整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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この機械はリール式の回転刃を使用する歩行型の芝刈り機であり、そのような業務に従事するプロのオペレータが運転操作することを前提として製造されています。この製品は、適切な管理を受けている芝生の刈り込みに使用することを主たる目的とする機械です。この機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者本人や周囲の人間に危険な場合があります。
この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分に理解し、他人に迷惑の掛からない、また適切な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に使用するのはお客様の責任です。
製品の安全や取り扱い講習、アクセサリなどに関する情報、代理店についての情報の入手、お買い上げ製品の登録などをネットで行っていただくことができます:www.Toro.com
整備について、また純正部品についてなど、分からないことはお気軽に弊社正規代理店におたずねください。お問い合わせの際には、必ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせください。モデル番号とシリアル番号は後フレームに取り付けた銘板に表示されています。いまのうちに番号をメモしておきましょう。
Important: シリアル番号デカルに QR コードがついている場合は、スマートフォンやタブレットでスキャンすると、製品保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。
この説明書では、危険についての注意を促すための警告記号(図 2)を使用しております。これらは死亡事故を含む重大な人身事故を防止するための注意ですから、必ずお守りください。
この他に2つの言葉で注意を促しています。重要は製品の構造などについての注意点を、注はその他の注意点を表しています。
この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳細については、DOC シート(規格適合証明書)をご覧ください。
カリフォルニア州
第65号決議による警告
この製品の電源コードには鉛が使用されており、カリフォルニア州では発ガン性や先天性異常を引き起こす物質とされています。取り扱い後は手をよく洗ってください。
バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含まれており、カリフォルニア州では発ガン性や先天性異常を引き起こす物質とされています。取り扱い後は手をよく洗ってください。
米国カリフォルニア州では、この製品を使用した場合、ガンや先天性異常などを誘発する物質に触れる可能性があるとされております。
この機械は、セットアップを完了した時点で ANSI B71.4-2017、IEC 60335-1: 2012 および IEC 60335-2-77: 2010 規格に適合いたします。
この機械は手足を切断したり物をはね飛ばしたりする能力があります。
本機をご使用になる前に必ずこのオペレーターズマニュアルをお読みになり、内容をよく理解してください。
この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってください。運転中は運転操作に集中してください;注意散漫は事故の大きな原因となります。
機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけないでください。
ガードなどの安全保護機器が正しく機能していない時は、運転しないでください。
作業場所に、無用の大人、子供、ペットなどを近づけないでください。子供に運転させないでください。
マシンを停止させ、(キー付きの機種では)キーを抜き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷えてから行う。
間違った使い方や整備不良は人身事故などの原因となります。事故を防止するため、以下に示す安全上の注意や安全注意標識 のついている遵守事項は必ずお守りください 「注意」、「警告」、および「危険」 の記号は、人身の安全に関わる注意事項を示しています。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生する恐れがあります。
以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 |
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
この作業に必要なパーツ
ボルト(¾ x ⅜") | 2 |
Note: マシンにウェイトロッドを取り付ける手順については、カッティングユニットのオペレーターズマニュアルを参照してください。
平らな場所で走行ドラムを接地させて駐車する。
キックスタンドを下げ、ロッキングピンを差し込んでキックスタンドを整備位置に固定する(図 6)。キックスタンドをロックして機体を支える。
Note: カッティングユニットを取り外す時は必ずキックスタンドをこの整備位置にセットしてください。この位置にセットしておけば、ユニットを外したときにマシンが後ろに倒れません。
カッティングユニットをトラクションユニットの下に押し込み、次に左に押してトランスミッションのカップリングに接続する(図 7)。
マシンのフレームを前進させて、カッティングユニットのピボットアームに接続する(図 8)。
マシンのフレームをカッティングユニットのピボットアームに固定する;ボルト(⅜ x ¾") 2 本を使用する(図 8)。
キックスタンドのロッキングピンを外してスタンドを上に跳ね上げ、格納 位置にする。
カッティングユニットの刈高を設定する;カッティングユニットの オペレーターズマニュアルを参照。
マシンが水平な床面にあり、走行ドラムが床に接触していることを確認する。
センサーについているジャムナットをゆるめて、ジャムナットの先端からねじ山が1山だけ見えるように調整する(図 10)。
ジャムナットを締めてセンサーを固定する。
カッティングユニットの前ローラの下に 3.8 cm の角材を置く(図 10)。
センサーのブラケットをフレームに固定している締結具をゆるめる(図 10)。
マシンを始動する;マシンを始動するを参照。
EZ ターンスイッチを ON 位置にする。
センサー上部にあるランプが点灯するように、センサーのブラケットをターゲットプレートに向ける(図 10)。すでにランプが点灯している場合には、ランプが消えるまでブラケットを回し、それから元に戻してもう一度点灯させる。
ブラケットの締め具を本締めする。
ローラの下からブロックを取り外し、マシンをキックスタンドで支える。
ターゲットプレートがグラスシールドに接触していないことを確認する。
Note: プレートがシールドに接触している場合は、ブラケット固定具をゆるめ、プレートがシールドに接触しなくなるところまでスイッチを回す。
マシンのスイッチを切る。
この作業に必要なパーツ
移動用タイヤ — 移動走行用ホイールキット(モデル No. 04123(オプション)) | 2 |
キックスタンドの中央部分を足で押し下げ、機体についている下部ハンドルサポートを引き上げてスタンドで機体を支える(図 11)。
車輪についているロッククリップが車軸に掛かるようにして車輪を六角シャフトに通す(図 12)。
車輪を前後に回転させながら車軸に押し込み、ロッククリップを溝に嵌めて固定する。
機体の反対側のタイヤについても同じ作業を行う。
タイヤに空気を入れる(0.83-1.03 bar = 12-15 psi = 0.8-1.0 kg/cm2)。
キックスタンドから、注意深く機体を床に下ろす(機体を前方へ押すか、機体下部についているハンドルを持ち上げてスタンドを収納位置に跳ね上げるかする)。
この作業に必要なパーツ
製造年表示ステッカー | 1 |
