります。 この状態でグリーンの外へ出て、その後にリールを上昇させるようにすると、カッティングユニットの縁にたまっていた刈りかすをグリーンに落とさずにすみます。
集草箱にたまった刈りカスを出して、次のグリーンに移動します。湿った重い刈りカスを入れたまま移動すると機体やエンジン、油圧系などに無理な力がかかるので避けてください。
マシンの移送には十分に強度のあるトレーラやトラックを使用してください。トレーラやトラックには、法令で定められたブレーキ、灯火類やマークを必ず取り付けてください。安全に関する注意事項はすべてよく読んでください。あなたご自身やご家族、ペット、周囲の人を事故から守るための情報です。
灯火類、低速走行車両の表示、リフレクタなどを装備せずに公道を横切ったり公道上を走行するのは事故やけがの原因となる危険行為である。
公道上などを走行しないこと。
トレーラを使用する場合には、トレーラを牽引車両に接続した後、安全チェーンを掛けてください。
ブレーキを使用する場合には、ブレーキの接続を行なってください。
トレーラまたはトラックにマシンを乗り入れる。
エンジンを停止し、キーを抜き取り、駐車ブレーキを掛け、燃料バルブを閉じる。
機体についているロープ掛けポイントを使い、チェーンやロープ、ワイヤなど適切なものでしっかりと機体をトレーラに固定する。
トラックやトレーラに積み込む場合には十分に注意して作業を行ってください。マシンの左右それぞれに細い歩み板を使用するのでなく、後タイヤの両外側よりも広い一枚板を使用することをお奨めします(図 32)。機体のフレームの後ろ下部分(左右の後輪の間)を後方に延長すると、マシンが後ろにのけぞるのを防止することができます。車幅をカバーできる広い歩み板を使うと、万一マシンが傾いても、歩み板がフレーム部材を支えるのでマシンが転倒する危険がありません。広い歩み板を使うことができない場合には、できるだけ車幅全体をカバーできるように板の数と置き方を工夫してください。
また、ランプ板の傾斜角度が15°以下となるよう、十分な長さの板を用意してください (図 32)。角度が大きすぎると機体の底部をこすって装置が破損する恐れがあります。また、後ろに転倒する危険性も高くなります。法面上や法面の近くでトラックやトレーラに積み込む場合にはトラックやトレーラが坂下になるように駐車して作業してください。これにより歩み板の角度を小さくすることができます。トレーラやトラックは、できるだけ荷床面が水平になるように駐車してください。
Important: 歩み板の上では旋回動作をしないでください;転落する危険があります。
歩み板を上る際には急加速を避け、歩み板をバックで下る際には急な減速をさけてください。どちらの操作も後ろに転倒する危険が高くなります。
マシンをトレーラなどに搭載する作業は、機体を転倒させる危険をはらんでおり、万一そのような事故が起こると死亡事故など重大な人身事故となる。
歩み板の上を運転する場合には安全に十分に注意すること。
積み込み作業中は必ずROPSを立て、シートベルトを着用して運転すること。箱型のトレーラに積載する場合には、ROPSが天井に引っかからないことを確認すること。
歩み板は幅の広いものを使用すること;マシンの左右それぞれに細い歩み板を使用しないこと。
細い歩み板を使わざるを得ない場合には、数枚の板を並べて機体よりも十分に広い斜面を作るようにする。
歩み板と路面との角度、および歩み板とトレーラの荷台の床面との角度が、いずれも15度を超えないようにすること。
歩み板を登るときに急加速をしないよう、また機体を後ろに転倒させないように注意する。
歩み板を下るときに急減速をしないよう、機体を後ろに転倒させないように注意する。
芝刈り作業が終わったら、ホースと水道水で洗車をしますが、水圧が高いとシールやベアリングに浸水や汚染が発生しますからノズルは使用しないでください。高温のエンジンには絶対に水を掛けないでください。
洗車が終わったら、各部の磨耗・損傷、油圧機器や可動部の状態などの点検を行ってください。カッティングユニットの切れ具合を点検してください。走行ペダル、及びブレーキシャフト・アセンブリには SAE 30 オイルかスプレーで潤滑し、明朝の仕事にそなえましょう。
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 1 時間 |
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使用開始後最初の 8 時間 |
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使用開始後最初の 10 時間 |
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使用開始後最初の 50 時間 |
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使用するごとまたは毎日 |
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25運転時間ごと |
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50運転時間ごと |
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150運転時間ごと |
