保守
Note: www.Toro.com から、この機械に関する配線図と油圧回路図をダウンロードすることができます。弊社ホームページからマニュアルへのリンクをご活用ください。
保守作業時の安全確保
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運転席を離れる前に:
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平らな場所に駐車する。
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スロットルレバーをアイドル位置にセットする。
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走行ペダルがニュートラル位置にあることを確認する。
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駐車ブレーキを掛ける。
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エンジンを停止する。
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すべての動作が停止するのを待つ。
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調整、整備、洗浄などは、機体が十分に冷えてから行う。
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可能な限り、エンジンを回転させながらの整備はしない。可動部に近づかないでください。
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必要に応じ、ジャッキスタンドなどで機体を確実に支えてください。
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機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛かっている場合があります。取り外しには十分注意してください。
推奨される定期整備作業
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 5 時間 |
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使用開始後最初の 20 時間 |
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使用するごとまたは毎日 |
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使用後毎回 |
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50運転時間ごと |
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100運転時間ごと |
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300運転時間ごと |
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400運転時間ごと |
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Important: エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照してください。
要注意個所の記録
点検担当者名: | ||
内容 | 日付 | 記事 |
1 | ||
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3 | ||
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5 | ||
6 | ||
7 | ||
8 |
始業点検表
このページをコピーして使ってください。
点検項目 | 第 週 | ||||||
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
ピボットジョイントの動作を確認する。 | |||||||
燃料残量を確認する。 | |||||||
エンジンオイルの量を点検する。 | |||||||
油圧オイルの量を点検する。 | |||||||
エアフィルタを点検する。 | |||||||
インタロックシステムを点検する。 | |||||||
冷却フィンの汚れ具合を点検する。 | |||||||
エンジンからの異常音がないか点検する。 | |||||||
ホースに磨耗損傷がないか点検する。 | |||||||
オイル漏れなど。 | |||||||
機体の清掃。 | |||||||
グリスアップ。 | |||||||
タイヤ空気圧を点検する。 | |||||||
塗装傷のタッチアップ。 |
整備前に行う作業
必要でないかぎり機体を傾けないでください。機体を傾けると、オイルが燃焼室内部に入ったり、油圧オイルがオイルタンク上部のキャップから漏れ出したりする恐れがあります。このような漏れが発生すると修理に多額のコストがかかる場合があります。デッキ下に対して作業を行う時は、ホイストや小型のクレーンで機体を吊り上げてください。
整備作業にかかる前に
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平らな場所に自力または牽引で移動する;移動走行を行うとき を参照。
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機体を移動走行用の設定にする;機体を移動用車輪の高さにするを参照。
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エンジンが掛かっている場合はエンジンを停止する。
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駐車ブレーキを掛ける。
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エンジンが高温の場合は、エンジンと油圧系統が冷えるのを待つ。
運転席を元通りにする。
運転席を元通りに倒す。ラッチがラッチピンに確実にかかったことを確認する(図 24)。
潤滑
駆動ローラのベアリングの潤滑
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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グリスの種類:No. 2 リチウム系グリス
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マシンの整備の準備を行う;整備作業にかかる前にを参照。
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ベアリング内部に異物を入れてしまわないよう、周囲をきれいに拭く。
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図 25 のようにしてフィッティングからグリスを注入する。
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はみ出したグリスはふき取る。
Important: 潤滑作業を終えた後、ターフ以外の場所で短時間の試運転を行い、余分の潤滑剤を落とすようにしてください。
エンジンの整備
エンジンの安全事項
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エンジンオイルの点検や補充は、エンジンを止めて行ってください。
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エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回転数を上げすぎたりしないでください。
エンジンオイルの仕様
エンジンオイルの量を点検する
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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Note: エンジンオイルを点検する最もよいタイミングは、その日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷えているうちです。既にエンジンを始動してしまった場合には、一旦エンジンを停止し、オイルが戻ってくるまで約 10 分間程度待ってください。
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マシンの整備の準備を行う;整備作業にかかる前にを参照。
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オイルタンクのキャップ(図 27)の周囲をきれいに拭く。
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オイルフィルタのキャップを左に回して抜きとる。
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オイルの量を点検する(図 28)。
給油ポートの下の縁までオイルがあればエンジンオイルの量は適切。
