組み立て

マシンの準備を行う

  1. 平らな場所に駐車する。

  2. 駐車ブレーキを掛ける。

  3. エンジンを止め、キーを抜き取る。

バッテリーの接続を外す

警告

配線から出た火花で水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。

バッテリーケーブルの接続手順が不適切であるとケーブルがショートを起こして火花が発生する。

  • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス(黒)ケーブルから取り外し、次にプラス(赤)ケーブルを外す。

  • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス(赤)ケーブルから取り付け、それからマイナス(黒)ケーブルを取り付ける。

警告

バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分が触れるとショートを起こして火花が発生する。

  • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、端子と金属を接触させないように注意する。

  • バッテリーの端子と金属を接触させない。

  • バッテリー押さえは必ず取り付ける。

  1. 座席ラッチのハンドルを後ろに押して座席のラッチを解除する(Figure 1)。

    g024081
  2. 座席と座席プレートを前に倒す;支え棒の端部がブラケットのスロットの一番下までくるように、座席を完全に前に倒す(Figure 1)。

  3. バッテリーのマイナスケーブルをバッテリーのマイナス端子に固定しているボルトとナットを外す。

  4. バッテリーのプラスケーブルのカバーを外し、プラスケーブルをバッテリーのプラス端子に固定しているボルトとナットを外す(Figure 2)。

    Note: 外したケーブルの端子部分がバッテリー端子に触れないように十分注意してください。

    g024082

Note: 運転席は前位置にセットしておいてください。

電源ハーネスにリレーとヒューズを組み付ける

この作業に必要なパーツ

電源ハーネス1
リレー1
  1. 電源ハーネスの 4 端子コネクタに、リレーを接続する(Figure 3)。

  2. 電源ハーネスのヒューズホルダーのソケットに、ヒューズ(60 A)を挿入する(Figure 3)。

    g251880

電源ハーネスを配設する

この作業に必要なパーツ

ケーブルタイ5
  1. バッテリーからスタートして、ショックアブソーバの下を、ショックサポートチューブに沿って電源ハーネスを配設する(Figure 4)。

    g252322
  2. ショックサポートチューブの右側に沿って、蕪コンソールカバーの下に電源ハーネスを配設する(Figure 5)。

    g252323
  3. ケーブルタイ 5 本を使って電源ハーネスを機体に固定する。

バッテリーケーブルにリング端子を組み付ける

  1. バッテリーケーブルのプラス端子とマイナス端子で、クランプボルトの短い側のクランプナットを外す。

  2. 電源ハーネスのリング端子のうちで、BATTERY (-) というラベルの付いている端子を、バッテリーのマイナスクランプ用のボルトに通す(Figure 6)。

    g252002
  3. 電源ハーネスのリング端子のうちで、BATTERY (-) というラベルの付いている端子を、バッテリーのプラスクランプ用のボルトに通す(Figure 6)。

    Note: まだ、バッテリーケーブルをバッテリーに接続しないでください。ケーブルの接続は最終段階で行います。

電源ハーネスをサンシェードのワイヤハーネスに接続する

この作業に必要なパーツ

ケーブルタイ1
  1. 電源ハーネスの 2 ソケットコネクタを、サンシェードのワイヤハーネスの 2 ピンコネクタに接続する(Figure 7)。

  2. ケーブルタイで電源ハーネスを ROPS に固定する(Figure 7)。

    g252375

バッテリーを接続する

警告

配線から出た火花で水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。

バッテリーケーブルの接続手順が不適切であるとケーブルがショートを起こして火花が発生する。

  • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス(黒)ケーブルから取り外し、次にプラス(赤)ケーブルを外す。

  • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス(赤)ケーブルから取り付け、それからマイナス(黒)ケーブルを取り付ける。

  1. プラス(+)ケーブルをバッテリーに接続し、クランプナットで接続する(Figure 8)。

  2. マイナス(-)ケーブルをバッテリに接続し、クランプナットで接続する(Figure 8)。

  3. バッテリーのプラス端子に絶縁カバーを取り付ける(Figure 8)。

    g252090