整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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この機械は、一般の家庭、プロフェッショナル、雇用された作業員などによる使用を前提として製造された、回転刃を使用する芝刈り機です。この製品は、適切な管理を受けている家庭や商業施設などの芝生に対する刈り込み管理を行うことを主たる目的として製造されております。この機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者本人や周囲の人間に危険な場合があります。
この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分に理解し、他人に迷惑の掛からない、また適切な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に使用するのはお客様の責任です。
安全上の注意事項、取扱い説明書、アクセサリについての資料、代理店の検索、製品のご登録などについては www.Toro.com へ。
整備について、また純正部品についてなど、分からないことはお気軽に弊社代理店またはカスタマーサービスにおたずねください。お問い合わせの際には、必ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせください。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメモしておきましょう。
Important: シリアル番号デカルについている QR コード(無い場合もあります)をモバイル機器でスキャンすると、製品保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。
この説明書では、危険についての注意を促すための警告記号(図 2)を使用しております。これらは死亡事故を含む重大な人身事故を防止するための注意ですから、必ずお守りください。
この他に2つの言葉で注意を促しています。重要は製品の構造などについての注意点を、注はその他の注意点を表しています。
この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳細については、DOC シート(規格適合証明書)をご覧ください。
詳細については、マシンに同梱されているエンジンメーカーからの情報をご参照ください。
この機械は、EN ISO 5395:2013 規格に適合しています。
この機械は手足を切断したり物をはね飛ばしたりする能力があります。重大な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守してください。
エンジンを始動する前に、このオペレーターズマニュアルや機体やアタッチメントに付いている説明や警告を読んで内容をよく理解してください。
作動中のパーツや機械の下には絶対に手足を近づけないでください。排出口の近くに、手足などを近づけないでください。
ガードなどの安全保護機器が正しく機能していない時は、運転しないでください。
作業場所に、無用の大人、子供、ペットなどを近づけないでください。子供に運転させないでください。講習を受けて正しい運転知識を身に着け、運転操作に必要な運動能力があり、責任ある大人のみがこの機械の操作を行ってください。
運転位置を離れる時は、マシンを停止させ、エンジンを止め、始動キー装備製品の場合はキーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してください。
間違った使い方や整備不良は人身事故などの原因となります。事故を防止するため、以下に示す安全上の注意や安全注意標識 のついている遵守事項は必ずお守りください 「注意」、「警告」、および「危険」 の記号は、人身の安全に関わる注意事項を示しています。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生する恐れがあります。
以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 |
デカル 117-1194 は 122 cm (48") モデル用です。
デカル 130-0765 は 122 cm (48") モデル用です。
デカル 139-7936 は 91 cm (36") モデル用です。
スロットルコントロールはエンジンの回転速度を低速 から 高速まで無段階制御します(図 4)
ブレードスイッチ(PTO マークのついたスイッチ)は、刈り込み刃のON/OFFを行うスイッチです(図 4)。
移送や格納保管する時は、燃料バルブを閉じる。
キースイッチはエンジンの始動と停止を行うスイッチで、3つの位置があります: OFF, RUN, STARTの 3 位置です。
冷えているエンジンを始動する時に使用します。
マシンの稼働時間を積算します。エンジンが作動中の時間を積算します。定期整備の目安として使用してください(図 4)。
アワーメータに黒色三角形が表示されていれば、そのインタロックは正しい位置にセットされています(図 5)。
コントロールレバーを使って、前進・後退・左旋回・右旋回を行うことができます(図 4)。
調整可能な方の基準バーの位置を変更するためのレバーです(図 4)。
仕様や設計は予告なく変更されることがあります。
91 cm(36")デッキ搭載機 | 122 cm(48")デッキ搭載機 | |
刈り幅 | 91 cm | 122 cm |
デフレクタを下げた状態での幅 | 94 cm | 124 cm |
デフレクタを上げた状態での幅 | 130 cm | 160 cm |
高さ | 114cm | 117 cm |
長さ | 196 cm | 203 cm |
重量 | 270 kg | 297 kg |
トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそろっており、マシンの機能をさらに広げることができます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または代理店へお問い合わせください;弊社のウェブサイト www.Toro.com でもすべての認定アタッチメントとアクセサリをご覧になることができます。
いつも最高の性能と安全性を維持するために、必ずToroの純正部品をご使用ください。他社の部品やアクセサリを御使用になると危険な場合があり、製品保証を受けられなくなる場合がありますのでおやめください。
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
子供やトレーニングを受けていない大人には、運転や整備をさせないでください。地域によっては機械のオペレータに年齢制限を設けていることがありますのでご注意ください。オペレーターや整備士全員に適切なトレーニングを実施するのはオーナーの責任です。
各部の操作方法や本機の正しい使用方法、警告表示などに十分慣れ、安全に運転できるようになりましょう。
各部の調整、整備、洗浄、格納などは、必ずマシンを停止させ、始動キーがついている機種ではキーを抜き取り、各部が完全に停止して機体が十分に冷えてから整備や清掃や格納を行ってください。
エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。
オペレータコントロールやインタロックスイッチなどの安全装置が正しく機能しているか、またガードなどの安全保護具が外れたり壊れたりしていないか点検してください。これらが正しく機能しない時には機械を使用しないでください。
これから機械で作業する場所をよく確認し、作業の邪魔になるもの、機械に巻き込まれそうなものはすべて取り除きましょう。
作業場所を良く観察し、安全かつ適切に作業するにはどのようなアクセサリやアタッチメントが必要かを判断してください。
使用前に必ず目視点検を行い、刈り込みブレード、ブレードボルト、刈り込みデッキなどの状態を確認してください。刈り込みブレードを交換する場合は、バランスを維持するためにブレードとボルトをセットで交換してください。
燃料の取り扱いに際しては安全に特にご注意ください。燃料は引火性が高く、気化すると爆発する可能性があります。.
