この製品は、関連する全ての欧州指令に適合しています。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI(適合宣誓書)をご覧ください。

この後ローラ用ブラシ・キットは、常用型のリールモアに取り付けて使用する専門業務用の製品であり、そのような業務に従事するプロのオペレータが運転操作することを前提として製造されています。この製品は、カッティングユニットの後ローラに付着する刈りかすなどの異物を払い落とすことにより、集約的で高度な管理を受けているスポーツフィールドや商用目的で使用される芝生の刈り上がりの見栄えを向上させることを主たる目的として製造されております。

組み立て

Note: 前後左右はカッティングユニットを後ろからみた時の方向で表します。

Important: 後ローラ用ブラシキットは、刈高が 6-25 mm の範囲でのみ使用可能です。刈高が25mmを超える場合には、高刈り用ブラシ(パーツ番号 110–1740)を使用してください。高刈り用ブラシ(オプション機器)の取り付けを参照してください。

後ローラブラシ・キット Model 03668 は以下の製品に対して使用することができます:

リールマスター5210 および 5410トラクションユニット用カッティングユニット:モデル 03661, 03694 および 03695。

後ローラブラシ・キット Model 03688 は以下の製品に対して使用することができます:

  • リールマスター5510 および 5610トラクションユニット用カッティングユニット:モデル 03681, 03682, 03693, 03696 および 03697。

  • リールマスター6500 および 6700トラクションユニット用カッティングユニット:モデル 03863, 03864, 03698 および 03699。

Note: グルーマキットとブラシキットの両方をカッティングユニットに取り付ける場合には、グルーマキットを先に取り付けてください。

ローラブラシの取り付け方向を確認する

どのカッティングユニットも、カウンタウェイトをカッティングユニットの左側に取り付けて出荷しています。ローラブラシ駆動部およびリールモータの位置を、以下の図で確認してください。

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Note: この説明書では、カッティングユニットの左側にカウンタウェイトを取り付ける場合を例にして、キットの取り付け手順を解説します。

アイドラプーリ・アセンブリの位置を変更する

左前と左後のカッティングユニットについては、カッティングユニットの 右側 にアイドラプーリがくるよう、以下の手順で取り付け位置を変更してください(図 2):

  1. カッティングユニットの左側からアイドラプーリ・アセンブリを取り外し、カッティングユニット右側にあるブラシプレートについている低い方の穴に取り付ける(図 2)。

    Note: アイドラプーリが自由にピボット動作することを確認してください; アイドラピボット・ボルトを締めすぎない注意が必要です。

  2. キャリッジボルトとナットを外し、以前にアイドラプーリ・アセンブリが取り付けてあった上穴にこれらを移動させる(図 2)。

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ブラシカバーのドレンプラグをはずす

下側のドレンプラグ(図 3)のみを、ブラシカバーから外してください。これにより、ベルト部から水分を逃がします。

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ローラブラシを取り付ける

この作業に必要なパーツ

ローラブラシハウジング(グルーマなしで使用するためのもの)1
六角穴ボルト, 3/8 x 1 in(グルーマなしで使用するためのもの)2
ローラブラシ・アセンブリ 1
ショルダボルト 1
ベルトカバー/プレート・アセンブリ 1
ボルト, 5/16 x ⅝ in 2
スペーサ(グルーマなしで使用するためのもの)1
駆動プーリ 1
フランジヘッドボルト、3/8 x 2 in 1
ベルト 1
O リング(黄色)(グルーマなしで、ブラシ・キット 03668 のみで使用する場合のもの) 1
シムワッシャ(必要に応じてベルトの整列に使用) 1

グルーマの付いていないカッティングユニットにブラシを取り付ける場合

カッティングユニットにグルーマが取り付けられていない場合には、以下の手順で行ないます:カッティングユニットにグルーマが取り付けられている場合は、グルーマの付いているカッティングユニットにブラシを取り付ける場合取り付け要領へ進んでください。

  1. 平らな場所に停車して駐車ブレーキを掛ける。

  2. カッティングユニットが OFF になっていることを確認する。エンジンを止め、キーを抜き取る。全部のカッティングユニットをトラクションユニットから外す。

    Important: カッティングユニットを希望の刈高および姿勢(下刃角度)にセットする。必要に応じて、後ローラブラシの取り付け前に、オペレーターズマニュアル にしたがってカッティングユニットの再設定を行なってください。