CE 地域内でこのマシンを使用する場合には、シリアル番号の銘板の近くに製造年表示ステッカーを貼り付けてください:図 13を参照。
この作業に必要なパーツ
集草バスケット | 1 |
バスケットのハンドルをつかむ。
バスケットのリップ部をカッティングユニットの左右のサイドプレートの中央部に合わせて前ローラの上にセットする(図 14)。
フレームループの上からバスケットを取り付ける(図 14)。
Important: もしバスケットを落としてしまった場合には、バスケットの下側リップにあるピッチアームの接触点(図 15)が破損していないか点検してください。曲がっている場合には真っ直ぐに直してから使用してください。ピッチアームが曲がったままの状態でバスケットを使用すると、バスケットとカッティングユニットが接触して無用な騒音が発生したり、バスケットやカッティングユニットに破損が生じる可能性があります。
チャージャの背面には壁掛け用のキーホールが付いていますので、壁に取り付けることができます。ねじは、シャフトの直径が 6 mm、頭部の直径が 11 mm のものを選んでください。
Important: 作業場所の中で、取り付け場所として最も適当な場所を選んでください。
運転開始直後 8 時間の刈り込み期間を試運転期間とします。
この期間中の取り扱いは、本機のその後の信頼性を確保する上で非常に重要ですから、各機能や動作を入念に観察し、小さな異常でも早期に発見・解決しておいてください。また、この期間中は部品のゆるみの点検を頻繁におこなってください。
EZ ターン用スイッチ(図 17)はイージーターン機能を有効にするスイッチです。EZ ターンは、刈り込み中にカッティングユニットを上昇させると自動的に走行速度を落とす機能です。これにより、グリーンを出てからの旋回動作をゆっくりとした速度で行うことができます。このスイッチはいつでも(旋回中でも)操作することができます。
このスイッチは、リールが回転していて地表面から浮き上がっているときだけ走行速度を低下させます。リールが回転していないときには走行速度は変わりません。この機能設定をONにセットしておいて、刈り込み旋回中に設定をOFFに変えると、走行速度が速くなりますから注意してください。刈り込み速度がすでに遅い速度になっている場合には、イージーターンによる速度低下が起こりません。
常用ブレーキ(図 18)は、コントロールパネルの左前側にあります。レバーを手前に引くとブレーキが掛かります。
走行するときには必ずブレーキを解除してください。ブレーキを掛けた状態でマシンを走行させると、マシンは動きますが、抵抗が大きいためにパワー消費が増大しますから注意が必要です。
駐車ブレーキのラッチ(図 18)は常用ブレーキと共に使用します。ラッチをブレーキハンドル側に回すと駐車ブレーキがロックされます。ブレーキレバーを引くと解除されます。
Note: ラッチが掛かっている状態では走行コントロールレバーを動かすことはできません。
走行レバーを入れる前に、このオペレータコントロール(図 17)を「入」にしておく必要があります。運転中に OPC を解除すると、走行レバーはニュートラルに戻りますが、マシンは停止しません。
インフォセンターLCDディスプレイは、マシンおよびバッテリーパックの状態(現在の充電残量、速度、故障診断など)を表示します(図 17)。
詳細については、インフォセンターLCDの使い方を参照してください。
キースイッチ(図 17)には2つの位置があります: OFF と RUN です。ブレーキをOFFにし、走行ドライブを「切」にセットして、スイッチを RUN 位置まで回すと、インフォセンターの表示が現れます。マシンを停止させるには、スイッチをOFFにして、キーを抜き取ってください。
走行&リール制御レバー(図 20)はコントロールパネル右前側にあります。
走行用には 2 つのレバーポジションがあります:ニュートラルと前進です。このレバーを走行—前進(移動走行)位置にするか、または —前進 およびリール回転—回転 位置にすると、走行を開始します(図 20)。
Note: レバーを操作するには、まずオペレータプレゼンス・コントロールが握りこまれている必要があります。
リール制御用にも 2 つのポジションがあります:接続(回転)と解除(回転停止)です。レバー上部を左側に倒し、次に前進走行 —前進 とリール駆動—回転 位置にすると、リールが回転して刈り込みを開始します。レバーを右に倒して走行—前進(移動走行)にするとリールの回転が解除されますが、前進走行は継続します。ニュートラルにしてリール駆動を—回転停止位置にするとリールの回転も走行も停止します(図 20)。
Note: 運転中にOPCから手を離すと、レバーがニュートラルに戻り、マシンが停止します。
マシンには、自動モータブレーキが装備されており、マシンを停止させた状態ではブレーキが掛かった状態となります。走行ドライブがニュートラルにある時や速度コントロールがゼロにセットされている間は常にモータブレーキが掛かっていますが、以下の場合にはブレーキがかかりませんから注意してください:
マシンが停止(OFF)しているときは、駐車ブレーキラッチでマシンを固定してください。
キースイッチでマシンを始動すると、モータブレーキが一度解除されます。マシンが起動すると、モータブレーキは通常通りに作動を開始します。
リールを「回転」にセットしたままで(=刈り込み中に)速度コントロールをゼロにしたときにはモータブレーキが掛かりません。この機能を利用して、刈り込み中に速度設定をゼロにし、マシンを手で後ろに引いて走行方向を修正することができます。
キックスタンド(図 22)はマシンの後部にあります。車輪やカッティングユニットの付け外しを行う時に、キックスタンドを使用します。
移動走行タイヤの着脱のためにキックスタンドを操作するには、スタンドを床面まで下げ、ループを足で踏みつけた状態のままで、機体下部についているハンドルを持ってマシンを後方に引いてください(図 21)。
機体は重いので、正しく持ち上げないと背中を傷める恐れがあります。
キックスタンドに載せた足をしっかりと踏ん張り、機体中央下部についているハンドルだけで機体を引き上げてください。この方法以外のやり方で機体を持ち上げようとするとけがをする恐れがあります。
リールを外している間にマシンが後ろに倒れないように、キックスタンドを下げて、ロッキングピンを差し込んでキックスタンドを整備位置にロックします(図 23)。
Note: 仕様や設計は予告なく変更されることがあります。
全幅 | 90.1 cm | |
全高 | 104.8 cm | |
全長(バスケットを含む) | 152.4 cm | |
純重量(11 枚刃カッティングユニットと集草バスケットを含む) | 132.9 kg | |
刈幅 | 53.3 cm | |
刈高 | 1.5-7.5 mm(マイクロカット・ベッドナイフ使用時) | |
クリップ周期 | 調整可能(カッティングユニットのオペレーターズマニュアルを参照) |
電圧 | 48 V |
電流 | DC() |
アンペア時 | 25.6 AH |
IP 等級 | IP65 |
トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそろっており、マシンの機能をさらに広げることができます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または代理店へお問い合わせください;弊社のウェブサイト www.Toro.com でもすべての認定アタッチメントとアクセサリをご覧になることができます。
いつも最高の性能と安全性を維持するために、必ずToroの純正部品をご使用ください。他社の部品やアクセサリを御使用になると危険な場合があり、製品保証を受けられなくなる場合がありますのでおやめください。
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対に運転や整備をさせないでください。地域によっては機械のオペレータに年齢制限を設けていることがありますのでご注意ください。オペレーターや整備士全員に適切なトレーニングを実施するのはオーナーの責任です。
各部の操作方法や本機の正しい使用方法、警告表示などに十分慣れ、安全に運転できるようになりましょう。