燃料取り扱い前に、引火の原因になり得るタバコ、パイプなど、すべての火気を始末してください。
燃料の保管は必ず認可された容器で行ってください。
エンジン回転中などエンジンが高温の時に燃料タンクのふたを開けたり給油したりしな。
締め切った場所では燃料の補給や抜き取りをしないでください。
ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容器を保管・格納しないでください。
燃料がこぼれたら、エンジンを始動せずにマシンを別の場所に動かし、気化した燃料ガスが十分に拡散するまで引火の原因となるものを近づけないでください。
トラックの荷台に敷いたカーペットやプラスチックマットなど絶縁体の上で燃料の給油をしないでください。燃料容器は車から十分に離し、地面に直接置いて給油してください。
給油は、機械をトラックやトレーラから地面に降ろし、機体を接地させた状態で行ってください。機械を車両に搭載したままで給油を行わなければいけない場合には、大型タンクのノズルからでなく、小型の容器から給油してください。
給油は、給油ノズルを燃料タンクの口に接触させた状態を維持して行ってください。
機械の性能を最も良く発揮させるために、オクタン価87以上の、きれいで新しい(購入後30日以内)無鉛ガソリンを使ってください(オクタン価評価法は(R+M)/2 を採用)。
エタノール: エタノールを添加(10% まで)したガソリン、MTBE(メチル第3ブチルエーテル)添加ガソリン(15% まで)を使用することが可能です。エタノールとMTBEとは別々の物質です。エタノール添加ガソリン(15% 添加=E15)は使用できません。エタノール含有率が 10% を超えるガソリンは絶対に使用してはなりません:たとえば E15(含有率 15%)、E20(含有率 20%)、E85(含有率 85%がこれにあたります。これらの燃料を使用した場合には性能が十分に発揮されず、エンジンに損傷が発生する恐れがあり、仮にそのようなトラブルが発生しても製品保証の対象とはなりません。
メタノールを含有するガソリンは使用できません。
燃料タンクや保管容器でガソリンを冬越しさせないでください。 冬越しさせる場合には必ずスタビライザ(品質安定剤)を添加してください。
ガソリンにオイルを混合しないでください。
添加剤としてスタビライザー/コンディショナーを使用してください。この添加剤には以下のような働きがあります:
スタビライザメーカーの指示通りに使用することによって燃料の鮮度を一定期間保持することができる。
作動中のエンジンを洗浄する
燃料システム内部に始動不良の原因となるガム状のワニスが発生するのを防止する
Important: メタノールやエタノールを含む添加剤は使用できません。
燃料に対して適量のスタビライザー/コンディショナーを添加してください。
Note: 燃料スタビライザー/コンディショナーは燃料が新しいうちに添加するのが一番効果的です。燃料系統内部に樹枝状物質が形成されるのを防止するために、燃料スタビライザーは毎回継続して使ってください。
インタロックスイッチは安全装置であり、これを取り外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。
インタロックスイッチをいたずらしない。
作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、不具合があれば作業前に交換修理する。
安全のために、以下の条件の条件が満たされていないと PTO が作動できないようになっています:
どちらかの走行コントロールレバーを、中央位置(ロック解除位置)に動かす。
PTO スイッチを ON 位置にする。
両方のコントロールレバーから手を離す、あるいは両方が外側位置にくると、ブレード(アタッチメント)は回転を停止します。
アワーメータには、インタロックが正しい位置にセットされているかどうかがアイコンで表示されます。適正状態にあれば四角形の中に三角形が点灯します(図 7)。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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運転前には必ず安全インタロックのテストを行ってください。
Note: 安全装置が正しく動作しない場合には直ちに修理が必要です。弊社代理店に連絡してください。
駐車ブレーキを掛け、エンジンを始動させる。
走行コントロールレバーを中央のロック解除位置に動かす。
Note: エンジンが停止すれば正常です。
エンジンを始動し駐車ブレーキを解除する。走行コントロールレバーは動かさない。
Note: エンジンがアイドル回転になって 5 秒以内に停止すれば正常。
駐車ブレーキを掛け、エンジンを始動させる。
PTO スイッチを ON 位置にする。
Note: ブレードが回転しなければ正常。
駐車ブレーキを解除する。
どちらかの走行コントロールレバーを中央位置に保持して、PTO スイッチを ON 位置にする。
Note: ブレードが回転すれば正常。
走行コントロールレバーから手を離す。
Note: エンジンがアイドル回転になって 5 秒以内に停止すれば正常。
駐車ブレーキを掛け、エンジンを始動させる。
駐車ブレーキを解除する。
どちらかの走行コントロールレバーを中央位置に保持して、PTO スイッチを ON 位置にする。
Note: ブレードが回転すれば正常。
PTO スイッチを OFF 位置にする。
Note: ブレードが停止すれば正常。
PTO スイッチを ON 位置にする。
Note: ブレードが回転すれば正常。
駐車ブレーキを掛ける。
Note: ブレードが停止し、エンジンが停止すれば正常。
PTO スイッチを ON 位置にする。
エンジンの始動を試みる。
Note: クランキングしなければ正常。
毎日の運転前に、に記載されている「使用ごと/毎日の点検整備」を行ってください。
オーナーやオペレータは自分自身や他の安全に責任があり、オペレータやユーザーの注意によって物損事故や人身事故を防止することができます。
作業にふさわしい服装をし、安全めがね、長ズボン、頑丈で滑りにくい安全な靴、および聴覚保護具を着用してください。長い髪は束ねてください。ゆるい装飾品やだぶついた服は身に着けないでください。
この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってください。運転中は運転操作に集中してください;注意散漫は事故の大きな原因となります。
疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を摂取した時は運転しないでください。
エンジンを掛ける前に、全部の駆動装置がニュートラルであること、駐車ブレーキが掛かっていることを確認し、運転席に着席してください。
作業場所に人を近づけないでください。人が近づいてきたら機械を停止させてください。
機械の運転は十分な視界の確保ができる適切な天候条件のもとで行ってください。落雷の危険がある時には運転しないでください。
また、ぬれた芝生や落ち葉の上はスリップしやすく、運転中に転んでブレードに触れると大けがをする危険もあります。ぬれた芝の刈り込みは避けてください。
カッティングユニットに手足を近づけないでください。
バックするときには、足元と後方の安全に十分な注意を払ってください。
見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの障害物の近くや視界のきかない場所では安全に特に注意してください。
刈高を変更する場合には必ずカッティングユニットを止め、エンジンも止めてください。
エンジンは換気の十分確保された場所で運転してください。排気ガスには致死性ガスである一酸化炭素が含まれています。
エンジンの掛かっているマシンからは離れないでください。
運転位置を離れる前に(集草バスケットを空にする場合やカッティングユニットの詰まりを除去する場合も):
平らな場所に停車してください。
カッティングユニットを停止させ、アタッチメントを降下させる。
駐車ブレーキを掛ける。
車両を止め、キーのある機種ではキーを抜き取る。
機械各部が停止するのを待つ。
以下の場合は、カッティングユニットの駆動を止め、エンジンを止めてください:
燃料を補給するとき;
詰まりを取り除くとき
カッティングユニットの点検・清掃・整備作業などを行うとき;
