この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に使用するのはお客様の責任です。
製品の安全や取り扱い講習、アクセサリなどに関する情報、代理店についての情報の入手、お買い上げ製品の登録などをネットで行っていただくことができます:www.Toro.com
整備について、また純正部品についてなど、分からないことはお気軽に弊社代理店またはカスタマーサービスにおたずねください。お問い合わせの際には、必ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせください。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメモしておきましょう。

この説明書では、危険についての注意を促すための警告記号(図 2)を使用しております。これらは死亡事故を含む重大な人身事故を防止するための注意ですから、必ずお守りください。

この他に2つの言葉で注意を促しています。重要 は製品の構造などについての注意点を、注はその他の注意点を表しています。
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危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 |



Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
平らな場所に駐車する。
走行コントロールレバーをニュートラル固定位置以外の位置に動かす。
駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを止め、キーを抜き取る。

この作業に必要なパーツ
| ブロアプーリアセンブリ | 1 |
| ベルトカバーブラケット | 1 |
| スピードナット | 1 |
| キャリッジボルト(¼ x ¾") | 2 |
| ロックナット(¼") | 2 |
| ロックナット(⅜") | 3 |
| ブロアプーリ | 1 |
| ロックナット(¾") | 1 |
| ワッシャ | 1 |
| プーリマウント | 1 |
刈り込み車両についているスプリング付きのアイドラプーリのスプリングの張力を解除する;図 7または図 9を参照。
Note: モデル 78401、78402、および 78403 のブロアでは、スプリング取り外し工具(Toro P/N 92-5771)を使ってスプリングをデッキ上の固定部から外します(図 8)。
Note: モデル 78404、78405、および 78406 のブロアでは、アイドラアームに四角いラチェットを差し込んで、スプリングのテンションをゆるめます(図 9)。



右側デッキのプーリからベルトを取り外す。
スパナ(1½ インチ)でスピンドルシャフトを押えながら、ロックナット(¾ インチ)とワッシャをスピンドルシャフトから外す(図 10)。
Note: モデル 78404、78405、および 78406 のブロアでは、ロックナット(¾")とワッシャは使用しない。

スパナ(1½ インチ)でスピンドルシャフトを押えながら、右側スピンドルシャフトにダブルプーリを取り付ける。
モデル 78401、78402、および 78403 のブロアでは、以下の作業を行う:
ロックナット(¾")とワッシャで、新しいダブルプーリを右側スピンドルシャフトに固定する(図 11)。
ロックナット(¾")を 176-217 N·m (13.8-15.2 kg.m = 130-160 ft-lb)にトルク締めする。

モデル 78404、78405、および 78406 のブロアでは、以下の作業を行う:
プーリマウントのスタッドを、デッキプーリの穴に通す(図 12)。
先ほど外したロックナット(¾")とワッシャで、デッキプーリをスピンドルシャフトに固定する(図 12)。
ロックナット(¾")を 176-217 N·m (13.8-15.2 kg.m = 130-160 ft-lb)にトルク締めする。
ねじ山付きのスタッドにブロアのプーリを取り付け、ロックナットで仮止めする(図 12 )。
ブロアのプーリを右へ止まるまで回す。
ロックナット(3個)を 18 N∙m (1.8 kg.m = 13 ft-lb)にトルク締めする。

各ブレードボルトを 115-149 N·m(11.8-15.2 kg.m = 85-110 ft-lb)にトルク締めする。
ダブルプーリの下側のプーリに刈り込みベルトを掛け回す(図 13)。

デッキにベルトカバーブラケットを取り付ける;キャリッジボルト(¼ x ¾")2本とロックナット(¼")2個を使用して図 14のように取り付ける。
ベルトカバーブラケットに、スピードナットを取り付ける(図 14)。

スプリング取り外し工具(Toro P/N 92-5771)を使って、スプリング付きアイドラアセンブリにスプリングを取り付ける。
この作業に必要なパーツ
| ブロアアセンブリ | 1 |
| ブロアベルト | 1 |
| ピボットピン | 1 |
| ロールピン | 1 |
ピボットピンがブロアアセンブリの所定位置に固定されていることを確認する(図 17)。

ブロアのピボットピンを、刈り込みデッキのピボットピン穴に合わせる(図 18)。

ブロア内部のプーリに、ベルトを掛ける(図 19)。

ブロアを降ろしてピボットピンを穴に通す(図 18)。
Note: ベルトがプーリからずれていないことを確認してください。
ラッチピンをロック位置から開放位置にする(図 20)。

ブロアアセンブリを閉じて、ラッチピンをシュートブラケットの穴に合わせる(図 20)。
ラッチピンをロック位置にセットする。
Note: ラッチピンがシュートブラケットの穴に完全に嵌るようにきちんとセットしてください。
Note: ブロアアセンブリがラッチによって刈り込みデッキに確実に固定されているが、手でラッチを外すことは可能であることを確認してください。