マシンを停止させ、(キー付きの機種では)キーを抜き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷えてから行う。
緊急停止方法に慣れておきましょう。
オペレータコントロールやインタロックスイッチなどの安全装置が正しく機能しているか、またガードなどの安全保護具が外れたり壊れたりしていないか点検してください。これらが正しく機能しない時には機械を使用しないでください。
これから機械で作業する場所をよく確認し、機械に巻き込まれそうなものはすべて取り除きましょう。
日常整備を行う;始業点検表を参照。
下の表を参考にして、ターフの状態に適した設定を行ってください。
ベッドバー:標準およびオプション(フレックス/eFlex 2120) | |||
パーツ番号 | 名称 | 食い込み度 | 参考意見 |
106-2468-01 | 非食い込み仕様 | 弱い | 赤, 標準装備 |
99-3794-03 | きつい | 強い | 黒 |
ベッドバー:標準およびオプション(フレックス/eFlex 1820) | |||
110-2282-01 | 非食い込み仕様 | 弱い | 赤, 標準装備 |
110-2281-03 | きつい | 強い | 黒 |
ベッドナイフ:標準およびオプション(フレックス/eFlex 2120) | |||
パーツ番号 | 名称 | 刈高調整範囲 | 参考意見 |
115-1880 | マイクロカット・エッジマックス | 1.6-3.2 mm | 標準装備 |
93-4262 | マイクロカット | 1.6-3.2 mm | |
108-4303 | 先長マイクロカット | 1.6-3.2 mm | 食い込みを弱くする場合 |
115-1881 | トーナメント・エッジマックス | 3.2-6.4 mm | |
93-4263 | トーナメント | 3.2-6.4 mm | |
108-4302 | 先長トーナメント | 3.2-6.4 mm | 食い込みを弱くする場合 |
93-4264 | ローカット | 6.4 mm 以上 | |
ベッドナイフ:標準およびオプション(フレックス/eFlex 1820) | |||
117-1530 | マイクロカット・エッジマックス | 1.6-3.2 mm | 標準装備 |
98-7261 | マイクロカット | 1.6-3.2 mm | |
110-2300 | 先長マイクロカット | 1.6-3.2 mm | 食い込みを弱くする場合 |
98-7260 | トーナメント | 3.2-6.4 mm | |
117-1532 | トーナメント・エッジマックス | 3.2-6.4 mm | |
110-2301 | ローカット | 6.4 mm 以上 |
ローラ(フレックス/e-フレックス 2120) | |||
パーツ番号 | 名称 | 直径と素材 | 参考意見 |
04255 | 細溝付き | 6.4 cm /アルミニウム | 細溝タイプ |
04256 | 広溝付き | 6.4 cm /アルミニウム | 芝生への食い込みがより大きい広溝タイプ |
04257 | フルローラ | 6.4 cm /スチール | 沈み込みが一番少ない |
04258 | 細溝付き(長尺) | 6.4 cm /アルミニウム | 左右のエッジの支え力が大きい;4.3 cm 長い |
04267 | パスパラム | 6.4 cm /アルミニウム | 芝生への食い込をソフトにした、細溝タイプ |
115-7356 | 後ローラ | 5.1 cm /アルミニウム | 標準後ローラ |
120-9595 | 後ローラ | 5.1 cm /スチール | スチール, 後 |
ローラ(フレックス/e-フレックス 1820) | |||
120-9607 | 細溝付き | 6.4 cm /アルミニウム | 細溝タイプ |
120-9609 | 広溝付き | 6.4 cm /アルミニウム | 芝生への食い込みがより大きい広溝タイプ |
120-9611 | フルローラ | 6.4 cm /スチール | 沈み込みが一番少ない |
121-4681 | 細溝付き(長尺) | 6.4 cm /アルミニウム | 左右のエッジの支え力が大きい;4.3 cm 長い |
120-9605 | 後ローラ | 5.1 cm /アルミニウム | 標準後ローラ |
Note: 出荷時には、ハンドルを一番低い位置にセットしてあります。通常は、ハンドルを一番高い位置まで引き出して使用します。
ハンドルを左右のハンドルクランプに固定しているキャリッジボルトとナット各3をゆるめる(図 24)。
ゆっくりとハンドルを左右均等に引き出し、使いやすい高さにする。
キャリッジボルトとナットを締めてハンドルを固定する。
コンソールのカバーを取り外す。
スロットルコントロールを固定している2つの固定具をゆるめる (図 26)。
スロットルコントローラの位置を希望位置に調整する。
締め具を締め付ける。
先ほど取り外したコンソールカバー。
整備間隔 | 整備手順 |
---|---|
使用するごとまたは毎日 |
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インタロックスイッチは安全装置であり、これを取り外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。
インタロックスイッチをいたずらしない。
作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、不具合があれば作業前に交換修理する。
キックスタンドを立てる(スタンドを足で下げながらハンドルで機体を持ち上げて機体をスタンドで支える。
マシンを始動する。
OPC を解除した状態で、走行レバーを入れる(図 27)。レバーが入らなければ正常。走行レバーが入るのはインタロックシステムの異常であるから修理する。必ず修理してから使用すること;走行インタロックスイッチの整備を参照。
OPC を押し、走行レバーを入れた状態から OPC を解除する(図 27)。走行レバーが外れれば正常。走行レバーが外れないのはインタロックシステムの異常であるから修理する。必ず修理してから使用すること。走行インタロックスイッチの整備を参照。
OPC を押し、シフトレバーを左に入れた状態から走行・リール回転にセットし、OPC を解除する(図 27)。走行レバーが外れれば正常。走行レバーが外れないのはインタロックシステムの異常であるから修理する。必ず修理してから使用すること;走行インタロックスイッチの整備またはリールコントロールの調整を参照。
OPC を押し、シフトレバーを左に入れた状態から走行・リール回転にセットする。走行レバーを右に動かしてリール回転を解除する(図 16)。リール駆動が解除されれば正常。リールが停止しないのはインタロックシステムの異常であるから修理する。必ず修理してから使用すること;走行インタロックスイッチの整備を参照。
キックスタンドから、機体を慎重に降ろす。
キックスタンドが降りていることを確認する。
OPC を押した状態で、走行レバーを入れる(図 27)。
キースイッチでマシンを始動する。インフォセンターLCDディスプレイが点灯し、走行レバーが入っているというメッセージを表示する。この警告が表示されないのはインタロックスイッチの異常であるから修理する。必ず修理してから使用すること;走行インタロックスイッチの整備を参照。
マシンを停止させ、走行レバーをニュートラルに戻す。
キックスタンドが降りていることを確認する。
マシンを始動させ、中くらいの力で常用ブレーキ(駐車ブレーキラッチではなく)を掛け、OPC を押した状態から走行レバーを入れる(図 16)。モータが作動し、LCDディスプレイにエラーが表示されずに機体が走行を開始すれば正常。消費電力が高いという表示(小さいバッテリーに稲妻マーク)が出る可能性がある。これ以外の表示が出るのは正常でないので、修理してから使用すること。
マシンを始動させ、駐車ブレーキラッチを掛け、OPC を押した状態から走行レバーを入れる(図 16と図 17)。モータが作動せず、インフォセンターにメッセージが表示されれば正常。そうでないのはインタロックスイッチの異常であるから修理する。必ず修理してから使用すること;ブレーキインタロックスイッチの整備を参照。
