保守
洗浄
使用後はホースで水洗いします。グルーマのベアリングシールに水流を直接当てないように注意してください。錆の発生を防止するため、水洗い後は速やかに乾燥させてください。
潤滑
グリスガン(手動式)を使って、グルーマシャフトベアリング(左右にそれぞれ1個)にグリスを入れる。グリスシールを破損させないように、グリスはポンプ回数にして 2-3 回程度にとどめる。
Note: メインリールのベアリングにグリスを注入する時に、グリスを入れすぎないように十分ご注意ください;入れすぎると余分のグリスがグルーマ駆動ボックスに入ったりターフに落ちてトラブルを起こす恐れがあります。
500 運転時間ごとに、グルーマ駆動ボックスのカバーを外し、中に残っている古いグリスを全部かき出して新しい合成グリス(トロのパーツ番号125-3511 または ISO VG 220, NLGI 2 規格を満たす同等製品)(85 cc)を入れます。
ブレードの点検
グルーミングリールの刃は摩耗破損が発生しやすいので頻繁に点検してください。曲がった刃はプライヤーなどで修正してください。磨耗した刃は交換してください。また、この点検の際には左右のシャフトのナットにゆるみがないかも点検してください。
Note: スプリング鋼製のブレードをお使いの場合には、刃先が磨耗したら、グルーマミングリール全体を取り出し、各刃を裏返しにして再度取り付けて反対側の刃先を使うことができます。
Note: グルーマは、サッチだけでなく砂や異物も同時にかき出すので、カッティングユニットのリールや下刃の磨耗が通常よりも早くなることが考えられます。従ってリールや下刃の点検を頻繁に行ってください。特に砂の多いグリーンで、グルーマを低く設定して使用している場合には点検頻度を多くしてください。
グルーミングリールの交換
以下に、グルーミングリールの交換手順を示します:
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グルーマリールのどちらか一方から、ボルト(両方)と、シャフトクランプを外す(Figure 23)。
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反対側にあるクランプから、ボルトを外して、外側ボルトをゆるめる。
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リールアセンブリをクランプから抜き出す。
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リール取り付け手順については グルーミングリールを取り付ける を参照のこと。
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グルーミングリールの高さ(深さ)設定を確認する。