  3. カウンタウェイトをカッティングユニットの左側に固定しているボルト(2本)を外す。カウンタウェイトを取り外す(図 4)。

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  4. 3/8-16 タップを使って、サイドプレートの取り付け穴の内壁のペイントを除去する。(図 4)。

  5. Model 03668 ローラブラシ・キットの場合には、ローラブラシハウジングに黄色の O リングをはめる(図 5)。

    Note: Model 03688, ローラブラシ・キットの場合には、黒い O リングが既にはめてあるのでそれを使う。

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  6. 六角穴ボルト 2 本(3/8 x 1 inch)を使用して、ローラブラシハウジングをリールベアリングハウジングに取り付ける(図 6)。ローラブラシハウジングは、ねじ切りしてある穴がカッティングユニットの前側にくるように取り付ける。

    Note: ローラブラシハウジングにOリングが正しい向きで取り付けられていることを確認する。

    g009052
  7. 各ローラブラケットをサイドプレートに固定している 2 本のフランジロックナットを外す(図 7)。

    Note: ボルトは外さないでください。また、サイドプレート取り付けフランジの上部についている 6mm スペーサはすべて取り外してください。

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  8. ローラブラシ・アセンブリ取り付けブラケットを、ローラブラケットボルトにセットする(図 8)。ブラシアセンブリ取り付けブラケットを、カッティングユニットのサイドプレートに固定する(先ほど取り外したナットを使用)。

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    Important: ローラブラシ・アセンブリ取り付けブラケットは、カッティングユニットのサイドプレート取り付けフランジの上面に直接固定する必要があります。 ローラブラシ取り付けブラケットとサイドプレート取り付けフランジとの間にスペーサなどを挟まないでください。ローラブラシ取り付けブラケットの上部に、追加の 6mm スペーサを取り付けてください (図 9)。

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  9. 各エクスクルーダシールを外側にずらし、シールのリップがそれぞれのベアリングハウジングに軽く接触するようにする(図 10)。

    g009056
  10. ベアリングハウジングのグロメットの内側にグリスを塗る(図 11)。

    g352161
  11. ローラブラシ・ベアリングハウジングをローラブラシ取り付けブラケットに固定しているボルトをゆるめる; 但し外さないこと(図 11)。

  12. ローラブラシ・ピボットプレートを取り付ける(図 11)。ピボットプレートの突起部をベアリングハウジングのグロメットに差し込んだ時、グロメットの位置がずれないように注意すること。

    Note: ローラブラシ・ピボットプレートを動作させたときにグロメット(ゴム)からの抵抗がまったくなく、自由にピボット動作できれば、取り付けは適切です。

  13. 5/16 x 5/8 in ボルト(2本)に 242 ロクタイト(青)を塗り、これを使ってブラシプレートをローラブラシベアリングハウジングに取り付ける(図 11)。ボルトを20-26 N·m にトルク締めする。

  14. ローラブラシプレートがカッティングユニットのサイドプレートに平行になっているかどうか点検する。平行でない場合は、以下の作業を行う:

    • ローラブラシ取り付けブラケットをカッティングユニットのサイドプレートに固定しているフランジナット(2個)をゆるめる(図 11)。

    • ブラシプレートがカッティングユニットユニットのサイドプレートに平行になるまでローラブラシ・ベアリングハウジングを回転させる(図 11)。

    • ローラブラシ取り付けブラケットをカッティングユニットのサイドプレートに固定しているフランジナット(2個)を締め込む(図 11)。

  15. 各ローラブラシ・ベアリングハウジングをローラブラシ取り付けブラケットに固定しているボルト(2本)をゆるめる(図 12と図 13)。

    g009078
    g009079
  16. ローラブラシが、後ローラに軽く接触する(ローラに軽く載った状態になる)ようにローラブラシの位置を決める(図 14)。

    Important: ローラブラシのシャフトがカッティングユニットのサイドプレートに接触してはいけません。

    Important: ローラとブラシが強く接触しすぎると、ブラシが早く磨耗してしまいます。

    g009080

    Note: ローラブラシのシャフトが後ローラに対して平行でなければいけません。

    Note: 非駆動側のローラブラシベアリングハウジングの取り付け向きは、駆動側ハウジングと同じ向きでなければいけません。

  17. 各ローラブラシ・ベアリングハウジングをローラブラシ取り付けブラケットに固定しているボルト各 2 本を締め付ける。

  18. ショルダボルトにロクタイト242(青)を塗布する(図 11)。ショルダボルトを使って、ブラシプレートをローラブラシハウジングに取り付ける。(図 11). ボルトを20-26 N·m にトルク締めする。