Note: 給油ポートの下の縁までオイルがない場合には、適正量まで所定のオイルを補給してください。
Important: エンジンオイルを入れすぎないように注意してください。
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オイルフィルタのキャップを元通りに取り付け、こぼれたオイルをふき取る。
エンジンオイルの交換
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 20 時間 |
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100運転時間ごと |
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マシンの準備を行う
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エンジンを数分間運転してオイルを温め、エンジンを停止する。
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機体を移動用にセットする;機体を移動用車輪の高さにするを参照。
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機体のエンジン側が床に近づくように機体を傾け、持ち上げた側を確実に支える。
エンジンオイルの抜き取り
エンジンへのオイルの補給
クランクケースのオイル容量: 0.60 リットル
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機体をローラ掛け作業用にセットする:機体をローラ作業高さに降ろすを参照
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所定のエンジンオイルを入れる;エンジンオイルの仕様とエンジンオイルの量を点検するを参照。
エアフィルタのエレメントの点検
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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マシンの整備の準備を行う;整備作業にかかる前にを参照。
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エアクリーナカバーをエアクリーナ本体に固定している蝶ナットを取り、カバーを外す(図 30)。
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エアクリーナのカバーを十分に清掃する。
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エアクリーナのスポンジエレメントを点検する。
必要に応じてスポンジエレメントを洗浄する;エアクリーナのスポンジエレメントの洗浄を参照。
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エアクリーナにエアクリーナのカバーを取り付ける;蝶ナットを使用(図 30)。
エアクリーナの整備
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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50運転時間ごと |
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300運転時間ごと |
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エアクリーナのスポンジエレメントの洗浄
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エアクリーナカバーをエアクリーナ本体に固定している蝶ナットを取り、カバーを外す(図 30)。
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エアフィルタの蝶ナットを取り、フィルタを外す(図 30)。
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ペーパフィルタからスポンジエレメントを外す(図 30)。
スポンジエレメントが汚れている場合は洗浄または交換する;エアクリーナのペーパーエレメントの洗浄を参照。
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スポンジエレメントを、温水と液体洗剤で押し洗いする。
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エレメントを押しつぶすようにして汚れを押し出す。
Important: 絞ったりねじったりするとエレメントが破損する。
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洗い上がったら、きれいなウェスにはさんで水分を取る。
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ウェスに挟んだエレメントを両手で押して水分を除く。
Important: エレメントが破損するので絞ったりねじったりしない。
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きれいなエンジンオイルに十分ひたして引き上げる。
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スポンジを軽く押さえて余分なオイルを落とすとともにオイルを全体に行き渡らせる。
Note: スポンジエレメントは必ずオイルをしみこませる。
エアクリーナのペーパーエレメントの洗浄
ペーパエレメントは、硬い表面に打ちつけるようにしてほこりを叩き落す。
Important: ブラシでこすってほこりを落とさないこと。圧縮空気で吹かないこと。ブラシはよごれをフィルタの繊維の中押し込んでしまうし、圧縮空気はペーパーフィルタを破損させる。
点火プラグの整備
整備間隔 | 整備手順 |
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100運転時間ごと |
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300運転時間ごと |
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タイプ:NGK BPR6ES 点火プラグまたは同等品
エアギャップ:0.70-0.80 mm;図 32を参照。
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マシンの整備の準備を行う;整備作業にかかる前にを参照。
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点火プラグついている点火ケーブルを取り外す(図 31)。
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プラグの周囲を清掃し、シリンダヘッドからプラグを外す。
Important: 汚れその他の不具合のある点火プラグは交換してください。点火プラグにサンドブラストをかけたり、ナイフ状のもので削ったり、ワイヤブラシで清掃したりしないでください。破片がシリンダ内に落ちてエンジンを損傷します。
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図 32のように、エアギャップを 0.70-0.80 mm に調整する。
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点火プラグをエンジンに注意深く(ねじ山をナメないように)取りつける。
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点火プラグが正しく嵌ったら、点火プラグレンチを使って以下の手順で締め付ける:
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新しい点火プラグを取り付けた場合には、手締め位置(プラグがガスケットに着座した位置)からさらに 1/2 回転締め付ける。
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使用中の点火プラグを取り付けた場合には、手締め位置(プラグがガスケットに着座した位置)からさらに 1/8-1/4 回転締め付ける。
Important: 点火プラグがゆるいとオーバーヒートしてエンジンが破損します。締め付け過ぎは、エンジンのシリンダヘッドのねじ溝を破損させる恐れがあります。
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点火プラグに点火コードを接続する。
エンジンバルブのクリアランスの点検調整
整備間隔 | 整備手順 |
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300運転時間ごと |
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Important: トロ社代理店に連絡する。
燃料系統の整備
異物収集カップの清掃
整備間隔 | 整備手順 |
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100運転時間ごと |