異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じたときカッティングユニットに損傷がないか点検し、必要があれば修理を行ってください。点検修理が終わるまでは機械を使用しないでください。
運転位置を離れる前に
弊社(Toro® カンパニー)が認めた以外のアクセサリやアタッチメントを使用しないでください。
運転中は、地表面の状態に十分に注意してください。特にバックする時には必ず足元の安全を確認してください。走らないで;歩きましょう。
絶対に、デフレクタを上げたまま、取り外したまま、あるいは改造したりして刈り込みをしないでください(集草装置を使用するときは別)。
絶対に人を乗せないでください。
機械から排出される刈りかすを人に向けないでください。また、壁などにも向けないでください。異物が飛び出した時に跳ね返って身体に当たってけがをする恐れがあります。砂利道などをわたる場合には、ブレードの回転を止めてください。
エンジンの始動はこのマニュアルにしたがって慎重に行い、特に両足をブレードや排出口から十分に離して行ってください。
後退するときや、機械を手前に引くときには安全に十二分の注意を払ってください。
刈り込みエリアから出て走行する時、芝生以外の部分を走行する時はブレードの回転を止めてください。
斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは重大な人身事故につながります。斜面での安全運転はオペレータの責任です。どんな斜面であっても、通常以上に十分な注意が必要です。斜面で運転する前に、必ず以下を行ってください:
マニュアルや機体に描かれている斜面に関する注意事項を読んで内容をよく理解する。
作業当日に現場の実地調査を行い、安全に作業ができるか判断する。以上の調査においては、常識を十分に働かせてください。同じ斜面上であっても、水分など地表面の条件が変われば運転条件が大きく変わります。
斜面の刈り込みは、上り下り方向でなく、横断方向に行ってください。急斜面や濡れた斜面での運転はしないでください。足元が不十分な場所ではスリップや転倒を起こしやすくなります。
斜面に入る前に、安全の判断をしてください。段差、溝、盛り土、水などの近くに乗り入れないでください。万一車輪が段差や溝に落ちたり、足元の地面が崩れたりすると、機体が瞬時に転倒し、非常に危険です。危険な場所から十分に離れて運転してください。危険な場所での刈り込みには手刈りで対応してください。
斜面での発進・停止・旋回は避けてください。急旋回したり不意に速度や方向を変えたりしないでください;旋回はゆっくり行ってください。
走行、ステアリング、安定性などに疑問がある場合には運転しないでください。ぬれ芝、急斜面など滑りやすい場所で運転すると滑って制御できなくなる危険があります。駆動力を失うと、スリップを起こしたりブレーキや舵取りができなくなる恐れがあります。駆動輪をロックしてもマシンが滑り続ける場合があります。
隠れた穴、わだち、盛り上がり、石などの見えない障害は、取り除く、目印を付けるなどして警戒してください。深い芝生に隠れて障害物が見えないことがあります。不整地では機体が転倒する可能性があります。
マシンをコントロールすることができなくなったら、マシンの走行方向と反対側に飛び降りてください。
下り坂では必ずマシンをギアに入れておいてください。下り坂をニュートラルで走行しないでください(ギア駆動式のマシン)。
エンジン停止後や、誰も乗車していない時は、必ず駐車ブレーキを掛けてください。運転前に、駐車ブレーキの動作を確認してください。
駐車ブレーキレバーを手前に引くとブレーキが掛かる(図 8)。
レバーを前に倒すと駐車ブレーキが解除される。
Note: 駐車ブレーキが掛かった状態のまま走行コントロールレバーを動かしたり、駐車ブレーキを解除したまま5秒間以上停止を続けるとエンジンが停止します。
Note: 走行コントロールレバーから手を離して5秒以内に駐車ブレーキを掛けないとエンジンが停止します。
エンジンの速度(1分間の回転数)はスロットルコントロールによって制御されています。スロットルコントロールを高速位置にすると最も良い性能が得られます。
Note: 駐車ブレーキが掛かった状態のまま走行コントロールレバーを動かしたり、駐車ブレーキを解除したまま5秒間以上停止を続けるとエンジンが停止します。
手荒な旋回操作をすると、機械をコントロールできなくなって人身事故や物損事故を起こす危険があります。
小さな旋回を行う前には速度を十分に落としてください。
両方の走行コントロールレバーをニュートラル位置に動かす。
両方のレバーをゆっくり手前に引く(図 16)。
このマシンには、刈りかすを横下方向へ向けるデフレクタが取り付けられています。
デフレクタ、排出カバー、集草アセンブリを取り付けずに刈り込み作業を行うことは、自分自身や周囲の人間を回転刃やそれに飛ばされてくる異物の危険にさらす危険行為である。回転刃に触れたり、回転刃に跳ね飛ばされたものに当たると大けがをしたり最悪の場合には死亡事故となる。
デフレクタは排出方向を下向きにする重要な部材であるから、絶対に取り外したままで刈り込みを行ってはならない。デフレクタが万一破損しているのを発見した場合には直ちに交換すること。
刈り込みデッキの下には絶対に手足を差し入れないこと。
排出部の詰まりの解消は、必ずブレードを停止させて行うこと。キースイッチを OFF 位置に回す。キーを抜き取り、点火プラグコードを外す。
刈高は、38-114 mm の範囲で、6 mm 刻みで変更することができます。
刈高を変更した場合には、必ず芝削り防止ローラの高さ調整を行ってください。
平らな場所に駐車し、ブレード制御スイッチを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
ボルト・ナットを取り、芝削り防止ローラの位置を決めて、ボルト・ナットを取り付ける。
スペーサとブッシュを忘れずに取り付けること(図 19)。
各部の調整、整備、洗浄、格納などは、必ずマシンを停止させ、始動キーがついている機種ではキーを抜き取り、各部が完全に停止して機体が十分に冷えてから整備や清掃や格納を行ってください。
火災防止のため、機械に刈りかすなどが溜まらないように注意する。オイルや燃料がこぼれた場合はふき取る。
ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火や火花を発するものがある近くでは、絶対に機械や燃料容器を保管・格納しないでください。
機械をトレーラやトラックに積み込む際には、機体と同じ幅のある歩み板を使用してください。
荷台に載せたら、ストラップ、チェーン、ケーブル、ロープなどで機体を確実に固定してください。機体の前後に取り付けた固定ロープは、どちらも、機体を外側に引っ張るように配置してください。
Important: 故障時は必ず手で押して移動させてください。牽引はしないでください。車両が破損する恐れがあります。
Important: バイパスバルブを開いたままでエンジンを始動したり車両を運転しようとしないでください。システムを破損させる恐れがあります。
平らな場所に駐車し、ブレード制御スイッチを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
エンジンの両側にあるバイパスレバーを探し出す。
バイパスレバーをキー穴に沿って手前に引き、更に下に動かしてロックする(図 21)。
Note: これを各レバーに対して行う。
駐車ブレーキを解除する。
移動が終了したら駐車ブレーキを掛ける。
バイパスレバーをキー穴に沿って前方に押し、更に下に動かして図 21のようにロックする。
Note: これを各レバーに対して行う。
マシンの移送には十分に強度のあるトレーラやトラックを使用してください。歩み板は幅の広い一枚ものを使用してください。トレーラやトラックは、法令で定められた灯火類やマークが完備しているものを使用してください。安全上の注意事項全部をよく読んでください。オペレータや周囲の人を事故から守る重要な情報が掲載されています。ロープ掛けや積荷固定についてはそれぞれの地域の法令などを順守してください。
公道上を走行する場合には、適切な方向指示器、反射器、表示、低速車表示などが定められており、これらを遵守しないと危険である。
公道上を走行しないこと。
マシンをトレーラなどに搭載する作業は、機体を転倒させる危険をはらんでおり、万一そのような事故が起こると死亡事故など重大な人身事故となる(図 22)。