    Note: ショルダボルトがプレートをハウジングに対して締め付けてはいけません。

  19. ベアリングハウジングのシャフトにスペーサを挿入する(図 15)。

  20. スペーサに駆動プーリを取り付けて駆動シャフトに通す(図 15)。プーリのタブが駆動シャフトのスロットにきっちりと嵌まるように取り付けること。

  21. フランジヘッドボルト(3/8 x 2 inch)を使ってプーリとスペーサを駆動シャフトに固定する(図 15)。ボルトを 47-54 N·m (35-40 ft-lb =4.8-5.5 kg.m)にトルク締めする。

    Important: ボルトが正しくトルク締めされて いない と、ボルトがゆるんできます。

    g352162
  22. 以下の手順で、プーリにベルトを取り付ける:

    • 受動 プーリにベルトを回しかけ、次にアイドラプーリに上からベルトを掛ける(図 16)。

      g352173
    • 駆動 プーリを回してベルトを回転させる(図 16)。

    • 駆動 プーリからベルトが外れないようにしながらリールを前転させて駆動プーリ全体にベルトを掛ける。

      Note: リールを回すときにはパッドのついている手袋や厚いウェスなどを使用すること。

    Important: ベルトのリブを各プーリに正しくはめ込んでください。また、ベルトがアイドラプーリの中心を通るようにセットしてください。

  23. アイドラプーリを手で押し下げて、アイドラプーリ・アセンブリが自由にピボット動作することを確認する。

  24. ベルトとプーリの整列を以下の要領で点検する:

    • ベルトの整列は、ベルトが適切な張りに調整(取り付け)られた状態で行なう。

    • 駆動 プーリの外側面に直定規を当てる(図 17)。駆動プーリと受動プーリの両方に直定規を当て ない こと。

    • 駆動プーリと受動プーリの外側面が面一であること(誤差 0.76mm以内)。

    • プーリが整列していない場合には、プーリの整列を参照。

    • 整列している場合には、取り付けを続ける。

    • アイドラプーリで調整を行ってはならない

      Important: プーリが正しく整列していないと、ベルトが早期に破損する恐れがある。

      g352174
  25. ベルトカバーを取り付けボルトに取り付けてフランジナット(2個)で固定する(図 18)。

    Important: ナットを締め付けすぎるとカバーが破損するので注意すること。

    g352176
  26. 左右のローラブラシ・ベアリングハウジングのグリス注入部、および、カッティングユニットのその他のグリス注入部に、No.2汎用リチウム系グリスを注入する(図 19)。はみ出したグリス、特にエクスクルーダシールの周囲のグリスはよくふき取る。

    g009062

グルーマの付いているカッティングユニットにブラシを取り付ける場合

Note: グルーマ・キットとブラシ・キットの両方をカッティングユニットに取り付ける場合には、グルーマ・キットを先に取り付けてください。

  1. グルーマカバー取り付けナット(2個)を外して、カバーを外す(図 20)。

    g009063
  2. グルーマのウェイトをグルーマカバーに固定している 5/16 in フランジナット(2個)を外してウェイトを取り外す(図 21)。

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  3. カバーについているむくのハトメを取り外してゴム製のグロメットリングに交換する(図 21)。

  4. カバーにねじ込んである 5/16 x 1-1/4 ねじ(2本)を取り外す(図 21)。

  5. グルーマカバーのセンター穴から固定ねじを取り外す(図 21)。

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  6. 先ほど取り外した固定ねじ、およびグルーマキットの付属品に入っている固定ねじを、先ほどまでカバー取り付けねじに使っていた穴に取り付ける。取り付ける前に、ねじ山部分にロクタイト 242 (青)を塗りつける。

    Note: 固定ねじはグルーマカバーと面一にならなければいけません。

  7. グルーマカバーを取り付けて 5/16 in フランジナット(2個)で固定する(図 22)。

    Important: ナットを締めすぎないようにすること。

  8. グロメットカバーについているグロメットの内側にグリスを塗る(図 22)。

  9. 各ローラブラケットをサイドプレートに固定している 2 個のナットを外す(図 23)。ボルトは外さないこと。

    Note: サイドプレート取り付けフランジの上部についている6mmスペーサはすべて取り外してください。

    g009053
  10. ローラブラシ・アセンブリ取り付けブラケットを、ローラブラケットボルトにセットする(図 24)。ブラシアセンブリ取り付けブラケットを、カッティングユニットのサイドプレートに固定する(先ほど取り外したナットを使用)。

