整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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この機械は回転刃を使用するリール式乗用芝刈り機であり、そのような業務に従事するプロのオペレータが運転操作することを前提として製造されています。この製品は、適切な管理を受けている芝生の刈り込みに使用することを主たる目的とする機械です。この機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者本人や周囲の人間に危険な場合があります。
この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に使用するのはお客様の責任です。
安全上の注意事項、取扱い説明書、アクセサリについての資料、代理店の検索、製品のご登録などについては www.Toro.com へ。
整備について、また純正部品についてなど、分からないことはお気軽に弊社代理店またはカスタマーサービスにおたずねください。お問い合わせの際には、必ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせください。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメモしておきましょう。
Important: シリアル番号デカルについている QR コード(無い場合もあります)をモバイル機器でスキャンすると、製品保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。
この説明書では、危険についての注意を促すための警告記号(図 2)を使用しております。これらは死亡事故を含む重大な人身事故を防止するための注意ですから、必ずお守りください。
この他に2つの言葉で注意を促しています。重要 は製品の構造などについての注意点を、注はその他の注意点を表しています。
この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳細については、DOC シート(規格適合証明書)をご覧ください。
カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこの機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレスタが装着されていること、エンジンに対して森林等の火災防止措置をほどこされていることが義務づけられており、これを満たさない機械は、第4442章または4443章違犯となります。
エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局(EPA)並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエンジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュアルはエンジンのメーカーから入手することができます。
カリフォルニア州
第65号決議による警告
カリフォルニア州では、ディーゼルエンジンの排気には発癌性や先天性異常などの原因となる物質が含まれているとされております。
バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含まれており、カリフォルニア州では発ガン性や先天性異常を引き起こす物質とされています。取り扱い後は手をよく洗ってください。
米国カリフォルニア州では、この製品を使用した場合、ガンや先天性異常などを誘発する物質に触れる可能性があるとされております。
この機械は、EN ISO 5395: 規格に適合しています(ただし所定のセットアップを行うことが必要です)。また、この機械は、ANSI B71.4-2017 規格に適合しています。
この機械は手足を切断したり物をはね飛ばしたりする能力があります。
エンジンを始動する前に必ずこのオペレーターズマニュアルをお読みになり、内容をよく理解してください。
この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってください。運転中は運転操作に集中してください;注意散漫は事故の大きな原因となります。
機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけないでください。
ガードなどの安全保護機器が正しく機能していない時は、運転しないでください。
作業場所に、無用の大人、子供、ペットなどを近づけないでください。子供に運転させないでください。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷えてから行ってください。
間違った使い方や整備不良は人身事故などの原因となります。事故を防止するため、以下に示す安全上の注意や安全注意標識 のついている遵守事項は必ずお守りください 「注意」、「警告」、および「危険」 の記号は、人身の安全に関わる注意事項を示しています。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生する恐れがあります。
この機械に搭載されているエンジンは、EPA Tier 4 および EU stage V 規制に適合しています。
危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 |
モデル 03910
モデル 03820, 03821
CE 基準に適合させる場合に P/N 120-1683 の上から貼り付ける
モデル 03910
モデル 03820, 03821
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
この作業に必要なパーツ
右側ホースガイド(モデル 03820 と 03821) | 1 |
左側ホースガイド(モデル 03820 と 03821) | 1 |
平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
出荷用ブラケットからリールモータを取り出す。
出荷用ブラケットを外して廃棄する。
カッティングユニットをカートンから取り出す。カッティングユニットの オペレーターズマニュアル の説明に従って組み立てと調整を行う。
カウンタウェイト(図 3)を、決められた側に取り付ける;カッティングユニットのオペレーターズマニュアルを参照。
どのカッティングユニットも、カッティングユニットの右側にターフ補正スプリングを取り付けて出荷しています。ターフ補正スプリングを、リール駆動用モータと同じ側に取り付けてください。
