この製品は、関連する全ての欧州指令に適合しています。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI(適合宣誓書)をご覧ください。

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スパイカユニットを取り付ける

  1. トラクションユニットのサスペンションアームの下にスパイカユニットを置く。

  2. サスペンションアームのバーについているラッチを開いて(図 2)、サスペンションアームを押し下げて、バーを、スパイカユニットのバーの上に被せるようにする(図 3)。

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  3. ラッチを閉じてスパイカユニットをロックする(図 2)。

    Note: ラッチが適切にロックされると、カチッという音が聞こえ、手に感触があります。

  4. モータを、スパイカユニットの左側(運転席から見て)に取り付け、スパイカユニットについているモータ固定バーを、モータの上から被せるようにセットし、モータの左右から「カチッ」というロック音が聞こえるまで押し下げる(図 4)。

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電動用ウェイトを取り付ける

Note: このキットの取り付け対象であるモデル 04530 または 04540 にトリローラが搭載されている場合には、ハイブリッドウェイトをさらに取り付ける必要があります。

  1. カウンタウェイトのボルトを外して廃棄する。

  2. 5のようにボルト(5/16-18 x 2 -¾")2 本を取り付ける。

    Note: ボルト(P/N 322-33)はこのキットに含まれておりません。

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  3. 各ボルトにワッシャ(⅛")4 個を取り付ける(カウンタウェイトとトリローラのサイドプレートとの間)(図 5)。

    Note: ボルト(P/N 63-8410)はこのキットに含まれておりません。

  4. ハイブリッド用補助ウェイト(トラクションユニットの付属部品)を付属のボルトで取り付ける。

運転操作

トレーニング

実際にスパイキング作業を行う前に、広い場所で開始、停止、旋回など練習をしてください。操作要領がわかると実際に作業をするときも心に余裕をもって操縦することができます。

運転のヒント

  • スプリンクラーなどを引っ掛けるとスパイかが破損しますから、こういった障害物がないかどうか、作業前にグリーンの下見をしておきましょう。

  • スパイキング中は直進を維持しましょう。スパイキング作業中は、旋回操作を行わないでください。

  • グリーンのエッジまできたらまずスパイカを上昇させ、その後に旋回や停止を行ってください。旋回する時は必ずスパイカを完全に上昇させることが必要です。

保守

潤滑

整備間隔:15運転時間

各スパイカユニットにはグリスフィッティングが2つあります(図 6)から、15 運転時間ごとに #2 リチウムグリスを注入してください。ハンドガンを使って手作業でグリスアップするのがベストです。

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  1. 平らな場所でスパイカユニットを完全に降下させてサスペンションの油圧が完全に開放された状態にし、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取る。

  2. グリスフィッティング(図 6)の周囲をウェスできれいに拭く。

  3. スパイカのシャフトにグリスを注入する;手に圧力を感じるまでポンプ動作を続ける。

  4. はみ出したグリスはふき取る。

スパイカユニットを取り外す

  1. 平らな場所でスパイカユニットを完全に降下させてサスペンションの油圧が完全に開放された状態にし、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取る。

  2. リールモータのスロットに嵌っているモータ固定バーを、スロットからスパイカユニット側に押し出すようにして外し、モータを取り外す。

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  3. 外したモータは、サスペンション・アームの前部にある一時保管位置にセットしておく。

    Important: リールモータをホルダー(保管位置)に入れたままでサスペンションを「移動走行」位置にしないでください。モータやホースが破損する恐れがあります。スパイカユニットを取り付けない状態でトラクションユニットを移動させなければならない時は、モータをサスペンションアームに、ケーブルタイで固定してください。

  4. 取り外したいスパイカユニットのサスペンションアームのバーについているラッチを開く。

  5. スパイカユニットのバーからラッチを外す。

  6. サスペンションアームの下からスパイカユニットを引き出す。

  7. 必要に応じて、残りのスパイカユニットにも2から6までの作業を行う。