必ず、広い歩み板を使うこと;左右に分かれた幅の狭い板は使用しないこと。
必ず、トラック(トレーラ)の荷台の高さの4倍程度以上の長さの板を使用すること。
マシンをトレーラなどに搭載する作業は、機体を転倒させる危険をはらんでおり、万一そのような事故が起こると死亡事故など重大な人身事故となる。
歩み板の上を運転する場合には安全に十分に注意すること。
積み込み(登り)はバックで、降りる時には前進で行ってください 。
積み下ろし作業中の急加速や急減速などは転倒などの危険を大きくするから避ける。
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
調整、清掃、整備、車両を離れる前などには以下を行ってください:
平らな場所に駐車する。
スロットルスイッチを低速アイドル位置にセットする。
カッティングユニットを停止させる。
トランスミッションがニュートラルになっていることを確認する。
駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを止め、キーを抜き取ってください。
機械各部が停止するのを待つ。
保守作業は、各部が十分冷えてから行ってください。
適切な訓練を受けていない人には機械の整備をさせないでください。
エンジンを回転させながら調整を行わなければならない時は、手足や頭や衣服をカッティングユニットや可動部に近づけないように十分注意してください。人を近づけないでください。
すべてのパーツを良好な作動状態に維持しましょう。摩耗、破損したり読めなくなったパーツやステッカーは交換してください。常に機械全体の安全を心掛け、ボルト類が十分に締まっているのを確認してください。
集草装置は頻繁に点検し、摩耗や破れを発見した場合には交換してください。
火災防止のため、カッティングユニットや駆動部、マフラー、冷却スクリーンの周囲に、草や木の葉、ほこりなどが溜まらないようご注意ください。オイルや燃料がこぼれた場合はふき取る。
ブレーキは、頻繁に動作点検を行ってください。必要に応じてブレーキの調整と整備を行ってください。
機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛かっている場合があります。取り外しには十分注意してください。
機械の性能を完全に引き出し、かつ安全にお使いいただくために、交換部品は純正品をお使いください。他社の部品を御使用になると危険な場合があり、製品保証を受けられなくなる場合がありますのでおやめください。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 8 時間 |
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使用開始後最初の 50 時間 |
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使用開始後最初の 100 時間 |
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使用するごとまたは毎日 |
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25運転時間ごと |
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50運転時間ごと |
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100運転時間ごと |
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200運転時間ごと |
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300運転時間ごと |
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500運転時間ごと |
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800運転時間ごと |
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1年ごと |
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Important: エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照してください。
始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険である。
整備を行う前には、エンジンを止め、キーをスイッチから抜き取ること。
悪条件下で使用している場合には整備間隔を短くする。
グリスのタイプ:リチウム系汎用2号またはモリブデン系のグリス
平らな場所に駐車し、ブレード(PTO)制御スイッチを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
グリスフィッティングをウェスできれいに拭く。
Note: フィッティング前部にペイントなどが付着している場合は完全に除去する。
ベアリングからグリスがはみ出てくるまでグリスを入れる。
はみ出したグリスをふき取る。
整備間隔 | 整備手順 |
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1年ごと |
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グリスのタイプ:リチウム系またはモリブデン系グリス
ダストキャップを外してキャスタのピボットを調整する;キャスタピボットベアリングの調整を参照。
Note: キャスタのピボットのグリスアップが終わるまで、ダストキャップを外した状態にしておきます。
六角プラグを取り外す。
外した穴にグリスフィッティングを取り付ける。
グリスが上側ベアリングからはみ出してくるまでポンプでグリスを注入する。
グリスフィッティングを外す。
六角プラグとダストキャップを取り付ける。
エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回転数を上げすぎたりしないでください。
燃料を口で吸い出さないでください。ポンプで抜きとるかタンクが空になるまで運転してください。燃料タンクからの燃料の抜き取り作業は屋外で行う。
整備間隔 | 整備手順 |
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25運転時間ごと |
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50運転時間ごと |
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200運転時間ごと |
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300運転時間ごと |
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Note: ほこりのひどい場所で使用する場合は、より頻繁に(数時間ごとに)エアクリーナの整備を行ってください。
Important: スポンジエレメントやペーパーエレメントにはオイルを塗らないでください。
スポンジを温水と液体洗剤で洗浄する。汚れが落ちたら十分にすすぐ。
きれいなウェスの間にエレメントをはさんで押して脱水する。
Important: 磨耗や破れが見られる場合は新しいものに交換する。
Important: ペーパーエレメントは洗わず、交換してください(図 30)。
破れや油汚れ、ゴムシールの傷がないか点検してください。
破損している場合は新しいものに交換する。
オイルのタイプ: 洗浄性オイル(API 規格 SF, SG, SH, SJ または SL)
エンジンオイルの容量:1.5 リットル(フィルタを含まない。フィルタ交換時は 1.7 リットル)
粘度:下の表を参照。
整備間隔 | 整備手順 |
---|---|
使用するごとまたは毎日 |
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Note: オイルはエンジンが冷えている状態で点検する。
高温部に触れると火傷を負う危険がある。