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    Important: ローラブラシ・アセンブリ取り付けブラケットは、カッティングユニットのサイドプレート取り付けフランジの上面に直接固定する必要があります。 ローラブラシ取り付けブラケットとサイドプレート取り付けフランジにスペーサなどを挟まないでください。ローラブラシ取り付けブラケットの上部に、追加の 6mm スペーサを取り付けてください(図 25)。

    g009055
  11. 各エクスクルーダシールを外側にずらし、シールのリップがそれぞれのベアリングハウジングに軽く接触するようにする(図 26)。

    g009056
  12. ローラブラシ・ベアリングハウジングをローラブラシ取り付けブラケットに固定しているボルトをゆるめる; 但し外さないこと(図 27)。

  13. ローラブラシ・ピボットプレートを取り付ける(図 27)。ピボットプレートの突起部をグルーマカバーのグロメットに差し込んだ時、グロメットがカバーに正しく着座しているように注意すること。

    Note: ローラブラシ・ピボットプレートを動作させたときにグロメット(ゴム)からの抵抗がまったくなく、自由にピボット動作できれば、取り付けは適切です。

    g352187
  14. 5/16 x 5/8 in ボルト(2本)に 242 ロクタイト(青)を塗り、これを使ってブラシプレートをローラブラシベアリングハウジングに取り付ける(図 27)。ボルトを20-26 N·m にトルク締めする。

  15. ローラブラシプレートがカッティングユニットのサイドプレートに対して平行であることを確認する。もし平行でない場合には以下の手順で調整する:

    • ローラブラシ取り付けブラケットをカッティングユニットのサイドプレートに固定しているフランジナット(2個)をゆるめる(図 27)。

    • ブラシプレートがカッティングユニットユニットのサイドプレートに平行になるまでローラブラシ・ベアリングハウジングを回転させる(図 27)。

    • ローラブラシ取り付けブラケットをカッティングユニットのサイドプレートに固定しているフランジナット(2個)を締め込む(図 27)。

  16. 各ローラブラシ・ベアリングハウジングをローラブラシ取り付けブラケットに固定しているボルト(2本)をゆるめる(図 12と図 13)。

    g009078
    g009079
  17. ローラブラシが、後ローラに軽く接触する(ローラに軽く載った状態になる)ようにローラブラシの位置を決める(図 14)。

    Important: ローラブラシのシャフトがカッティングユニットのサイドプレートに接触してはいけません。

    Important: ローラとブラシが強く接触しすぎると、ブラシが早く磨耗してしまいます。

    g009080

    Note: ローラブラシのシャフトが後ローラに対して平行でなければいけません。

    Note: 非駆動側のローラブラシベアリングハウジングの取り付け向きは、駆動側ハウジングと同じ向きでなければいけません。

  18. 各ローラブラシ・ベアリングハウジングをローラブラシ取り付けブラケットに固定しているボルト各 2 本を締め付ける。

  19. ショルダボルトにロクタイト242(青)を塗布する(図 27)。ショルダボルトを使って、ブラシプレートをグルーマカバーに取り付ける。(図 27). ボルトを20-26 N·m にトルク締めする。

    Note: ショルダボルトがプレートをハウジングに対して締め付けてはいけません。

  20. グルーマプーリを駆動シャフトに固定しているボルトを取り外す(図 31)。

  21. ブラシ駆動プーリをグルーマ駆動プーリに差し込んで駆動シャフトに通す(図 31)。プーリのタブが駆動シャフトのスロットにきっちりと嵌まるように取り付けること。

  22. フランジヘッドボルト(3/8 x 2 in)を使って駆動プーリをシャフトに固定する(図 31)。ボルトを 47~54N·m (4.8~5.5kg.m = 35~40ft-lb)にトルク締めする。

    Important: ボルトが正しくトルク締めされて いない と、ボルトがゆるんできます。

    g352190
  23. 以下の手順で、プーリにベルトを取り付ける:

    • 受動 プーリにベルトを回しかけ、次にアイドラプーリに上からベルトを掛ける(図 32)。

      g352191
    • 駆動 プーリを回してベルトを回転させる(図 32)。

    • 駆動 プーリからベルトが外れないようにしながらリールを前転させて駆動プーリ全体にベルトを掛ける。

      Note: リールを回すときにはパッドのついている手袋や厚いウェスなどを使用すること。

    Important: ベルトのリブを各プーリに正しくはめ込んでください。また、ベルトがアイドラプーリの中心を通るようにセットしてください。

  24. アイドラプーリを手で押し下げて、アイドラプーリ・アセンブリが自由にピボット動作することを確認する。

  25. ベルトとプーリの整列を以下の要領で点検する:

    • ベルトの整列は、ベルトが適切な張りに調整(取り付け)られた状態で行なう。

    • 駆動 プーリの外側面に直定規を当てる(図 33)。駆動プーリと受動プーリの両方に直定規を当て ない こと。

      g352174
    • 駆動プーリと受動プーリの外側面が面一であること(誤差 0.76 mm以内)。

    • 整列していない場合には、「プーリの整列」を参照。

    • 整列している場合には、取り付けを続ける。

    • アイドラプーリで調整を行ってはならない

    Note: プーリが正しく整列していないと、ベルトが早期に破損する恐れがある。

  26. ベルトカバーを取り付けボルトに取り付けてフランジナット(2個)で固定する(図 34)。

    Important: ナットを締め付けすぎるとカバーが破損するので注意すること。

    g352192
  27. 左右のローラブラシベアリングハウジングのグリス注入部、および、カッティングユニットのその他のグリス注入部に、No.2汎用リチウム系グリスを注入する(図 35)。

    Note: はみ出したグリス、特にエクスクルーダシールの周囲のグリスはよくふき取る。

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高刈り用ブラシ(オプション機器)の取り付け

刈高設定が 25mm を超える場合(サイドプレートのパッドの下のスペーサが5枚以上になる場合)には、高刈りブラシ(パーツ番号 110-1740)を取り付けてください。

  1. カッティングユニットにローラブラシが取り付けられている場合には、非駆動側ベアリングハウジングをベアリングハウジング取り付けブラケットに固定しているボルト(2 本)を外す(図 36)と(図 37)。

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  2. 非駆動側ベアリングハウジングとエクスクルーダシールをシャフトから取り外す(図 37)。

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  3. Jボルトとナット(各 2 )を外す(図 38)。

  4. ブラシシャフトについている既存のブラシを抜き取る(図 38)。

  5. 駆動側ベアリングハウジングをベアリングハウジング取り付けブラケットに固定しているボルト各 2 本とワッシャおよびナットをゆるめる図 38)。

  6. ブラシシャフトに、高刈り用ブラシを取り付ける(図 38)。

  7. 先ほど外した J ボルトとナット(各 2 )を使って、ブラシをシャフトに固定する(図 38)。

    Important: ボルトのねじ切りされている側を、ブラシシャフトの外側の穴に通し、J字に曲がっている側を内側の穴に引っ掛ける。

  8. Jボルトのロックナットを 2-3 N·m(20-25 in-lb=0.23-0.29 kg.m)にトルク締めする。

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  9. 非駆動側ベアリングハウジングとエクスクルーダシールをブラシシャフトに取り付ける(図 37)。

  10. 先ほど外したボルト 2 本とワッシャおよびナットを使って、非駆動側ベアリングハウジングをベアリングハウジング取り付けブラケットに固定する。シールスプリングを落とさないように注意すること。

  11. 駆動側ベアリングハウジングをベアリングハウジング取り付けブラケットに固定しているボルト各 2 本とワッシャおよびナットを締め付ける。

保守

  1. ブラシがローラと平行になっていること、そしてローラとの間のすき間が、1.5 mm で軽い接触があることを確認する。

  2. 50 運転時間ごと、また、機体を洗浄したときはその直後にグリスアップを行なう。

  3. ローラブラシを交換した場合には、Jボルトを 2-3 N·m(20-25 in-lb=0.23-0.29 kg.m)にトルク締めする。

  4. ブラシシャフトの受動プーリを交換した場合には、ナットを 37-45 N·m(3.7-4.5 kg.m)にトルク締めする。

  5. ブラシの駆動プーリを交換した場合には、ボルトを 47-54 N·m(35-40 ft-lb=4.8-5.5 kg.m)にトルク締めする。

    Important: バックラップをするときの回転速度が不適切であると駆動プーリをゆるめてしまう恐れがあります。バックラップ手順の詳細についてはカッティングユニットのオペレーターズマニュアル を参照してください。