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200運転時間ごと |
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800運転時間ごと |
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1年ごと |
|
2年ごと |
|
Important: エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照してください。
始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険である。
キーを抜き取る。
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点検項目 | 第週 | ||||||
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
インタロックの動作を点検する。 | |||||||
計器類の動作 | |||||||
ブレーキの動作 | |||||||
燃料フィルタ・水セパレータを点検する。 | |||||||
燃料残量 | |||||||
エンジンオイルの量を点検する。 | |||||||
スクリーンとラジエターを清掃する。 | |||||||
エアフィルタを点検する。 | |||||||
エンジンからの異常音がないか点検する。 | |||||||
リールとベッドナイフの摺り合わせを点検する。 | |||||||
油圧ホースの磨耗損傷を点検する。 | |||||||
オイル漏れなど。 | |||||||
タイヤ空気圧を点検する。 | |||||||
刈高の調整具合を点検する。 | |||||||
グリスアップ。1 | |||||||
走行、ブレーキの各リンクの潤滑を行う。 | |||||||
塗装傷のタッチアップ修理を行う。 | |||||||
1. 車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップする。 |
Important: エンジンの整備に関する詳細はエンジンのオペレーターズマニュアルを参照してください。
Note: www.Toro.com から、この機械に関する配線図と油圧回路図をダウンロードすることができます。弊社ホームページからマニュアルへのリンクをご活用ください。
点検担当者名: | ||
内容 | 日付 | 記事 |
定期的に、全部の潤滑個所にNo.2汎用リチウム系グリスを注入します。通常の使用では 50 運転時間ごとに ベアリングとブッシュのグリスアップを行います。ブロアを水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップしてください。
以下のベアリングとブッシュのグリスアップを行ってください:
後ホイールハブ(1ヶ所; 図 34)
キャスタベアリング(1ヶ所; 図 34)
ステアリングシリンダ(2 ヶ所; 図 34)
昇降アーム(3 ヶ所; 図 35)
走行ペダルのピボット(1ヶ所; 図 36)
キャリアフレームのピボット(3ヶ所) 図 37
異物を押し込んでしまわないよう、グリスニップルをきれいに拭く。
グリスガンでグリスを注入する。
はみ出したグリスはふき取る。
カッティングユニットを外した時にはリールモータのスプラインシャフトと昇降アームとにグリスを塗布する。
芝刈り作業後の水洗いが終わったら、ピボット部にはSAE 30 エンジンオイルか潤滑剤(WD40)を塗布または吹き付けする。
Note: カッティングユニットの潤滑についてはカッティングユニットのオペレーターズマニュアルを参照してください。
整備間隔 | 整備手順 |
---|---|
200運転時間ごと |
|
エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点検してください。破損していれば交換してください。吸気部全体について、リーク、破損、ホースのゆるみなどを点検してください。
早めに整備を行っても意味がありません。むしろフィルタを外したときにエンジン内部に異物を入れてしまう危険が大きくなります。
本体とカバーがシールでしっかり密着しているのを確認してください。
エアクリーナのカバーをボディーに固定しているラッチを外す(図 38)。
ボディーからカバーを外す。
Note: フィルタを外す前に、低圧のエア(2.76bar = 2.8kg/cm2 = 40psi;異物を含まない乾燥した空気)で、1次フィルタとボディーとの間に溜まっている大きなゴミを取り除く。高圧のエアは使用しない。異物がフィルタを通ってエンジン部へ吹き込まれる恐れがある。このエア洗浄により、フィルタを外した時にホコリが舞い上がってエンジン部へ入り込むのを防止することができる。
1次フィルタを取り外して交換する。
Note: エレメントを清掃すると破損させる危険が大きいので、掃除して再使用しないでください。新しいフィルタに傷がついていないかを点検する。特にフィルタとボディーの密着部に注意する。破損しているフ ィルタは使用しない。フィルタをボディー内部にしっかり取り付ける。エレメントの外側のリムをしっかり押さえて確実にボ ディーに密着させる。フィルタの真ん中の柔らかい部分を持たないこと。
カバーについている異物逃がしポートを清掃する。