手足や顔や衣服をマフラなどの高温部に近づけないよう十分注意すること。
Important: エンジンオイルを入れすぎないでください。エンジンを損傷する可能性があります。エンジンオイルの量が最小量以下でエンジンを運転すると、エンジンを損傷する可能性があります。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
図 32に示すように、エンジンオイル量を点検する。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 8 時間 |
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100運転時間ごと |
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Note: 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなどしてください。
整備間隔 | 整備手順 |
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200運転時間ごと |
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Note: ほこりのひどい場所で使用する場合は、エンジンオイルもフィルタもより頻繁な交換が必要。
エンジンからオイルを抜く;エンジンオイルの交換を参照。
エンジンオイルフィルタを交換する(図 35)。
Note: フィルタのガスケットがエンジンに当たるまで締め付け、そこからさらに3/4 回転締め付ける。
適切な種類の新しいオイルを入れる;エンジンオイルの仕様を参照。
整備間隔 | 整備手順 |
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100運転時間ごと |
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取り付ける時には電極間のエアギャップを正しく調整しておいてください。
取り付け、取り外しには必ず専用のレンチを使い、エアギャップの点検調整にはすきまゲージやギャップ調整工具などを使ってください。必要に応じて新しい点火プラグと交換してください。
タイプ: NGK® BPR4ES(または同等品)
エアギャップ:0.75 mm
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
図 36のように点火プラグを取り外す。
Important: 点火プラグは清掃しないでください。黒い汚れ、電極の磨耗、油膜、亀裂などがあれば新しいものと交換してください。
絶縁体部がうす茶色や灰色なら適正です。碍子が黒くなっているのは不完全燃焼です(エアクリーナの汚れが原因であることが多い)。
すきまを 0.75 mm に調整する。
燃料は非常に引火・爆発しやすい物質である。発火したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き起こす。
燃料に関する注意事項の説明は燃料についての安全事項ID000-450-723 を参照してください。
Note: 燃料タンクから燃料を抜き取る場合にはサイホン式のポンプを使用してください。サイホン式ポンプは金物店などで購入することができます。
燃料は非常に引火・爆発しやすい物質である。発火したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き起こす。
燃料系統に関わる作業は、エンジンが冷えている状態で行うこと。この作業は必ず屋外の広い場所で行う。こぼれた燃料はふき取る。
燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を絶対に近づけない。
マシンの修理などを行う前には、バッテリーの接続を外してください。バッテリーの接続を外すときにはマイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブルを外してください。接続するときにはプラス端子に先に接続し、次にマイナス端子に接続してください。
バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜いておいてください。衣服は身体を保護できるもの、工具は絶縁されたものを使用してください。
整備間隔 | 整備手順 |
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100運転時間ごと |
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バッテリーは汚れのない状態で満充電に維持してください。ペーパータオルでバッテリーケースの汚れを除去してください。端子部に腐食が発生した場合には、重曹水(水 4:重曹 1)で清掃します。腐食防止のために、端子部にはグリスを薄く塗ってください。
電圧: 12 V
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
バッテリー端子から、マイナス(黒;アース側)ケーブルを外す(図 41)。
Note: 金具類はすべて保管してください。
バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分が触れるとショートを起こして火花が発生する。火花で水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。
バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、端子と金属を接触させないように注意する。
バッテリーの端子は車体の金属部分と接触させてはならない。
バッテリーケーブルの取り外し手順を間違うとケーブルがショートを起こして火花が発生する。火花で水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。
ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス(黒)ケーブルから取り外し、次にプラス(赤)ケーブルを外す。
ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス(赤)ケーブルから取り付け、それからマイナス(黒)ケーブルを取り付ける。
プラス(赤)ケーブルのゴムカバーを外す。
バッテリー端子から、プラス(赤)ケーブルを外す(図 41)。
Note: 金具類はすべて保管してください。
バッテリー押さえ(図 41)を外して、トレイからバッテリーを取り出す。
充電中は爆発性のガスが発生する。
バッテリーの近くでは禁煙を厳守し、バッテリーに火気を近づけないこと。
Important: バッテリーは常時フル充電状態に維持してください(このとき電解液の比重は1.260 になります)。これは、気温が氷点下になる時には特に重要です。
機体からバッテリーを外す;バッテリーの取り外しを参照。
充電器に接続し、充電電流を 3-4 A にセットする。3-4 Aで4-8時間充電する。
Note: 過充電にならないように注意してください。
充電が終了したら、コンセントからチャージャのプラグを抜き取り、充電器のリード線をバッテリー端子から外す(図 42)。
バッテリーを取り付ける; バッテリーを取り付けるを参照。
機械の電気回路を保護するためにヒューズを使用しています。ヒューズに関する整備は何も必要ありません。但し、万一ヒューズが飛んだ場合には、配線がショートしていないか点検してください。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
ヒューズは引き抜けば外れます。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 100 時間 |
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ホイールナットを 115-142 N·m(11.8-14.5 kg.m = 85-105 ft-lb)にトルク締めする。
走行コントロールレバーがニュートラルの時にクリーピングする場合には、ニュートラル調整を行ってください。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
