Important: PTO スイッチとは、カッティングユニット ON/OFF スイッチのことです。
CALIFORNIA
Proposition 65 Warning
米国カリフォルニア州では、この製品に、ガンや先天性異常などの原因となる化学物質が含まれているとされております。
バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分が触れるとショートを起こして火花が発生する。それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。
バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、端子と金属を接触させないように注意する。
バッテリーの端子と金属を接触させない。
バッテリーケーブルの接続手順が不適切であるとケーブルがショートを起こして火花が発生する。それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。
ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス(黒)ケーブルから取り外し、次にプラス(赤)ケーブルを外す。
ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス(赤)ケーブルから取り付け、それからマイナス(黒)ケーブルを取り付ける。
マシンの配線図を用意する。マシンの;オペレーターズマニュアル、パーツカタログ、サービスマニュアル、電気配線マニュアルなどを参照。
平らな場所に駐車する。
カッティングユニットを下降させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取る。
バッテリー端子からマイナスケーブルを取り外す;それぞれの車両の オペレーターズマニュアルを参照。
マシンのコントロールパネルにある PTO スイッチにアクセスする。

この下の回路識別表をみて、5ソケットコネクタ(Figure 1)で、PTO スイッチの接点の文字に対応している電気コードの色をメモする。
Note: マシンによって、PTO スイッチ用 5 ソケットコネクタに入っているワイヤが 4 本の場合と 5 本の場合がある。
| スイッチ接点の回路 | 下の欄にワイヤの色をメモする: |
|---|---|
| (例) | (例) |
| A | |
| B(5 ソケットコネクタのワイヤをマーク) | |
| C(5 ソケットコネクタのワイヤをマーク) | |
| D | |
| E |
PTO スイッチ回路の B 接点と C 接点に続く 5 ソケットコネクタのワイヤに、絶縁テープでマーキングする(Figure 1)。
PTO スイッチから 5 ソケットコネクタを外す。
PTO スイッチをコントロールパネルに固定しているジャムナットと、内側鋸歯付きワッシャを外す。
コントロールパネルから PTO スイッチを外す。
この作業に必要なパーツ
| アダプタのワイヤハーネス | 1 |
| PTO スイッチ | 1 |
Note: アダプタのワイヤハーネスには、各種のマシンに使用できるように色々な色のワイヤが入っています。実際の取り付けに必要なのは、最大で 5 種類です。
アダプタ用のワイヤハーネスにあるワイヤの色のうちで、PTO スイッチ用 5 ソケットコネクタに入っているマシンのワイヤハーネスに使用されていない色を選び出す(Figure 2)。

ステップ1で選別されたワイヤを抜き取る。
新旧の PTO スイッチそれぞれのキーウェイを探し出す(Figure 4)。

新旧のキーウェイを整列させて、新旧の PTO スイッチの接点の位置を確認する(Figure 5)。

新しい PTO スイッチから、回路 B のねじとロックワッシャを外す(Figure 5)。
回路識別表(PTO スイッチを外す)で確認しながら、スイッチ切端回路 B 用(テープでマークした)のワイヤハーネスアダプタのリング端子を、PTO スイッチにねじとロックワッシャで固定する(Figure 6)。

新しい PTO スイッチから、回路 C のねじとロックワッシャを外す(Figure 5)。
回路識別表(5 ソケットコネクタの取り外し)で確認しながら、スイッチ切端回路 C 用(テープでマークした)のワイヤハーネスアダプタのリング端子を、PTO スイッチにねじとロックワッシャで固定する(Figure 6)。
回路識別表で確認しながら、スイッチ切端回路 A と D およびマシンによっては回路 E のワイヤハーネスアダプタのリング端子を、PTO スイッチにねじとロックワッシャで固定する(Figure 5とFigure 6)。
バッテリー端子にマイナスケーブルを接続する;それぞれの車両の オペレーターズマニュアルを参照。
PTO スイッチを ON 位置にする。
エンジンを掛ける。
PTO スイッチがON位置にある場合はエンジンが始動できないのが正常。
Important: もしエンジンが始動した場合には、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取り、PTO スイッチの配線を点検する。
PTO スイッチを OFF 位置にする。
エンジンを掛ける。
PTO スイッチをON位置とOFF位置に何回か切り替えてスイッチが正しくK9位のウしていることを確認する。
PTO スイッチを ON にして運転席から立ち上がる。
エンジンが停止すれば正常。
Important: もしエンジンが作動しつづける場合には、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取り、PTO スイッチの配線を点検する。
PTO スイッチをOFF位置にし、駐車ブレーキを掛け、キースイッチを OFF にし、キーを抜き取る。
作業の初期段階のステップ5(PTOスイッチキットの取り付け準備を行う)で取り外したコントロールパネルを元通りに取り付ける。