マシンを停止させ、走行レバーをニュートラルに戻す。
キックスタンドから、機体を慎重に降ろす。
短距離を移動する場合には移動走行タイヤを使用してください。
移動走行用タイヤを取り付ける;移動走行用車輪を取り付けるを参照。
走行&リール回転コントロールレバーがニュートラル位置にあることを確認する。
速度コントロールの設定が ゼロであることを確認する。
マシンを始動する;マシンを始動するを参照。
マシンの前端を浮かせた状態にして、走行コントロールを徐々に 前進 位置にし、速度コントロールを使ってゆっくりと速度を上昇させる。
速度コントロールで適当な走行速度に調整し、目的地に移動する。
長距離を移動する場合にはトレーラを使用してください。トレーラへの積み降ろしは十分に注意して行ってください。
機体を注意深くトレーラに搭載する。
マシンを停止し、常用ブレーキを掛け、駐車ブレーキラッチで常用ブレーキをロックする。
機体をトレーラに確実に固定する。
Note: マシンの搬送にはトロのトランスプロをご利用することができます。トランスプロへの積み下ろしについては、トランスプロのオペレーターズマニュアルを参照してください。。
Important: トレーラなどで搬送中は、必ずマシンを停止させておいてください。作動状態のままで搬送すると機体が損傷する恐れがあります。
オーナーやオペレータは自分自身や他の安全に責任があり、オペレータやユーザーの注意によって物損事故や人身事故を防止することができます。
作業にふさわしい服装をし、安全めがね、長ズボン、頑丈で滑りにくい安全な靴、および聴覚保護具を着用してください。長い髪は束ねてください。ゆるい装飾品やだぶついた服は身に着けないでください。
疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を摂取した時は運転しないでください。
この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってください。運転中は運転操作に集中してください;注意散漫は事故の大きな原因となります。
使用前に、全部の駆動装置がニュートラルであること、駐車ブレーキが掛かっていることを確認し、正しい運転位置に立ってください。
作業場所に、無用の大人、子供、ペットなどを近づけないでください。周囲が無人でない場合は、集草バスケットを取り付けた上で、安全に十分注意してください。
運転は、穴や障害物を確認できる十分な照明のもとで行ってください。
落雷の危険がある時には運転しないでください。
ぬれた芝草を刈り込む時は安全に十分注意して行ってください。足元が不十分な場所ではスリップや転倒を起こしやすくなります。
カッティングユニットに手足を近づけないでください。
バックするときには、足元と後方の安全に十分な注意を払ってください。
後退するときや、機械を手前に引くときには安全に十二分の注意を払ってください。
見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの障害物の近くでは安全に十分注意してください。
刈り込み中以外は必ずカッティングユニットを止めておいてください。
刈高を変更する場合には必ずカッティングユニットを止め、マシンのスイッチを切ってください。
マシンを作動させたままで絶対に機体から離れないでください。
運転席を離れる前に以下を行ってください:
平らな場所に駐車する。
カッティングユニットを停止させる。
駐車ブレーキを掛ける。
車両を止め、(キーのある機種では)キーを抜き取る。
全ての動きが停止するのを待つ。
また、溜まった刈りかすを捨てる時は必ずマシンを停止させてください。
以下の場合は、カッティングユニットの駆動を止め、マシンを停止させてください:
充電する時
詰まりを取り除く時
集草バスケットを取り外す時
カッティングユニットの点検・清掃・整備作業などを行うとき;
異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じたときカッティングユニットに損傷がないか点検し、必要があれば修理を行ってください。点検修理が終わるまでは機械を使用しないでください。
運転位置を離れる前に
弊社(Toro® カンパニー)が認めた以外のアクセサリやアタッチメントを使用しないでください。
斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは重大な人身事故につながります。斜面での安全運転はオペレータの責任です。どんな斜面であっても、通常以上に十分な注意が必要です。斜面で運転する前に、必ず以下を行ってください:
マニュアルや機体に描かれている斜面に関する注意事項を読んで内容をよく理解する。
作業当日に現場の実地調査を行い、安全に作業ができるか判断する。以上の調査においては、常識を十分に働かせてください。同じ斜面上であっても、水分など地表面の条件が変われば運転条件が大きく変わります。
斜面の刈り込みは、上り下り方向でなく、横断方向に行ってください。急斜面や濡れた斜面での運転はしないでください。足元が不十分な場所ではスリップや転倒を起こしやすくなります。
斜面に入る前に、安全の判断をしてください。段差、溝、盛り土、水などの近くに乗り入れないでください。万一車輪が段差や溝に落ちたり、足元の地面が崩れたりすると、機体が瞬時に転倒し、非常に危険です。危険な場所から十分に離れて運転してください。危険な場所での刈り込みには手刈りで対応してください。
斜面での発進・停止・旋回は避けてください。急旋回したり不意に速度や方向を変えたりしないでください;旋回はゆっくり行ってください。
走行、ステアリング、安定性などに疑問がある場合には運転しないでください。ぬれ芝、急斜面など滑りやすい場所で運転すると滑って制御できなくなる危険があります。駆動力を失うと、スリップを起こしたりブレーキや舵取りができなくなる恐れがあります。駆動を停止させてもスリップを起こす場合があります。
隠れた穴、わだち、盛り上がり、石などの見えない障害は、取り除く、目印を付けるなどして警戒してください。深い芝生に隠れて障害物が見えないことがあります。不整地では機体が転倒する可能性があります。
マシンをコントロールすることができなくなったら、マシンの走行方向と反対側に飛び降りてください。
下り坂では必ずマシンをギアに入れておいてください。下り坂をニュートラルで走行しないでください(ギア駆動式のマシン)。
走行&リールコントロールレバーニュートラル位置にセットする。
キーを OFF 位置にして抜き取る。
万一マシンのモータブレーキがロックして自走できなくなった場合には、トランスミッションを解除してマシンを手押しで移動させることができます。
機体の右後ろ角部にある走行解除レバーを探し出す(走行ハウジングドラムの隣にある)(図 28)。
レバーを後方に回すとトランスミッションとドラムが解除された状態となる。
Important: スプリングの力でレバーが跳ね返って手に当たるのを避けるために、レバーは前側から押すようにしてください。
必要に応じてマシンを移動させる。
Important: 牽引はできるだけしないでください。どうしても牽引で移動させなければならない場合でも、移動速度は4.8km/h以下とし、必ずトランスミッションをドラムから解除した状態で移動させてください。これを怠ると、マシン、特に電気系統機器を損傷する恐れがあります。
必要な移動が終了したら、レバーを前に回してトランスミッションとドラムを連結する。
Note: トランスミッションを解除した状態でも、常用ブレーキは使用可能です。
インフォセンターLCDディスプレイは、マシンおよびバッテリーパックの状態(現在の充電残量、速度、故障診断など)の情報を表示します。図 29 に、インフォセンターのメイン情報表示スクリーンを示します。
電源表示・故障表示灯:マシンを始動すると点灯します。不具合が発生するとこのボタンが点滅します。
バッテリー充電表示灯:満充電の状態では、すべてのボックスが黒色になります。パワーを消費していくにつれて右端から白いボックスが増えていきます。黒いボックスがひとつだけの状態では、バッテリーパックにほとんど電力が残っていない状態です;この状態になるとマシンは節電モードになり、スロットル速度を 25% 低下させます。 この状態になったら直ちにバッテリーを充電してください。