マシン後部にジャッキをセットし、駆動輪が完全に中に浮く状態にしてスタンドで支える。
コントロールロッドアセンブリのナットをゆるめる(図 45)。
エンジンを始動し、スロットルコントロールを高速にセットする。
下側コントロールロッドを上下させてニュートラル位置を探す(図 45)。
ナットを締めつける(図 45)。
Important: ロッドが動かないことを確認する;動く場合には調整をやり直す必要がある。
もう一方のレバーにも同じ作業をする。
Note: ニュートラル調整後、トラッキングの調整が必要になることが考えられます;トラッキングの調整を参照。
左右の走行コントロールレバーを前方に目いっぱい押した時にマシンが直進しない場合には、以下の手順でトラッキングを調整してください。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
図 45の調整ねじを使って、レバーの速度を増減する。
Note: ねじを左に回すと走行速度が速くなり、右へ回すと遅くなります。マシンが左にずれる場合には右レバーの速度を下げるか左レバーの速度を上げる。マシンが右にずれる場合には左レバーの速度を下げるか右レバーの速度を上げる。
エンジンを始動し、平坦な場所を全速で前進走行させてマシンが直進するかどうかを確認する。必要に応じてこの調整操作を繰り返す。
整備間隔 | 整備手順 |
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500運転時間ごと |
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Note: 91 cm (36") マシンでは、キャスタホイールの上部ボルトを締め付けます。122 cm (48")マシンでは、以下の作業を行ってください。
キャスタホイールは、ローラベアリングで支持しており、このベアリングはスパンナブッシュで支持しています。ベアリングを適切に維持すれば摩耗はごくわずかで済みますが、適切な潤滑を怠ると急激に摩耗が進みます。キャスタが揺れる場合はベアリングの摩耗を疑ってください。
キャスタホイールをキャスタフォークに固定しているロックナットとホイールボルトを外す(図 48)。
ブッシュを1つ外し、次にスパンナブッシュとローラベアリングをホイールハブから抜き出す(図 48)。
ホイールハブからもう1つのブッシュを取り出し、ハブについているグリスや汚れを落とす(図 48)。
ローラベアリング、ブッシュ、スパンナブッシュ、ホイールハブの内側の摩耗状態を調べる。
Note: 破損・摩耗しているパーツは交換する(図 48)。
ホイールハブにブッシュ1つを入れる(図 48)。
ローラベアリングとスパンナブッシュにグリスを塗ってホイールハブに取り付ける(図 48)。
ホイールハブに残りのブッシュ1つを入れる(図 48)。
キャスタホイールをキャスタフォークに取り付け、ホイールボルトとロックナットで固定する(図 48)。
スパンナブッシュがキャスタフォークの一番奥に当たるまでロックナットを締め付ける(図 48)。
キャスタホイールのフィッティングにグリスを注入する。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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エンジンのシリンダとシリンダヘッドについている冷却フィン、フライホイールの端にあるエアインテークスクリーン、キャブレター・ガバナのレバーとリンクについている刈りかすや異物を除去する。これにより、十分な冷却効果と適正なエンジン回転数が確保でき、エンジンのオーバーヒートや損傷の発生を抑えることができます。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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毎日、運転前に平らな場所と法面の両方で駐車ブレーキの動作を点検してください。
停止中や、誰も乗車していない時は、必ず駐車ブレーキを掛けてください。駐車ブレーキの効きが悪くなった場合には調整してください。
PTO を解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
駐車ブレーキを解除する。
ブレーキレバーを引き、マシンが確実に制動されていることを確認する。
必要に応じてブレーキの調整を行う。
整備間隔 | 整備手順 |
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25運転時間ごと |
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磨耗や破損が見られる場合は新しいベルトに交換する。磨耗の兆候として:ベルトが回転するときにきしみ音がする、刈り込み中にベルトが滑ってブレードが回らない、ベルトの縁がほつれている、焼けた跡がある、割れているなどがあります。
スプリングには張力が掛かっており怪我をする危険がある。
ベルトの取り外しは十分に注意深く行うこと。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
デッキガードを外す;刈り込みデッキのガードを取り外すを参照。
122 cm (48")デッキでは、両方のプーリカバーを固定しているねじ(4本)をゆるめてカバーを外す(図 51)。
スプリング取り外し工具(Toro P/N 92-5771)を用いて、デッキのフックからアイドラスプリングを取り外してスプリングのテンションをなくし、プーリからベルトを取り外す(図 52または図 53)。
スプリングの長さを点検する。15.2 cm 未満なら、アイドラプーリのアームを調整する;4(アイドラプーリアームの調整)へ進む。
91 cm (36") デッキでは、プーリカバーを取り付ける(図 51)。
デッキガードを取り付ける;刈り込みデッキのガードを取り外すを参照。
整備間隔 | 整備手順 |
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1年ごと |
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スプリングの長さが 15.2 cm 未満の場合や、図 54のようにアイドラプーリアームがアイドラストップに当たる場合は、アイドラプーリアームを調整する。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
デッキガードを外す;刈り込みデッキのガードを取り外すを参照。
アイドラプーリのナットをゆるめる(図 54)。
必要に応じてスロット内のプーリの位置を調整する(図 55)。
ベルトの摩耗に合わせて、あるいはスプリング長が 15.2 cm を超えている場合は、プーリをスロットの左側に移動。
新しいベルトの場合、あるいはスプリング長が 15.2 cm 未満の場合は、プーリをスロットの右側に移動。
ナットを締めつける(図 54)。
デッキガードを取り付ける;刈り込みデッキのガードを取り外すを参照。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
デッキベルトをクラッチプーリから外す;刈り込みデッキベルトの交換を参照。
クラッチプーリを外す(図 56)。
アイドラアームの四角い穴にドライブラチェットを差し込んでベルトの張りをなくす(図 57)。
ベルトを取り外す(図 58)。
ドライバをゆっくりゆるめてスプリングの張りを解放する。必要であれば、スプリングをアンカーから外す。
図 58に示すように、新しいベルトを配設する。
スプリングアンカーにスプリングを取り付ける。ドライブらちぇっどでスプリングに張りを掛け、アイドラプーリにベルトを掛ける(図 57)。
スプリングを解放してベルトに張りを出す。
全部のプーリにベルトが適切に嵌っていることを確認する。
クラッチプーリを取り付ける(図 56)。ベルトを68-81 N·m (6.9-8.0 kg.m = 50-60 ft-lb)にトルク締めする。
デッキベルトをクラッチプーリに取り付ける;刈り込みデッキベルトの交換を参照。
左右のコントロールレバーが一直線にそろっていない場合には、コントロールレバーを調整します。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