カバーについているゴム製のアウトレットバルブを外し、内部を清掃して元通りに取り付ける。
アウトレットバルブが下向き(後ろから見たとき、時計の 5:00 と 7:00 の間になるように)カバーを取り付ける。
カバーを取り付け、ラッチを掛ける(図 38)。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 50 時間 |
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150運転時間ごと |
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ドレンプラグ(図 39)を外してオイルを容器に受ける。オイルが抜けたらドレンプラグを取り付ける。
オイルフィルタを外す。新しいフィルタのガスケットに薄くエンジンオイルを塗る。
ガスケットがアダプタに当たるまで手でねじ込み、そこから更に 1/2~3/4 回転増し締めする。締めすぎないように注意すること。
クランクケースにオイルを入れる;エンジンオイルを点検するを参照。
使用済みオイルフィルタと燃料フィルタは適切に処分する。
整備間隔 | 整備手順 |
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2年ごと |
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劣化・破損状況やゆるみが発生していないかを調べてください。
整備間隔 | 整備手順 |
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25運転時間ごと |
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バッテリーの電極部や端子などの部分には鉛や鉛含有物質が含まれており、カリフォルニア州では、これらの物質が癌や先天性異常の原因となるとされている。取り扱い後は手を洗うこと。
電圧: 12V, 530A(CCA)
バッテリーの電解液は常に正しいレベルに維持し、バッテリー上部を常にきれいにしておいてください。高温環境下で保管すると、涼しい場所で保管した場合に比べてバッテリーは早く放電します。
各セルへは、蒸留水またはミネラルを含まない水を適正レベルまで補給してください。但し、電解液の量が、各セルの内側についているスプリットリングの高さ以上にならないよう、注意してください。
電解液には硫酸が含まれており、触れると火傷を起こし、飲んだ場合には死亡する可能性がある。
電解液を飲まないこと。また、電解液を皮膚や目や衣服に付けないよう十分注意すること。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を保護すること。
皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、必ず十分な量の真水を用意しておくこと。
バッテリー上部はアンモニア水または重曹水に浸したブラシで定期的に清掃してください。 清掃後は表面を水で流して下さい。 清掃中はセルキャップを外さないでください。
バッテリーのケーブルは、接触不良にならぬよう、端子にしっかりと固定してください。
バッテリーの端子に金属製品やトラクタの金属部分が触れるとショートを起こして火花が発生する。それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。
バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、端子と金属部を接触させないように注意する。
バッテリーの端子と金属を接触させない。
バッテリーケーブルの接続手順が不適切であるとケーブルがショートを起こして火花が発生する。それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。
端子が腐食した場合は、 ケーブルを外し(マイナス・ケーブルから先に外すこと)、クランプと端子とを別々に磨いてください。 磨き終わったらケーブルをバッテリーに接続し(プラスケーブルから先に接続すること)、端子にはワセリンを塗布してください。
ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス(黒)ケーブルから取り外す。
ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス(赤)ケーブルから取り付け、それからマイナス(黒)ケーブルを取り付ける。
格納期間が30日間以上になる場合には、バッテリーを機体から外して満充電してください。バッテリーは、機体に取り付けて保存しても、別途保存してもかまいませんが、 機体に取り付けて保存する場合は、ケーブルを外しておいてください。温度が高いとバッテリーは早く放電しますので、涼しい場所を選んで保管してください。 バッテリーの凍結を防止するため、フル充電状態で保管する。完全充電したバッテリー液の比重は 1.265~1.299 になる。
マシンに搭載されているヒューズは座席下にあります(図 42)。
走行ペダルをニュートラル位置にしても本機が動きだすようでしたら、ニュートラル復帰メカニズムを調整します。
フレームの下にブロックを入れて車輪 1 本を床から浮かす。
Note: 注: 3 輪駆動キットを搭載している場合には、後ホイールも浮かせてブロックしてください。