故障記録表示:何らかの不具合が記録されていることを表すアイコンです。
速度コントロール設定:高速度に設定されるほど、黒い表示が右に伸びていきます。速度がゼロの時には黒いバーはなくなります。
メニューアクセス/バック・ボタン:このボタンを押すと、インフォセンターのメニューが表示されます。また、メニュー表示中にこれを押せばメニューを終了します。
下ボタン:メニューを下向きにスクロールするときに使います。
右ボタン:右向き矢印が表示されたとき、その先にあるメニュー項目を見るために使用します。
Note: 各ボタンの機能はメニューの内容によって、変わります。各ボタンについて、その時の機能がアイコンで表示されます。
インフォセンターのメニューにアクセスするには、メニュー画面が表示されているときにメニューアクセス・ボタンを押します。ボタンを押すとメインメニューが表示されます。各メニューにおいてどのような内容が表示されるかは、以下の表をご覧ください。
メインメニュー | |
メニュー項目 | 内容 |
Faults(不具合) | 不具合メニューには、最近に記録された不具合が表示されます。サービスマニュアルに Faults メニューおよびその内容の詳細が解説されています。または弊社ディストリビュータにお問い合わせください。 |
Service(整備) | 整備メニューでは、使用時間記録やバッテリー使用記録、バッテリー状態などの情報を見ることができます。 |
Diagnostics(診断機能) | 診断メニューでは、マシンにおいて現在発生している不具合の診断が表示されます。どのコントロール装置がONになっており、どれがOFFになっているかが表示されますから、故障探究を手早く行うことができます。 |
About(マシンについて) | このメニュー項目では、モデル番号、シリアル番号、ソフトウェアのバージョンなどを確認することができます。 |
Settings(設定) | 設定メニューではインフォセンターの表示をカスタマイズすることができます。 |
整備メニュー | |
メニュー項目 | 内容 |
Hours(運転時間) | マシンがONになっていた積算時間が表示されます。 |
Mow Time(刈り込み時間) | リールがONになっていた積算時間が表示されます。 |
Power Use(パワー使用) | バッテリーから供給されるパワーをワットで表示します。 |
Battery Charge(チャージ) | 現在の充電状態をパーセントで表示します。 |
Battery Current(バッテリー電流) | バッテリーから供給される電流値をアンペア表示します。 |
Battery Volts(バッテリー電圧) | バッテリーの電圧をボルト表示します。 |
Energy(エネルギー) | これまでに供給されたエネルギーの総合計をワット時で表示します。 |
診断メニュー | |
メニュー項目 | 内容 |
Key On(キーON) | キーがONかOFFかを表示します。 |
PBrake Latch(駐車ブレーキラッチ) | 駐車ブレーキラッチがONかOFFかを表示します。 |
EZ Turn(イージーターン) | イージーターン回路が閉じているか開いているかを表示します。 |
Traction(走行) | 走行レバーがONかOFFかを表示します。 |
Reel Enable(リール回転) | リールが回転位置か停止位置かを表示します。 |
Throttle(スロットル) | スロットルコントロールの設定をボルトで表示します(目標RPMの計算に使用します)。 |
Target RPM(目標RPM) | 速度コントロール設定から求められる所定RPMを表示します。 |
Motor RPM(モータRPM) | モータの実際のRPMを表示します。 |
12 V Supply(12 V供給) | コントローラのセンサーへの供給電圧 #1 を表示します。 |
5 V Supply(5 V供給) | コントローラのセンサーへの供給電圧 #2 を表示します。 |
CAN Bus(CANバス) | マシン内部の通信状態を表示します。 |
マシンについて | |
メニュー項目 | 内容 |
Model(モデル) | マシンのモデル番号を表示します。 |
SN | マシンのシリアル番号を表示します。 |
S/W Rev | マシンのソフトウェアの改訂番号を表示します。 |
設定メニュー | |
メニュー項目 | 内容 |
Language(言語) | この項目で表示言語を選択することができます。 |
Units(単位) | この項目で表示単位を選択することができます。ヤードポンド系またはメートル系から選択します。 |
LCD Backlight(バックライト) | 表示の明るさを調整することができます。 |
LCD Contrast(コントラスト) | 表示のコントラスト(明暗対比)を調整することができます。 |
Note: 言語やコントラストを選択調整しているうちに表示が何も見えなくなってしまった場合には、弊社ディストリビュータに依頼してディスプレイのリセットを行ってください。
Important: 芝刈り運転中、刈りカスは潤滑剤の役割を果たします。刈りかすが出ない場所で長時間カッティングユニットを回転させるとカッティングユニットを損傷します。
芝刈機の調整に間違いがないか、左右均一に調整されているか確認します。ベストの刈り込みを実現し、バッテリーの寿命を最大限に延ばすために、リールとベッドナイフはごく軽く接触するようにしてください。調整不良は仕上がりに大きく影響しますから十分な注意が必要です。
移動走行用タイヤが装着されている場合は、以下の手順でタイヤを外してください。
キックスタンドを立てる(スタンドを足で下げながらハンドルで機体を持ち上げて機体をスタンドで支える。
移動用タイヤを取り外す。
キックスタンドから、機体を慎重に降ろす。
グリーンは直線刈りで刈ります。円状や渦巻き状に刈ると芝を傷つける場合がありますから避けてください。
ターンをする時はグリーンの外で、リールを浮かせて(ハンドルを押し下げて)行います。イージーターン機能をONにしている場合には、カッティングユニットが浮き上がると走行速度が遅くなり旋回操作を楽に行うことができるようになりますので、初心者のオペレータには特に役立ちます。
芝刈りの速度は普通に歩く速さが適当です。速く歩いてもほとんど時間の節約にはなりません。むしろ仕事が雑になります。
真っ直ぐに刈るコツの一つは、集草バスケットについているマークを目安にして、となりの刈り跡と平行に、常に一定の距離をおいて歩くことです(図 30)。
薄暗い中で作業を行う場合には、LED ライトキットのご使用をお奨めします。代理店でご購入ください。
Important: バッテリーパックや電装系へのトラブルを防止するため、これ以外のヘッドライトをご使用にならないでください。
グリーンから出て、速度設定を ゼロ に戻し、走行&リールレバーを ニュートラル にしてマシンを停止させる。
集草バスケットにたまった刈りかすを捨て、空になった集草バスケットを取り付ける。
マシンを停止させたら、(キー付きの機種では)キーを抜き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れるようにしてください。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷えてから行う。
火災防止のため、機械に刈りかすなどが溜まらないようにしてください。
閉めきった場所に本機を格納する場合は、機械が十分冷えていることを確認してください。
ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火や火花を発するものがある近くでは、本機を保管・格納しないでください。
バッテリーチャージャの不適切な取り扱いは人身事故につながります。事故を防止のために、以下のすべての安全注意事項を必ずお守りください。
付属のチャージャ以外のものでバッテリーの充電をしないでください。
使用している電源とチャージャの電圧仕様が一致していることを確認してください。
米国外で使用する場合には、必要に応じて付属の変換プラグをご使用ください。