走行コントロールレバーを下げて運転位置にセットする。
走行コントロールレバーの水平方向の整列をチェックする(図 59)。
調整している走行コントロールレバーのカムを固定しているナットをゆるめる(図 60)。
カムを調整して、相手方の走行コントロールレバーに整列させ、ナットを締めてカムを固定する(図 60)。
Note: カムを右に回すとレバーが下がり、左に回すとレバーが上がります。
Important: カムの平らな部分を垂直位置以上に回さないでください。オペレータコントロールがカムの平らな部分に触れてはいけません。
万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門医の治療を受けること。万一、油圧オイルが体内に入った場合には、数時間以内に手術を受ける必要がある。
油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタが適切に接続されていること、およびラインやホースの状態が良好であることを確認すること。
油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけない。
リークの点検には、新聞紙やボール紙を使う。
油圧系統の作業を行う時は、必ず安全に油圧系統内部の圧力を解放しておくこと。
油圧オイルのタイプ: Toro® HYPR-OIL™ 500 油圧作動液
油圧オイルの容量: 4.7 リットル
Important: 所定の油圧オイルを使用してください。他のオイルを使用すると油圧システムを損傷する可能性があります。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 50 時間 |
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500運転時間ごと |
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油圧オイルの交換には、フィルタの取り外しが必要です。オイルとフィルタは同時に交換するようにしてください;オイルの使用については油圧システムの仕様を参照してください。
平らな場所に駐車し、ブレード(PTO)制御スイッチを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
エンジンが冷えるのを待つ。
トランスアクスルガードからボルト(2本)とナットを外す(図 62)。
ガードを下に開く。
それぞれのトランスアクスル駆動システムについているフィルタとガードを探し出す(図 63)。
フィルタガードを固定しているねじ(3本)を外してガードを外す(図 63)。
フィルタの周囲をていねいに拭く。
Important: 油圧システムを異物で汚染しないように十分注意してください。
フィルタとプラグを抜いたときに排出されるオイルを受けるために、フィルタの下に回収容器を置く。
各トランスミッションについている通気プラグを外す。
フィルタをゆるめて外し、排出されるオイルを回収する。
以上の作業を両方のフィルタに対して行う。
新しいフィルタのゴムシール部に油圧オイルを薄く塗る。
ゴムシールがアダプタに当たるまで手でねじ込み、そこから更に 3/4-1 回転増し締めする。
反対側のフィルタにも同じ作業をする。
各フィルタに、先ほど外したフィルタガードを取り付ける。図 63
ねじ3本でガードを固定する(図 63)。
油圧オイルを入れる前に、通気プラグを外してあることを確認する。
所定のオイルを補助タンクにゆっくりと入れる;通気プラグのひとつ からオイルが流れ出してくるまでオイルを入れる;油圧システムの仕様を参照。
通気プラグを取り付ける(図 63)。
プラグを 20 N·m (2 kg.m=15 ft-lb)にトルク締めする。
補助タンクにさらにオイルを追加する;第二トランスミッションについているもうひとつの通気プラグの穴からオイルが流れ出てくるまでオイルを入れる。
反対側の通気プラグを取り付ける。
プラグを 20 N·m (2 kg.m=15 ft-lb)にトルク締めする。
補助タンクにさらにオイルを追加する;補助タンクの FULL COLD ラインまでオイルを入れる。
油圧システムのエア抜きに進む。
Important: 油圧フィルタ装着後、システムのエア抜き作業を正しく行わないと、トランスアクスル駆動システムに修理不能なダメージが発生する恐れがあります。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
マシン後部にジャッキをセットし、駆動輪が完全に中に浮く状態にしてスタンドで支える。
両方のバイパスレバーをキー穴に沿って手前に引き、更に下に動かしてロックする(図 65)。
エンジンを始動する。ハーフスロットルに設定する。
走行コントロールレバーを全速前進から全速後退の間でゆっくり5往復させる。
エンジンを停止し、バイパスレバーを前下方向に動かしてロックする(図 65)。
エンジンを始動する。
走行コントロールレバーを全速前進から全速後退の間でゆっくり5往復させる。
エンジンを停止し、油圧オイルのレベルが下がっているのを確認し、不足分を補充する。
システムから完全にエアが抜けるまで、以上の作業を繰り返す。
Note: トランスアクスルの運転音が通常レベルになり、前進後退ともに滑らかな動作になれば、エアパージ作業は終了です。
補助油圧オイルタンクのオイル量の最終確認を行い、不足している場合には補充する。
磨耗したり破損したりした刃は使用中に割れて破片が飛び出す場合があり、これが起こるとオペレータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場合には死亡事故となる。
ブレードが磨耗や破損していないか定期的に点検すること。
ブレードの点検を行うときには安全に十分注意すること。必ず手袋を着用すること。ブレードは研磨または交換のみ行い、たたいて修復したり溶接したりしないこと。
複数のブレードを持つ機械では、1つのブレードを回転させると他も回転する場合があるので十分に注意すること。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを止め、キーを抜きとり、点火プラグからコードを外す。
ブレードを回転させて前後方向に向ける
平らな床面から刃先までの高さを測る;ブレードの A 位置まで測る(図 67)。
ブレードを半回転させて先ほどの後端が前端になるようにする。
ステップ2で行った測定をもう一度行う。
Note: ステップ2と3とから得られた値の差が 3 mm 以内であれば適正とする。
Note: 差が3 mm よりも大きい場合には、ブレードを交換する。
曲がったり破損したりしているブレードは、砕けて重大な人身事故を起こす恐れがある。
このようなブレードは、必ず新品と交換すること。
ブレードの表面や縁にヤスリなどで鋭利な溝を作ったりしないこと。
ブレードが堅いものに当たった、バランスが取れていない、磨耗した、曲がったなどの場合には交換する必要があります。いつも最高の性能を維持し、安全を確保するために、交換用の刈り込み刃(ブレード)は必ず Toro の純正部品をご使用ください。非純正品のブレードを使用すると安全基準違反となる可能性があります。
ぼろきれや厚いパッドの入った手袋を使ってブレードの端部をしっかり握る。
スピンドルのシャフトからブレードボルト、湾曲ワッシャ、ブレードを取り外す(図 68)。
整備間隔 | 整備手順 |
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1年ごと |
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デッキを取り付けた直後や、刈り上がりが揃っていないときには、デッキが水平に取り付けられているかどうかを点検してください。
デッキの前後の調整を行う前に、左右の水平調整を行ってください。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを止め、キーを抜きとり、点火プラグからコードを外す。
両方の駆動タイヤの空気圧を点検する; タイヤ空気圧を点検するを参照。
デッキの水平調整を行う前に、ブレードが曲がっていないか点検してください;曲がっているブレードは交換してください;刈り込みブレードの整備を参照。