  6. ローラブラシ、アイドラベアリング、ベルトは消耗部品です。

プーリの整列

  1. 受動プーリ(ローラのシャフト位置)は内外に動かすことができます(図 39)。プーリをどちらに動かす必要があるのか確認する。

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  2. リールを回しながら(つまり駆動プーリを回しながら)、駆動プーリからベルトをはずす(図 39)。

    Note: リールを回すときにはパッドのついている手袋や厚いウェスなどを使用すること。

  3. 受動プーリをブラシシャフトに固定しているロックナットを取り外す(図 39または図 40)。シャフトが回転しないように、ローラブラシシャフトの平面に 1/2 in レンチを差し込む。

  4. シャフトから受動プーリを取り外す(図 40)。

  5. プーリを外側に出したい場合には、0.8 mm(0.032 インチ)厚のスペーサを1枚入れる(図 40)。

    Note: プーリを内側に入れたい場合には、0.8 mm 厚のスペーサを1枚抜き取る。

  6. プーリを取り付ける。

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  7. ローラブラシのシャフトの平面を押さえながら、先ほど外したフランジナット(3/8–16)を使って、プーリをシャフトに固定する。ロックナットをセットし、37-45 N·m(3.7-4.6 kg.m)にトルク締めする。

  8. 以下の手順で、プーリにベルトを取り付ける:

    • 受動 プーリにベルトを回しかけ、次にアイドラプーリに上からベルトを掛ける(図 16)。

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    • 駆動 プーリを回してベルトを回転させる(図 16)。

    • 駆動 プーリからベルトが外れないようにしながらリールを前転させて駆動プーリ全体にベルトを掛ける。

      Note: リールを回すときにはパッドのついている手袋や厚いウェスなどを使用すること。

    Important: ベルトのリブを各プーリに正しくはめ込んでください。また、ベルトがアイドラプーリの中心を通るようにセットしてください。

  9. プーリの整列を確認する。必要に応じて修正してください。

リール固定手順

警告

リール刃は非常に鋭利で、手足を切断できるほどである。

  • リールの軌道内に手足を入れないこと。

  • リールに作業を行う場合には、リールが回転しないよう確実に固定すること。

ねじ付きインサートを外すためにリールを固定するには

  1. カッティングユニット左側のシールドボルトをゆるめて後シールドを上げる(図 42)。

  2. 長い柄のバール(9 mm x 30 cm 程度のドライバータイプのもの。握りのついているものがよい)を用意する。バールは、トルク作業を行う側に近い側で、リールの後ろから差し込むようにする(図 42)。

  3. リールサポートプレートの溶接されている側からバールを入れ(図 42)、

    Note: リールのシャフトの上側と2枚のリール刃の背中側にバールを差し込むと、リールが回転できなくなる。

    Important: リールの刃先にバールを触れると刃こぼれなどを起こす;バールを当てないように十分注意すること。

    Important: カッティングユニット左側のインサートは左ねじです。カッティングユニット右側のインサートは右ねじです。

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  4. バールの握り部分を後ローラに載せる。

  5. バールでリールが確実に止まっていることを確認しながらインサートを外す。作業が終わったらバールを外す。

  6. 後シールドを降ろしてシールドボルトを締め付ける。

ねじ付きインサートの着脱のためにリールを固定するには

  1. 長い柄のバール(9 mm x 30 cm 程度のドライバータイプのもの。握りのついているものがよい)を用意する。バールは、トルク作業を行う側に近い側で、リールの前から差し込むようにする(図 43)。

  2. リール補強版の溶接側からバールを入れる(図 43)と、

    Note: カッティングユニットの前側で、バールがリール刃、リールシャフト、リールの背面に当たってリールをロックする状態になる。

    Important: リールの刃先にバールを触れると刃こぼれなどを起こす;バールを当てないように十分注意すること。

    Important: カッティングユニット左側のインサートは左ねじです。カッティングユニット右側のインサートは右ねじです。

    g280384
  3. バールの握り部分をローラに載せる。

  4. インサートに付属している取り付け要領書に従って取り付けとトルク締めを行い、リールがバールで確実に固定されていることを確認して取り付けを終了し、最後にバールを外す。