駆動シャフトキット

平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛けてキーを抜き取る。

運転席を倒し、フードをあけ、フード用サドルを取り外す（Figure 1）。

駆動ラインガードを取り外す（Figure 1）。

Note: 外したガードと金具類は後の取り付けに備えて保管してください。

Figure 1

1. フード用サドル
2. 駆動ラインガード

既存の駆動シャフトの小さい方の端部を油圧ポンプに固定しているフランジナット（2個）とボルト（2本）を外す（Figure 2）。

Note: 外したフランジナット（2個）とボルト（2本）は新しいシャフトの取り付けに使用します。

Figure 2

1. 油圧ポンプ
2. フランジナット（2個）
3. 駆動シャフトの小さい方の端部
4. ボルト（2本）

既存の駆動シャフトの大きい方の端部をエンジンのフライホイールに固定しているキャップスクリュ（8本）を外して廃棄する（Figure 3）。

Figure 3

1. 既存のキャップスクリュ（8本）
2. 駆動シャフトの大きい方の端部
3. フライホイール

既存の駆動シャフトを取り外して廃棄する。

新しい駆動シャフトの半身どうしを束ねているケーブルタイを切断して廃棄する。

新しい駆動シャフトのスリップジョイントにグリスを塗る。

新しい駆動シャフトの大きい方の端部それぞれに、バックアップリングを取り付ける（Figure 4）。

新しい駆動シャフトの大きい方の端部の穴とバックアップリングの穴を、エンジンのフライホイールの穴に合わせる（Figure 4）。

Figure 4

1. フランジヘッドキャップスクリュ（8本）
2. バックアップリング
3. 駆動シャフトの大きい方の端部
4. フライホイール

キット付属品である短いフランジヘッドキャップスクリュ（8本）のねじ山に中程度のロッキングコンパウンド（除去可能なタイプ）を塗りつける（Figure 4）。

駆動シャフトとバックアップリングをフライホイールに固定する；フランジヘッドキャップスクリュ（8 本）を使用する（Figure 4）。

Note: 各キャップスクリュを 23-28 Nm （2.4-2.9 kg.m = 17-21 ft-lb）にトルク締めする。

駆動シャフトの小さい方の端部に、ボルトのフランジナット（先ほど取り外して保管しておいたもの）を取り付ける（Figure 2）。

駆動シャフトの小さい方の端部を、油圧ポンプのシャフトに取り付け、フランジナットを締め付ける（Figure 2）。

Note: フランジナットを 20-25 Nm（2.1-2.5 kg.m = 175-225 in-lb）にトルク締めする。

駆動シャフトが回転した時にフランジヘッドキャップスクリュが防熱シールドに触れないように防熱シールドを倒す（Figure 5）。

Figure 5

1. 防熱シールド

駆動ラインガードを取り付ける（Figure 1）。

フード用サドルを取り付け、運転席を元通りにする（Figure 1）。