チャージャを水でぬらさないでください;雨や雪が掛からない場所に置いてください。
トロが発売していない、または推奨していないアクセサリを使用すると、火災、感電その他の人身事故が起こる恐れがあります。
バッテリーの爆発事故を防止するために、チャージャの近くで使用する機器については以下の注意を必ずお守りください。
バッテリーを充電しすぎると爆発性のガスが発生することがあります。
子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対にチャージャの操作や整備をさせないでください。地域によっては機械のオペレータに年齢制限を設けていることがありますのでご注意ください。オペレーターや整備士全員に適切なトレーニングを実施するのはオーナーの責任です。
ご使用になる前に全部の注意事項に目を通し、チャージャの取り扱いに際してはそれらの注意事項を必ず守ってください。チャージャの正しい使用方法に慣れてください。
充電中は周囲に人、特に子供を近づけないでください。
充電作業にふさわしい服装をし、安全めがね、長ズボン、頑丈で滑りにくい安全な靴を着用してください。
充電は、マシン停止後 5 秒以上経過して回路が完全に機能を停止した後に開始してください。これを怠るとアークが発生する危険があります。
充電中は十分に換気してください。
充電に関わる注意事項は必ずお守りください。
このチャージャは、通常のAC 120 および 240 ボルト用の充電装置であり、付属のアースプラグは 120 ボルト用です。240 V で使用する場合には、弊社正規代理店にご確認の上、適切な電源コードをご使用ください。
凍結したバッテリーは、充電しないでください。
コードはていねいに取り扱ってください。コードを持ってチャージャをぶら下げたり、コンセントから外すときにコードを持って引き抜いたりしないでください。コードを高温下においたり、オイルで汚したり、刃物の近くに置いたりしないでください。
チャージャは、アース端子付きのコンセントに直接接続して使用してください。アースされていないコンセントやアダプタを介してのご使用はお控えください。
付属のコードを改造しないでください。
付属のコードを改造しないでください。
バッテリーの上や近くに金属製の工具などを落とさないでください;火花が飛んだりショートを起こしたりするとバッテリーが爆発する危険があります。
指輪、ブレスレット、ネックレス、腕時計などの金属製品を身に着けての作業は危険ですからおやめください。リチウムイオンバッテリーは非常に大きなエネルギーを蓄えており大火傷を負う危険があります。
十分な明るさが確保されていない場所では絶対に使用しないでください。
延長コードは適正なものを使ってください。
コンセントに差し込まれている間にコードに傷が付いた場合には、コンセントから抜きとり、弊社サービスディーラから代わりのコードを購入してください。
以下の場合はチャージャをコンセントから抜いてください: 使用していないとき、チャージャを別の場所に移動するとき、チャージャに整備作業を施すとき。
チャージャの保管は、屋内の乾燥した場所、部外者の手の届かない場所を選んでください。
チャージャを分解しないでください。整備や修理が必要になった場合には、トロ正規ディストリビュータにご連絡ください。
感電事故を防ぐため、チャージャの保守作業や清掃作業は必ずプラグをコンセントから抜いて行ってください。
機体に貼ってある安全ステッカーなどが汚れたり読めなくなった場合には新しいものに貼り替えてください。
コードやプラグが傷ついたままでチャージャを使用しないでください。傷ついたコードやプラグは直ちに交換してください。
チャージャが衝撃を受けたり、チャージャを落としたりした場合には、チャージャの使用を中止し、トロのディストリビュータに検査を依頼してください。
刈り込みが終了したら現場から引き上げる;移動走行用タイヤを使っての移動またはトレーラを使っての移動を参照。
バッテリーパックには高電圧部があり、これに触れると感電やけどなどを負う危険があります。
バッテリーパックを開けないkと。
バッテリーパックのコネクタには、マシンに付属するワイヤハーネスのコネクタ以外のものを置かないこと。
万一ケースが割れた場合には、バッテリーパックの取り扱いに細心の注意を払うこと。
バッテリーパックの充電は専用のチャージャで行うこと。
米国交通省および国際交通規制当局の定めにより、リチウムイオン電池の輸送に際しては特殊な梱包が義務付けられており、また、その搬送には専用の機材を使用することが求められております。米国内においては、バッテリーをマシンに取り付けてバッテリー駆動機械となったものについては、ほとんど規制なく搬送を行うことができます。eFlex や、eFlex 用のバッテリーを陸送するに当たってどのような規制が存在するかは、米国内の規制については米国交通省へ、米国外においては各国や地域の所轄政府機関にお問い合わせください。
運送業者にバッテリーの輸送を委託する場合には、バッテリー出荷キットに付属している取り付け要領書を参照してください。この要領書はインターネットでも入手可能です:www.Toro.com.
リチウムイオンバッテリーは、所定の仕事を行うことのできる十分な電力の蓄積を、製品寿命の最後まで行えるように作られています。時間の経過とともに、一回の充電でバッテリーが行うことのできる仕事の量は徐々に低下してきます。以下の表は、バッテリーを初めて使用してから最初の4年間で行うことのできる仕事の量のおおよその目安を示すものです。
年数 | 一回の満充電で刈り込める面積 |
1 | 3,809 m2 |
2 | 3,623 m2 |
3 | 3,252 m2 |
4 | 3,066 m2 |
Note: 実際の性能は、現場までの移動のためにマシンを作動させる時間、ベッドナイフとリールの刃合わせ条件など、いろいろな条件によって変わってきます。
バッテリーの寿命を最大限に延ばして十分な利用ができるよう、以下の注意点をお守りください。
バッテリーパックを開けないでください。パック内部に交換可能な部品などはありません。パックを開けると製品保証が適用されなくなります。パックにはいたずら防止警告装置がついています。
マシンの駐車・格納は、汚れていない乾燥した場所で、直射日光や熱源を避けて行ってください。気温が-30°C を下回るような場所や 60°C を上回るような場所で保管しないでください。この範囲外の温度では、バッテリーが破損します。 保管中の高温、特に高充電状態で高温にさらされると、バッテリーの寿命が低下します。
使用しない期間が 10 日間を超える場合には、直射日光のあたらない涼しい場所にマシンを置き、少なくとも 50% 充電した状態で保管してください。
高温下や直射日光の下で刈り込みを行うとバッテリーがオーバーヒートする可能性があります。このようなことが起こった場合には、LCDディスプレイに高温警告が表示されます。その場合には、リールの回転が停止し、マシンの速度が低下します。
このような状態になったら、直ちにマシンを直射日光の当たらない場所に移動させ、バッテリーが十分冷えるまで待ってください。
バッテリーパックのカバーをきれいに維持してください。白色カバーは太陽光の反射を促し熱の蓄積を抑制します。カバーが汚れると熱が蓄積しやすくなり、長期的にバッテリーのエネルギー容量の低下が早まります。
ベッドナイフとリールがごく軽く接触するように刃合わせを調整してください。これにより、リールを回転させるために必要な力が少なくなり、1回の充電でできる仕事の量を大きくすることができます。
バッテリーチャージャの標示やコードについては図 32を参照してください。
感電事故を防止するため、このチャージャではアース付き3又プラグ(タイプB)を使用しています。付属のプラグがコンセントに合わない場合には、代理店にて適合するプラグをお求めください。
チャージャや電源コードを改変しないでください。
チャージャを使用中に水に触れると感電する恐れがあり、最悪の場合死亡します。
ぬれた手でプラグやチャージャを操作したり、水たまりに立って操作しないでください。
Important: 電源コードの絶縁被覆に割れや穴ができていないか、時々点検してください。破損しているコードは使用しないでください。水溜りの上やぬれた芝生の上にコードを引かないでください。
