平らな場所に駐車する。
PTO を解除し、駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを止め、キーを抜き取ってください。
アクセスを楽にするために、機体前部を浮かせ、ジャッキスタンドで支持する。スタンドは機体の重量を十分に支えられるものを使用すること。
機械式や油圧式のジャッキが外れると重大な人身事故が発生する。
機体をジャッキアップしたら、ジャッキスタンドで支えること。
この作業に必要なパーツ
右バッフル | 1 |
キャリッジボルト(5/16 x ¾"):48" デッキのみ | 1 |
キャリッジボルト(5/16 x ¾"):54" デッキのみ | 2 |
ナット(5/16"):48" と 60" デッキのみ | 3 |
ナット(5/16"):54" デッキのみ | 4 |
この作業に必要なパーツ
排出シュートカバー | 1 |
ボルト(3/8 x 1"):48" デッキのみ | 3 |
ボルト(3/8"):54" と 60" デッキのみ | 2 |
ナット(3/8"):48" と 54" デッキのみ | 3 |
ナット(3/8"):60" デッキのみ | 2 |
ナット(5/16"):60" デッキのみ | 1 |
ボルト(3/8 x 1-¼"):54" デッキのみ | 1 |
ボルト(5/16 x 1-¼"):60" デッキのみ | 1 |
48" デッキ
排出シュートカバーを取り付ける;ボルト(3/8 x 1")3 本とナット(3/8")3 個で図 9と図 10のように取り付ける。
54" デッキ
排出シュートカバーを取り付ける;ボルト(3/8 x 1-¼")3 本、ボルト(3/8 x 1")2本、ナット(3/8")3 個で図 11のように取り付ける。
60" デッキ
排出シュートカバーを取り付ける;キャリッジボルト(5/16 x 1-¼")3 本、とナット(5/16")3 個で図 12のように取り付ける。
この作業に必要なパーツ
キッカーバッフル | 2 |
六角ワッシャヘッドボルト(5/16 x ¾") | 4 |
デッキの内側にキッカーバッフルを固定する;ボルト(5/16 x ¾")4 本を図 13の場所に使用する。
刈り込みおよび吹き飛ばしをベストの状態で行うために、エンジンは常に高速で使ってください。刈かすをきれいに裁断するには十分な空気流が必要ですから、刈高を低くしすぎたり、刈り込みデッキの周囲すべてを高い草で囲まれるような刈り込みはお奨めできません。常に刈り込みデッキの左右どちらかの側から、デッキの内部に十分な空気を吸い込めるようにしておきましょう。
希望する刈高より少し高目の設定で刈って、凹凸面で芝が削られたりしないことを確認し、その後にいつもの刈高に戻すようにしましょう。しかし、通常はこれまでに使っていた刈高が最も良い刈高です。草丈が 15 cm を超えている場合には、一度に刈り込まずに二度刈りするのがきれいに仕上げるコツです。
一度に刈り込む量は草丈のおよそ 1/3 程度までとしましょう。芝草がまばらにしか生えていない時や、成長が遅い時期(晩秋)以外は、刈高を最高から下げないようにするのがおすすめです。
毎回刈り込みの方向を変えると芝草を真っ直ぐに成長させることができます。また、刈りかすの飛散方向も変わるので自然分解が促進され、栄養的にも有利です。
芝草の生長速度や季節によって変わります。成長の速い春には刈り込み回数を増やしましょう。夏に向かって生長速度が落ちてきたら徐々に回数を減らします。刈り込みできない日が何日も続いてしまった場合には、最初に高めの刈高で刈り、2 日後に刈高を下げてもう一度刈るようにするとよいでしょう。
場合によっては、走行速度を落とす方がきれいに刈れます。
草丈がそろっていない場所では、芝削りを避けるために高めの刈高で刈りましょう。
刈り込みの途中で停止すると、刈りかすの塊が芝生の上に落ちることがあります。これを避けるには、ブレードを回転させたままで、既に刈り込みの終わっている場所まで移動するか、前進しながらデッキを停止させます。
芝刈り作業が終わったらホースと水道水で刈り込みデッキの裏側を洗浄してください。ここに刈りかすやごみが溜まると切れ味が落ち、仕上がりが悪くなります。
芝草を引き裂いたり引きちぎったりせずにきれいな刈り込みができるように、シーズンを通じて鋭利な刃先を維持するようにしましょう。切れ味の悪い刃先は芝草を引きちぎるので、切り口が茶色に変色し、芝草の成長を悪くし、また病気にもかかりやすくなります。刈り込み後は、ブレードに磨耗や破損が発生していないか毎回点検してください。刃先のバリなどをヤスリで落としてください。破損したり摩耗したりしたブレードは純正のブレードと交換してください。