エンジンを始動し、スロットルを低速にセット、浮いている前輪が回転していることを確認する。
車輪が回転している場合には、エンジンを止め、以下の手順で調整する:
走行ケーブルを油圧トランスミッションのバルクヘッドに取り付けているジャムナット(図 43)を両方ともゆるめる。ジャムナットは調整ができるよう十分に、また均等にゆるめること。
偏芯ナットをトランスミッション上部に止めているナット(図 43)をゆるめる。
機能コントロールレバーをニュートラルにセットし、スロットルを低速にする。エンジンを掛ける。
どちらにも車輪が回らないように偏芯ナットを回して調整する。調整ができたら固定ナットを締める(図 43)。スロットル低速 および高速 位置で調整が正しいことを確認する。
バルクヘッドのそれぞれの側から、ロックナットを均等に締め付けて、ケーブルを固定する(図 43)。ケーブルをねじらないように注意すること。
Note: モードレバーがニュートラル位置のときにケーブルが緊張していると、刈り込みモードや移動走行モードに切り換えたときにペダルを踏まなくても走り出してしまいます。
Note: 偏芯ナットの調整一杯まで調整しても車輪の回転が止まらない場合には、弊社代理店に連絡するか サービスマニュアル を参照して調整をおこなってください。
オーバーヒートを防止するため、ラジエターとスクリーンは常にきれいにしておいてください。基本的にラジエターとスクリーンを毎日点検し、必要であれば 1 時間ごとに清掃してください。汚れやすい環境で使用している場合にはより頻繁な清掃が必要です。
ラジエターのスクリーンを外す(図 46)。
ファン側からラジエターをエアで吹いて汚れを落とす。
スクリーンを清掃して元通りに取り付ける。
整備間隔 | 整備手順 |
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1年ごと |
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調整ができるように、機体両側にブレーキ調整ロッドがついています。以下の手順で調整します:
走行中にブレーキペダルを踏み、両輪が均等にロックするか調べる。
狭い場所や人の近くでのブレーキテストは大変危険である。
ブレーキ調整の前後に行うテストは、必ず人や障害物のない平坦で広い場所で行うこと。
ブレーキが片効きであれば、コッターピンとクレビスピンを外して、ブレーキロッドを外す(図 47)。
ジャムナットをゆるめ、クレビスを調整する(図 47)。
クレビスをシャフトに取り付ける(図 47)。
調整が終了したら、ブレーキペダルのあそびの量を点検する。ブレーキシューがドラムに接触するまでに、13〜25mm の遊びがあるのが適切である。必要に応じて調整する。
走行中にブレーキペダルを踏み、両輪が均等にロックするか調べる。必要に応じて調整する。
一年に一度、ブレーキの慣らし掛けを行ってください;ブレーキの調整を参照。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 8 時間 |
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機械を正しく動作させ、無用の磨耗を防止するために、ベルト類は正しく調整してください。
エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、キーを抜き取る。
2 つのプーリの中間部でベルトを親指で中くらいの力(10 kg)で押す。 7~9mm 程度のたわみが出るのが適正である。適正でない場合は、以下の調整を行う:
オルタネータをエンジンと調整ストラップに固定しているボルトをゆるめる。
ベルトに破損や過度の磨耗がないか点検し、必要に応じて交換する。
オルタネータとエンジンとの間にバールを入れ、オルタネータを引き出すようにしてベルトに張りを出し、ボルトを元通りに締め付ける。
本機のカッティングユニット昇降回路にはフローコントロールバルブ(図 49)がついています。このバルブは、工場で所定の設定をされていますが、油圧オイルの作動温度の違い、刈り込み速度の違い、使用しているアタッチメントの違いなどにより、調整が必要になる場合があります:もし調整が必要になったら、以下の手順で行ってください。:
Note: 油圧オイルの温度が十分上昇してから調整にかかってください。
運転席を上げ、センタープルフレーム用フローコントロールバルブ(図 49)を露出させる。バルブは油圧マニホルドの側面についている。
フローコントロールバルブについているジャムナットをゆるめる。
中央のカッティングユニットの降下が遅すぎる場合、ノブを左に1/16 回転、降下が早すぎる場合は、右に1/16 回転させる。
希望の設定ができたらノブを固定し、ジャムナットを締める。
バックラップ中にリールに触れると大けがをする。
リールその他の可動部に手指、足、衣類等を近づけないよう注意すること。
エンジンが動いている間は、止まったリールを絶対に手や足で回そうとしないこと。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛ける。
運転席を上げてリールコントロールを露出させる。
各カッティングユニットのリールと下刃をバックラップ用に設定する;カッティングユニットのオペレーターズマニュアルを参照。
バックラップ中にエンジン速度を変えるとリールが停止することがある。