電源コードのプラグをチャージャのソケットに差し込む。
破損したコードを使用すると感電や火災の原因になります。
チャージャを使用する前に、電源コードを十分に点検してください。もしコードが破損していた場合には、新しいコードを入手するまでチャージャを使用しないでください。
電源コードのコンセント側のプラグを、アース付きコンセントに差し込む。
マシンを、所定の充電場所(一昼夜連続充電用として事前に決められた場所)に駐車する。
駐車ブレーキを掛ける(図 18)。
eFlex のパワーを OFF にする;マシンの停止手順を参照。
メインのワイヤハーネスからのT字コネクタを、バッテリーのベース部にある主電源コネクタから外す(図 33)。
バッテリーパックとチャージャのコネクタの両方をきれいにする。
Important: コネクタのプラスチックが軟化して強度が低下しますから、強い溶剤での清掃は避けてください。コネクタやバッテリーの導通部分に誘電性のグリスを使用しないでください。
チャージャのプラスコネクタ(+ 記号がついている)を、電源コネクタに差し込み、ロックするまでしっかり押し込んでください。
推奨充電範囲 | 0° – 45°C |
低温時の充電範囲(定電流にて) | -10° – 0°C |
高温時の充電範囲(定電流にて) | 45° – 60°C |
Note: 充電中は、LCD 状態表示ディスプレイが充電状態を表示します。ほとんどは通常表示です。
何らかの不具合がある場合には、エラー表示ランプがオレンジ色で点滅するか赤色で点灯します。LCD ディスプレイ(図 32)にはエラーメッセージが表示されます;表示は 1 桁ずつおこなわれ、E または F の文字で始まります(例:E-0-1-1)。
エラー処理については、を参照してください。掲載されているエラー処理で問題を解決できない場合には、弊社代理店にご連絡ください。
充電が終了すると、充電表示ランプが緑色の点灯に変わります(図 32)。
バッテリートレイに固定されているメインバッテリー・コネクタから、e-フレックスの T-字コネクタを外す。
Important: ケーブルを持って引っ張らないこと。
チャージャ用 T-字ハンドルを格納位置に収納する。
T 字ハンドルとバッテリーパックのコネクタに汚れがないことを確認する。
T 字ハンドルをバッテリーパックのコネクタに接続する(図 33)。
マシンの電源を入れて(オペレーターズマニュアルを参照)インフォセンターに表示される充電状態がチャージャの表示と一致していることを確認する。
Note: www.Toro.com から、電気回路図を無料でダウンロードすることができます。弊社ホームページからマニュアルへのリンクをご活用ください。
適切な保守整備を行わないと車両が故障・破損したり、搭乗者や周囲の人間まで巻き込む人身事故を起こす恐れがある。
マニュアルに記載された作業を行って、マシンをいつも適切な状態に維持することが重要である。
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
Note: www.Toro.com から、この機械に関する配線図と油圧回路図をダウンロードすることができます。弊社ホームページからマニュアルへのリンクをご活用ください。
始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもマシンを始動させることができ、危険である。
整備・調整作業の前には必ずキーを OFF にして抜き取り、バッテリーケーブルを外しておくこと。
運転席を離れる前に:
平らな場所に駐車する。
カッティングユニットを停止させる。
走行ペダルがニュートラルになっていることを確認する。
駐車ブレーキを掛ける。
車両を止め、(キーのある機種では)キーを抜き取る。
全ての動きが停止するのを待つ。
保守作業は、各部が十分冷えてから行ってください。
可能な限り、マシンを作動させながらの整備はしない。可動部に近づかない。
マシンを作動させながら調整を行わなければならない時は、手足や頭や衣服をカッティングユニットや可動部に近づけないように十分注意してください。人を近づけないでください。
火災防止のため、カッティングユニットや駆動部、駆動装置、モータ、バッテリーの周囲にある草や木の葉、ごみなどを除去する。
すべてのパーツを良好な作動状態に維持しましょう。摩耗、破損したり読めなくなったパーツやステッカーは交換してください。常に機械全体の安全を心掛け、ボルト類が十分に締まっているのを確認してください。
集草装置は頻繁に点検し、必要に応じてパーツなどを交換してください。
機械の性能を完全に引き出し、かつ安全にお使いいただくために、交換部品は純正品をお使いください。他社の部品を御使用になると危険な場合があり、製品保証を受けられなくなる場合がありますのでおやめください。
大がかりな修理が必要になった時、補助が必要な時Toro 正規代理店にご相談ください。
整備間隔 | 整備手順 |
---|---|
使用するごとまたは毎日 |
|
使用後毎回 |
|
1000運転時間ごと |
|
長期保管前 |
|
1年ごと |
|
Important: このページをコピーして使ってください。
点検項目 | 第週 | ||||||
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
インタロックの動作 | |||||||
駐車ブレーキの動作 | |||||||
ピボットジョイントの動作確認 | |||||||
バッテリーケースとモータ冷却フィンの清掃 | |||||||
運転操作時の異常音 | |||||||
リールとベッドナイフの摺り合わせ | |||||||
刈高 | |||||||
塗装傷のタッチアップ修理を行う。 |
要注意個所の記録 | ||
点検担当者名: | ||
内容 | 日付 | 記事 |
マシンの整備作業を行う前には、T字コネクタを、主電源コネクタから外して、マシンとバッテリーパックとの電気接続を切り離してください(図 34)。
マシンの修理などを行う前には、バッテリーの接続を外してください。
バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜いておいてください。衣服は身体を保護できるもの、工具は絶縁されたものを使用してください。
バッテリーパックの構成品のうち、お客様が交換できるのはラベルのみです。バッテリーパックやマスターコントローラを開けると製品保証が適用されなくなります。万一バッテリーパックに不具合が発生した場合には、弊社ディストリビュータにご相談ください。
バッテリーパックには高電圧部があり、これに触れると感電やけどなどを負う危険があります。
バッテリーパックを開けないkと。
バッテリーパックのコネクタには、マシンに付属するワイヤハーネスのコネクタ以外のものを置かないこと。
万一ケースが割れた場合には、バッテリーパックの取り扱いに細心の注意を払うこと。
バッテリーパックの充電は専用のチャージャで行うこと。
万一バッテリーパックに問題が発生したり検査の必要が生じた場合には、弊社ディストリビュータにご相談ください。バッテリーパックを送付する必要が生じた場合には、バッテリー出荷キットが必要になります。 このキットには、バッテリーパックの輸送に必要なテープ、ラベル、および梱包説明書が入っています。
Important: バッテリーパックを正しく梱包せずに発送すると、多額の罰金を請求される場合があります。梱包手順は、バッテリー出荷キットの説明にしたがってください。www.toro.com にて、無料でダウンロードしていただくことができます。
リチウムイオンバッテリーは、国や地域の法令に従って廃棄やりサイクルを行ってください。
Important: 電気修理はすべてトロの正規代理店にお任せください。
ユーザーにしていただける保守は、野外に放置しないこと、衝撃を与えないことなど、丁寧に取り扱っていただくこと以外にはありません。
使用ごとに、わずかに湿らせたウェスでコードを丁寧に拭いてください。
使用しない時はコードを巻いて保管してください。
定期的にコードを点検し、破損を発見した場合にはトロの正規交換部品のコードに交換してください。
使用ごとに、わずかに湿らせたウェスでケースを丁寧に拭いてください。