刈り込みデッキを、76 mm の刈高にセットする。
ブレードを左右方向に向ける。
B と C 位置で、水平な床面から刃先までの距離を測る(図 72)。
B と C の測定値の差が 6 mm 以内であれば適正とする。
Note: 適正でない場合は刈り込みデッキの水平調整を参照。
後タイヤの空気圧を所定値に調整する。
1枚のブレードを前後方向に向ける。A 位置と B 位置で、水平な床面から刃先までの距離を測る(図 73)。
Note: 前位置(A)での測定値が後位置(B)での測定値より 6 mm 低ければ適正とする。
他のブレードについても同じ測定を行う。
前後のピッチが正しくない場合は刈り込みデッキの水平調整を参照。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
刈高レバーを 76 mm に設定する;刈り高の調整を参照。
デッキの左右前部に角材(厚さ 6.6 cm)を入れる。芝削り防止ローラの下には入れないこと(図 74)。
刈り込みデッキのスカートの後ろの左右のエッジ部の下にブロック(厚さ 7.3cm)をそれぞれ 1 個ずつセットする(図 74)。
デッキの四隅についている調整ボルトを全部ゆるめて、デッキが4個の角材に載った状態にする。
チェーンがゆるんでいないことを確認してボルトを締め付ける
左右の水平と前後のピッチを調べる; 左右の水平の点検とデッキのピッチ(前傾)の点検を参照。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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排出口がデフレクタなどで覆われていないと、デッキから異物が飛び出して人に当たる恐れがあり、このようなことが実際におこると深刻な人身事故になりかねない。また、刈り込みブレードに手などが触れる可能性もある。
必ず、マルチプレート、デフレクタ、または集草装置を取り付けて使用すること。
デフレクタブラケットのノッチからスプリングを外し、デッキに溶接してあるブラケット、スプリング、デフレクタを貫通しているロッドを抜き出す(図 76)。
破損または摩耗しているデフレクタを取り外す。
新しいデフレクタを図 77のように、デッキのブラケットの両端にセットする。
ロッドのまっすぐな端部にスプリングを取り付ける。
図 77に示すようにスプリングをロッドに取り付けてください。すなわち、スプリングの短い方の端部がロッドの下側から出てきて、ロッドの曲がり部分に上から掛かります。
スプリングのもう一方の端部を、デフレクタブラケットのノッチに引っ掛ける(図 77)。
ロッド&スプリングアセンブリを回転させて、ロッドの短い端部がデッキに溶接されているモアのブラケットの裏側に来るようにする(図 77)。
Important: デフレクタがスプリングによって下向き位置になることが必要です。デフレクタを手で上位置に持ち上げ、手を離すと自然に下位置になることを確認してください。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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デッキの裏側にたまった刈りかすは毎日取り除いてください。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを止め、キーを抜きとり、点火プラグからコードを外す。
マシン前部をジャッキで持ち上げてスタンドで支える。
機体をウェスで洗浄する。水を掛けないこと。
使用済みのエンジンオイル、バッテリー、油圧オイル、エンジン冷却液は環境汚染物質です。これらは国や地域の規制に従って処分してください。
各部の調整、整備、洗浄、格納などは、必ずマシンを停止させ、始動キーを抜き取り、各部が完全に停止し、機体が十分に冷えてから行ってください。
格納はエンジンが十分に冷えてから行ってください。
裸火の近くに機械や燃料を保管したり、屋内で燃料の抜き取りをしたりしない。
平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。
機体各部、特にエンジンや油圧装置に付着している泥や刈りかすをきれいに落とす。
Important: 機体は中性洗剤と水で洗うことができます。ただし高圧洗浄器は使用しないでください。また、コントロールパネル、エンジン、油圧ポンプ、モータに大量の水が掛からないように注意してください。
駐車ブレーキの動作点検を行う;駐車ブレーキの確認を参照。
エアクリーナの整備を行う;エアクリーナの整備を参照。
機体をグリスアップする;潤滑を参照。
エンジンオイルを交換する;エンジンオイルの交換を参照。
タイヤ空気圧を点検する;タイヤ空気圧を点検するを参照。
バッテリーを充電する; バッテリーを充電するを参照。
刈り込みデッキの内側にこびりついている刈かすやごみをスクレーパで掻き落とし、水道ホースで水洗いする。
Note: 機体の洗浄がおわったらエンジンを掛け、ブレード(PTO)制御スイッチを 2-5 分間程度作動させて内部の水を除去する。
ブレードの状態を点検する;刈り込みブレードの整備を参照。
格納期間が30日間を超える場合には以下の作業を行う:
燃料タンクに新しい燃料を入れて、スタビライザ/コンディショナ(燃料品質安定剤)を添加する。混合手順は、スタビライザの説明書に従うこと。アルコール系のスタビライザ(エタノール系やメタノール系)は使用しないでください。
エンジンをかけ、5 分間ほどかけてコンディショナ入りの燃料を各部に循環させる。
エンジンを停止し、エンジンの温度が下がるのを待ってガソリンを抜き取る。
エンジンを再度始動して自然に停止するまで運転する。
抜き取った燃料は地域の法律などに従って適切に処分する。抜いた燃料は法律や規則に従って処分する。
Important: スタビライザ(品質安定剤)を添加した燃料であっても、スタビライザメーカーが推奨する保管期間を越えて保管しないでください。
点火プラグを外して点検する;点火プラグの整備を参照。点火プラグの取り付け穴から、エンジンオイルをシリンダ内に 30 ml(スプーン2杯程度)流し込む。スタータでエンジンを回してシリンダ内部にオイルを分散させる。点火プラグを取り付ける。点火コードは取り付けない。
各ボルト類の締め付けを確認する。破損した部品はすべて修理または交換する。
機体の塗装がはげていればタッチアップ修理をする。ペイントは代理店で入手することができる。
汚れていない乾燥した場所で保管する。始動スイッチのキーを抜き取って子供などの手の届かない場所に保管する。機体にはカバーを掛けておく。
Problem | Possible Cause | Corrective Action |
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燃料タンクが凹みそうになったり、燃料切れ表示が頻繁に出る。 |
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エンジンのオーバーヒート。 |
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スタータが動かない。 |
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エンジンが始動しない、始動しにくい、すぐ止まる。 |
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エンジンのパワーが出ない。 |
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運転できない。 |
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異常に振動する。 |
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刈高が一定しない。 |
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ブレードが回転しない。 |
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デッキのアイドラから異音が出る。 |
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