バックラップ中は絶対にエンジン速度を変えないこと。
バックラップは、必ずエンジンをアイドリング速度にして行う。
エンジンを始動し、アイドル回転にセットする。
バックラップレバーを逆転(R)位置にセットする(図 50)。
リール速度コントロールを 1 にセットする(図 50)。
機能コントロールレバーをニュートラル位置にし、昇降刈り込みコントロールを前に倒すとリールが回転してバックラップが始まる。
長い柄のブラシを使ってラッピングコンパウンドを塗布しながらラッピングを続ける。柄の短いブラシは絶対に使用しないこと。
リールが停止したり回転にムラがある場合は、速度設定を上げて回転を安定させてからもとの速度(或いは希望速度)に戻す。
バックラップ中にカッティングユニットを調整する必要が生じた場合は、モードレバーを後ろに引き、エンジンを停止させて、調整を行う。調整が終ったら4~8を行う。
バックラップするユニット全部に上記手順を行う。
バックラップが終了したら、バックラップレバーを F 位置に戻し、運転席を元にもどして固定し、カッティングユニットに付いているコンパウンドを完全に落とす。必要に応じてリールと下刃の間隔を調整する。リール回転速度コントロールを、希望の速度位置にセットする。
Important: バックラップレバーを F 位置に戻さないと、カッティングユニットの上昇などの操作をすることができません。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 50 時間 |
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800運転時間ごと |
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オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗浄する必要がありますので、Toro 代理店にご連絡ください。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ずんだ色になったりします。
フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬぐう(図 51)。フィルタの下に廃油受けを置いてフィルタを外す。
Note: オイルを抜かずにフィルタのみを交換する場合には、フィルタに入るラインを外して栓をしてください。
フィルタにオイルを入れ、ガスケットをオイルで湿し、ガスケットがフィルタヘッドに当たるまで手で回し入れる。その状態からさらに 3/4 回転締め付ける。これでフィルタは十分に密着する。
油圧オイルタンクに約 20.8 リットルの油圧オイルを入れる;油圧オイルの量を点検するを参照。
エンジンを始動させ、3~5分間のアイドリングを行ってオイルを全体に行き渡らせ、内部にたまっているエアを逃がす。
マシンを停止させ、油圧オイルの量を点検し、必要に応じて補給する。
廃油は適切な方法で処理する。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重大な損傷を引き起こす。
油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに傷や変形がないか接続部が確実に締まっているかを確認する。
油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけない。
リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。
油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実に解放する。
万一、噴射液が体内に入ったら、直ちに専門医の治療を受ける。
油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品による劣化などがないか毎日点検してください。異常を発見したら必ず運転を行う前に修理してください。
長期間にわたって保管する場合には以下の作業を行ってください:
機体からゴミや刈りかすをきれいに取り除く。必要に応じてリールと下刃の研磨を行う;カッティングユニットのオペレーターズマニュアルを参照。ベッドナイフやリールの刃にはさび止めを塗布する。グリスアップと機体各部の潤滑を行う;潤滑のページを参照。
タイヤに重量がかからないように完全にブロックする。
油圧オイルとフィルタを交換する。油圧ラインやフィッティングを注意深く点検し、必要に応じて交換する; 油圧オイルとフィルタの交換 と 油圧ラインとホースの点検を参照。
燃料タンクに残っている燃料を完全に抜く。エンジンを始動し、燃料切れで自然に停止するのを待つ。燃料フィルタを交換する;燃料フィルタの整備を参照。
エンジンがまだ暖かいうちに、エンジンオイルを抜き取る。新しいオイルを入れる;エンジンオイルとフィルタの交換を参照。
シリンダ、エンジン、フィン、ブロアハウジングなどをきれいに清掃する。
バッテリーを取り外して完全充電する。充電終了後は、機体に取り付けて保存しても、機体から外したままで保存してもよい。機体に取り付けて保存する場合は、ケーブルを外しておいてください。暖かい場所ではバッテリーが早く放電するので、保管は涼しい場所で行うようにしてください。
可能であれば暖かで乾燥した場所で保管する。