走行インタロックの調整や交換が必要な時には以下の要領で行います。
常用・駐車ブレーキがスリップするようになったらケーブルの調整を調整してください:
マシンを停止させ、バッテリーパックの接続を遮断する。
ブレーキレバーをOFF 位置とする。
コンソールのカバーを取り外す。
ケーブルの張りを強くするには、上側ケーブルのジャムナットをゆるめて、下側ケーブルのジャムナット(図 38)を締め、156 N(15.8 kg)の力で駐車ブレーキのラッチが解除されるように調整する。
Important: ブレーキバンドが締まりっぱなしにならないよう注意すること。
整備間隔 | 整備手順 |
---|---|
1000運転時間ごと |
|
機械を正しく動作させ、無用の磨耗を防止するために、リール駆動ベルトは正しく調整してください。
リールが回転しない、スリップするなどの症状が出るようになったら調整が必要です。
マシンを停止させ、バッテリーパックの接続を遮断する。
リールコントロールが解除状態であることを確認する。
トランスミッションのバルクヘッド部で、リールコントロールのケーブル(図 44)を調整する;スプリングの長さが 70.6-72.4 mm になるように調整する。
コントロールハンドルのバルクヘッド部で、リールコントロールケーブルをゆるめてケーブルにたるみを持たせる(図 45)。
コントロールハンドルのバルクヘッド部で、リールコントロールケーブルを締めていき、スプリングが伸びずにケーブルのたるみが完全になくなるように調整する。
以下の手順で調整の確認を行う:
クラッチを解放した時に、リールクラッチの歯が外れること、またクラッチをつないだ時に歯が一番奥まで入り込まないことを確認する。
Note: トランスミッションの正面についているゴム製のプラグ(図 42)を外すと、クラッチを確認することができます。
リールとベッドナイフの接触をなくした状態で、リール停止動作から7秒以内にリールが停止することが必要。
詳細については サービスマニュアル を参照するか、ディストリビュータに相談する。
カッティングユニットのリールを点検する時には安全に十分注意してください。リールに触れる時は必ず手袋を着用してください。
磨耗したり破損したりしたリール刃や下刃は使用中に割れて破片が飛び出す場合があり、これが起こるとオペレータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場合には死亡事故となる。
リール刃や下刃が磨耗や破損していないか定期的に点検すること。
ブレードの点検を行うときには安全に十分注意してください。必ず手袋を着用してください。リールと下刃は研磨するか交換するかのみ行い、たたいて修復したり溶接したりしないでください。
電源を遮断してもリール刃は動きます。リール刃の整備を行う時は十分注意してください。
整備間隔 | 整備手順 |
---|---|
使用後毎回 |
|
毎回、使用後に機体を中性洗剤と水で洗ってください。ただし高圧洗浄器は使用しないでください。また、シフトレバーのプレートやインフォセンター部、電源部、電源接続部に大量の水を掛けないように注意してください。モータ外部をきれいにしてください。汚れていると放熱効果が低下します。また、バッテリーパックをいつもきれいにして白色を維持してください。これは太陽光を反射し、直射日光の下でのオーバーヒートを防止するために重要です。
Important: 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用しないでください。
Important: 直射日光にさらされるとバッテリーパックの寿命が低下しますから、マシンの駐車や保管は日光の直射を避けて行ってください。
マシンを停止させ、(キー付きの機種では)キーを抜き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷えてから行う。
ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容器を保管・格納しないでください。
マシンを清掃する;機体の清掃を参照。
Important: 機体は中性洗剤ときれいな水で洗うことができます。ただし高圧洗浄器は使用しないでください。また、シフトレバーのプレートやインフォセンター部、電源部、電源接続部に大量の水を掛けないように注意してください。
各ボルト類の締め付けを確認する。摩耗した部品や破損した部品はすべて修理または交換する。
表面のキズや塗装のはがれているところには再塗装を行う(塗料は代理店にて入手可能)。
格納期間が長期にわたる場合は、バッテリーの長期保管処理を行う;バッテリーの長期保管処理を参照。
機体にはカバーを掛けておく。
Note: バッテリーは機体から取り外さずに保管することができます。
以下の表で、保管場所の温度に合った方法で保管してください。
保管場所の条件 | 必要な温度 |
通常の保管条件 | -20° – 45°C |
非常に高温 — 1 ヶ月以下 | 45° – 60°C |
非常に低温 — 3 ヶ月以下 | -30° – -20°C |
Important: この範囲外の温度では、バッテリーが破損します。バッテリーを保存する場所の気温はバッテリーの寿命に影響します。非常に気温の高いところに長期間格納すると、バッテリーの寿命が短くなります。マシンの保管は涼しい場所で(凍結温度にならないこと)行ってください。
格納前にバッテリーの充電状態を 40% - 60% (50.7 V - 52.1 V) に調整してください。
Note: 充電状態 50% の時がバッテリー寿命を最も延長できます。満充電 100% で保管するとバッテリーの寿命は短くなります。長期間にわたって格納する場合には 60% 程度まで充電しておいてください。
そして6ヶ月ごとにバッテリーをチェックして、充電残量を 40% - 60% に維持してください。残量が40% 未満になっていたら、40% ー 60% まで充電してください。
バッテリーの残量確認は、マシンがOFFの状態でマルチメータを使用して行います。マルチメータの読み値と以下の表から残量を決定します:
電圧 | 充電残量 |
52.1 V | 60% |
51.4 V | 50% |
50.7 V | 40% |
充電が終了したら、バッテリーチャージャを電源から切り離してください。格納中は、放電を最小限に抑えるために電源コネクタを外しておいてください。
チャージャを電源から切り離さず、マシンに接続したままにすると、バッテリーが満充電された時点でチャージャの電源が切れ、再接続しないと次の充電は行われません。
チャージャからの切り離し に記載されている作業を行う。
チャージャに接続されている電源コードをはずし、きちんと巻く。
電源コードに破損や破損の兆候がないか、十分に点検する。もし過度な磨耗や破損が見られた場合は新しいものに交換する。
チャージャ各部に磨耗、ゆるみ、破損が発生していないか、十分に点検する。修理や交換が必要と思われる場合には、トロの正規代理店に依頼してください。
チャージャと電源コードを、乾燥した清潔な場所(衝撃を受けないこと、また、有毒ガスなどにさらされないことが必要)に保管する。
チャージャの電源を切り、マシンとチャージャを切り離す。
T字コネクタを主電源コネクタに接続する。
マシンの電源を入れて20秒間待つ。
Problem | Possible Cause | Corrective Action |
---|---|---|
Code E-0-0-1 または E-0-4-7 |
|
|
Code E-0-0-4 |
|
|
Code E-0-0-7 |
|
|
Code E-0-1-2 |
|
|
Code E-0-2-3 |
|
|
Code E-0-2-4 |
|
|
Code E-0-2-5 |
|
|
Code E-0-3-7 |
|
|
Code E-0-2-9, E-0-3-0, E-0-3-2, E-0-4-6, または E-0-6-0 |
|
|
Problem | Possible Cause | Corrective Action |
---|---|---|
F-0-0-1, F-0-0-2, F-0-0-3, F-0-0-4, F-0-0-5, F-0-0-6, または F-0-0-7 |
|
|