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マシンの整備の準備を行う;整備作業にかかる前にを参照。
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燃料バルブを OFF 位置にする(図 33)。
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異物収集カップと O リングを外す(図 33)。
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O リングを点検する;摩耗や破損が見られる場合には交換する。
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カップとOリングを溶剤(引火性でないものを使うこと)で洗って完全に乾燥させる。
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Oリングを燃料バルブにセットし、カップを元通りに取り付ける(図 33)。異物収集カップを十分に締め付ける。
電気系統の整備
安全インタロックシステムの動作を確認する
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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注意
インタロックスイッチは安全装置であり、これを取り外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。
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インタロックスイッチをいたずらしないこと。
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作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、不具合があれば作業前に交換修理する。
Important: インタロック装置が、以下に説明する通りに正常に作動しない場合には、すぐに弊社正規代理店に修理を依頼してください。
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移動走行用にセットアップされている場合には、ローラ作業用に変更する;機体をローラ作業高さに降ろすを参照。
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駐車ブレーキをセットし、走行ペダルがニュートラル位置にあることを確認してエンジンを始動する。
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運転席に座る。
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駐車ブレーキをセットした状態で、走行ペダルをゆっくりと踏み込む。約1秒後にエンジンが停止すれば正常である。
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エンジンを始動し、ブレーキを解除した状態で運転席から立ち上がる。約1秒後にエンジンが停止すれば正常である。
Note: 走行中に運転席から立ち上がった場合も、エンジンが自動的に停止します。
ブレーキの整備
駐車ブレーキの点検
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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平らな場所に自力または牽引で移動する。
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機体が牽引車両に接続されている場合には、牽引車両から切り離し、ローラ作業用の設定に変更する; 牽引車両からの取り外しと機体をローラ作業高さに降ろすを参照。
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駐車ブレーキを掛ける。
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エンジンを始動してアイドルにセットする。
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運転席に座る。
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どちらか一方の走行ペダルを踏み込む。
Important: 走り出さなければ適正。走り始める場合には、駐車ブレーキを調整する;駐車ブレーキの調整を参照。
Note: 駐車ブレーキが掛かっているのに走行ペダルが踏むと、1 秒後にエンジンが停止します:
駐車ブレーキの調整
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エンジンが停止していることを確認する。
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駐車ブレーキを解除する。
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以下の手順で駐車ブレーキを調整する:
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駐車ブレーキを点検する;駐車ブレーキの点検を参照。
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エンジンを始動してアイドルにセットする。
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運転席に座る。
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駐車ブレーキを解除する。
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どちらか一方の走行ペダルを踏み込む。
走り出せば適正。駐車ブレーキを解除しても走行しない場合には、ステップ3-8をもう一度行う。駐車ブレーキを掛けると走行できず、解除すると走行できるようになるまでこの調整を繰り返す。
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駐車ブレーキを掛け、エンジンを止める。
油圧系統の整備
油圧系統に関する安全確保
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万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが体内に入った場合には、この種の労働災害に経験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける必要がある。
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油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタが適切に接続されていること、およびラインやホースの状態が良好であることを確認すること。
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油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけない。
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リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。
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油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実に解放する。
油圧ホースとラインを点検する
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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油圧系統にオイル漏れ、支持部のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品による劣化などがないか毎日点検してください。修理不十分のまま運転しないでください。
警告
高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重大な損傷を引き起こす。
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万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門医の治療を受けてください。
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油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに傷や変形がないか接続部が確実に締まっているかを確認する。
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油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけない。
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リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。
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油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実に解放する。
油圧オイルの量を点検する
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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Note: 油圧駆動システムに対する作業は、必ずエンジンを停止し油圧系統内部の油圧が下がるのを待って行ってください。油圧系統に対する作業が終了したならば、必ず油圧ラインおよび油圧ホースに問題がなく、それぞれが確実に接続されていることを確認し、それからエンジンを始動するようにしてください。傷んでいるホースは必ず交換し、ゆるんでいるカップリングなどは必ず修正してください。
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マシンの整備の準備を行う;整備作業にかかる前にを参照。
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運転席を倒す;運転席を倒すを参照。
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キャップを外してタンク内の油圧オイルの量を調べる(図 35)。
タンクに刻印されている COLD という文字よりも上にオイルがあれば適正。
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必要に応じて、タンクのバッフルに刻印されている低温時の適正量位置まで所定の油圧オイルをタンクに補給する。
Note: タンクのバッフルには HOT と COLD の文字がついています。オイルの温度に応じた高さで点検してください。オイルの量(高さ)は温度によって変わります。COLD レベルは、オイルの温度が 24℃のときの目安です。HOT レベルは、オイルの温度が 107°Cのときの目安です。例:普通の外気温(24℃程度)の倍には、COLD レベルまで補給する:オイルの温度が 65℃ 程度のときは、COLD と HOT の中間位置まで補給する。
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油圧タンクのキャップを取り付けて軽く締める。
Important: 締めすぎないように注意してください。
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こぼれた燃料はふき取る。
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運転席を元通りにする;運転席を元通りにする。を参照。
油圧作動液の仕様
油圧オイル溜めに高品質の油圧オイルを満たして出荷しています。初めての運転の前に必ず油量を確認し、その後は毎日点検してください;油圧オイルの量を点検するを参照。
交換用の推奨油圧オイル:Toro PX Extended Life Hydraulic Fluid(19 リットル缶または208 リットル缶)。
Note: 推奨オイルを使用するとオイルやフィルタ交換の回数を減らすことができます。
使用可能な他のオイル:Toro PX Extended Life Fluidが入手できない場合は、以下に挙げる特性条件および産業規格を満たす石油系の油圧オイルを使用することができます。合成オイルは使用しないでください。オイルの専門業者と相談の上、適切なオイルを選択してください:
Note: 不適切なオイルの使用による損害については弊社は責任を持ちかねますので、品質の確かな製品をお使い下さる様お願いいたします。
物性: | ||
粘度, ASTM D445 | cSt @ 40°C 44-48 | |
粘性インデックス ASTM D2270 | 140 以上 | |
流動点 ASTM D97 | -37°C--45°C | |
産業規格: | Eaton Vickers 694 (I-286-S, M-2950-S/35VQ25 or M-2952-S) |
Note: 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であり、そのためオイル洩れの発見が遅れがちです。油圧オイル用の着色剤(20 ml 瓶)をお使いいただくと便利です。1瓶で 15-22 リットルのオイルに使用できます。パーツ番号は P/N 44-2500; ご注文は Toro 代理店へ。
油圧オイルとフィルタの交換
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 20 時間 |
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400運転時間ごと |
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Important: 所定の油圧オイル以外は使用しないでください。他のオイルを使用するとシステムを損傷する可能性があります。
油圧オイルとフィルタの交換の準備
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平らな場所に自力または牽引で移動する;移動走行を行うとき を参照。
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エンジンが掛かっている場合はエンジンを止める。
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駐車ブレーキを掛ける。
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ローラ掛けモードになっている場合には、車輪走行モードに変更する;機体を移動用車輪の高さにするを参照。
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運転席を倒す;運転席を倒すを参照。
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エンジンが掛かっていた場合は、エンジンと油圧系統が冷えるのを待つ。
油圧オイルの抜き取り
フィルタの交換
油圧オイルタンクにオイルを入れる
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機体をローラ掛け作業用にセットする:機体をローラ作業高さに降ろすを参照
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油圧タンクのキャップを取り外す(図 38)。
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タンクに所定の油圧オイルを入れる;機体をローラ作業高さに降ろすと油圧オイルの量を点検するを参照。
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タンクにキャップを取り付ける(図 38)。
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こぼれたオイルはふき取る。
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エンジンを始動し、約 3-5 分間のアイドル運転を行う。
これにより油圧オイルが循環して、システム内のエアが抜ける。
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タンク、ホース、フィルタ部にオイル漏れがないか点検する。
オイルが漏れている場合はすべて修正する。
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エンジンを停止し、タンクの油量を点検し、必要に応じて補給する。
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運転席を元通りにする;運転席を元通りにする。を参照。
シャーシの整備
タイヤ空気圧を点検する
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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移動走行タイヤの空気圧を測定する。
1.03 bar(2.1 kg/cm2 = 15 psi) あれば適正。
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タイヤ空気圧が 1.03 bar でない場合には、この圧力まで増減する。
機体各部にゆるみがでていないか点検する
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 5 時間 |
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使用するごとまたは毎日 |
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シャーシのボルト・ナットにゆるみや抜けがないか点検する。
ゆるんでいるボルト・ナットは締め付け、無くなっている金具は新しく取り付ける。