Note: カッティングユニットをトラクションユニットに取り付ける時には、ロッドブラケットの隣にあるスプリングロッド穴にヘアピンコッターを、忘れずに取り付けてください。トラクションユニットを外している時は、必ずヘアピンコッターをロッドの端の穴に差し込んでおいてください。
リールモータのスプラインシャフトにきれいなグリスを塗りつける。
リールモータのOリングにオイルを塗ってモータのフランジに取り付ける。
モータを右にひねってモータフランジのロックナットをかわしながらモータを取り付ける(図 13)。
Important: リールモータのホースがねじれたり、折れたり、はさまれたりしないように注意してください。
モータを左にひねってフランジをスタッドに嵌め合わせ、
ナットを 37-45 N·m(3.8-4.5 kg.m = 27-33 ft-lb)にトルク締めする。
ターフ補正スプリング(図 14)は、前ローラから後ローラへと、カッティングユニットの体重移動を行います。これにより、マーセリングやボビングと呼ばれる「波打ったような」仕上がりを防いでいます。
Important: この調整は、カッティングユニットをトラクタに取り付け、ユニットを真っ直ぐ前に向けて床に降ろした状態で行ってください。
この作業に必要なパーツ
警告デカル 121-7928(モデル 03910 用) | 1 |
警告デカル 138-1186(モデル 03820 および 03821 用) | 1 |
CE 用ステッカー | 1 |
製造年デカル | 1 |
CE 規格に適合させる必要がある場合は、製造年デカル(P/N 133-5615)をシリアルプレートの近くに、CE デカル(P/N 93-7252)をフードロックの近くに、CE 警告デカル(モデル 03910 用は P/N 121-7928、モデル 03820 用 と 03821 用は P/N 138-1186)を標準警告デカル(P/N 120-1683 )の上から貼り付けてください。
この作業に必要なパーツ
ロックブラケット | 1 |
リベット | 2 |
ワッシャ | 1 |
ねじ(¼ x 2") | 1 |
ロックナット(¼") | 1 |
フードラッチブラケットからフードラッチを外す。
フードラッチのブラケットをフードに固定しているリベット(2本)を外し (図 15) フードからフードラッチのブラケットを取り外す。
CEロックブラケットとフードラッチブラケットの穴を整列させてフードにセットする。
Note: ロックブラケットをフード側に(フードに当てて)取り付けます(図 16)。ロックブラケットアームについているボルトとナットは外さないでください。
フードの内側にある穴に、ワッシャを整列させる。
ブラケットとワッシャをフードにリベットで固定する(図 16)。
フードラッチブラケットにフックをかける(図 17)。
フードロックブラケットのもう一つのアームにボルトを差し込んでラッチをロックする(図 18)。
Note: ボルトをしっかりと締め付けるが、ナットは締め付けない。
タイヤは空気圧を高くして出荷しています。運転前に正しいレベルに下げてください;タイヤ空気圧を点検するを参照。
レバー(図 22)を下げると、ハンドルの角度(位置)を調整できるようになります。調整が終わったらレバーを上げて固定してください。
始動スイッチ(図 24)はエンジンの始動、停止、予熱を行うスイッチで、3つの位置があります: OFF、ON/PREHEAT、STARTの 3 位置です。キーをON/PREHEAT 位置に回して、そのままグロープラグランプが消えるのを待ち(7秒間程度)、その後にキーを START 位置に回します。エンジンが始動したら、キーから手を離してください。キーは自動的にON/RUN位置に動きます。キーを OFF 位置に回せばエンジンは停止します。事故防止のため、キーは抜き取っておいてください。
スロットル(図 24)を前に倒すとエンジン回転速度が速くなり、後ろに引くと遅くなります。
リール回転許可/禁止スイッチ(図 24)とカッティングユニット昇降レバーとを使って刈り込みを行います。カッティングユニット昇降レバーが移動走行位置にセットされているときには、カッティングユニットを下降させることができません。
アワーメータ(図 24)は左側コントロールパネルにあって本機の稼働時間を積算表示します。始動スイッチをON 位置にすると作動を開始します。
リールが刈り込みモードになっているとき、この1本のレバー(図 24)で、カッティングユニットの昇降操作と回転開始・停止操作を制御します。カッティングユニット昇降レバーが移動走行位置にセットされているときには、カッティングユニットを下降させることができません。
Note: カッティングユニットが回転許可状態の時には、ユニットの昇降動作中にレバーを前位置に倒した状態に保持する必要はありません。
エンジンの冷却水の温度が異常に高くなると警告灯(図 24)が点灯します。この温度では、カッティングユニットの作動を禁止します。冷却液の温度がさらに 5.5°C 上昇すると、エンジンを保護するためにエンジンを停止します。
オイル圧警告灯(図 24)は、エンジンオイルの圧力が危険域まで下がると点灯します。
オルタネータランプ(図 24)は、エンジンが作動中は消えているのが正常です。点灯した場合は充電系統の異常ですから点検修理が必要です。
グロープラグインジケータランプ(図 24)は、グロープラグが作動中に点灯します。
エンジンを停止させる時には、車体が不意に動き出さないよう、必ず駐車ブレーキ(図 24)を掛けてください。レバーを手前に引くと駐車ブレーキがかかります。駐車ブレーキが掛かっているのに走行ペダルが踏むとエンジンが停止します。
マシンに異常が検出された場合に診断ランプ(図 24)が点灯します。
燃料計(図 25)は、燃料タンクに残っている燃料の量を表示します。
電源ソケットは、コントロールパネルの外側にあり、12 V の電源を供給することができます(図 26)。
リール回転許可/禁止コントロールレバーと組み合わせてバックラップを行うことができます(図 27)。
Note: 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。
寸法 | リールマスター 3550 | リールマスター 3555 | リールマスター 3575 |
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刈幅 | 208 cm | 254 cm | 254 cm |
全幅 | 239 mm | 284 cm | 284 cm |
移動走行時の幅: | 231cm | 231cm | 231cm |
全長 | 295 cm | 267 cm | 267 cm |
ROPS 最上部までの高さ | 188 cm | 201 cm | 206 cm |
ホイールベース | 151 cm | 152 cm | 152 cm |
重量(カッティングユニット含む) | 900kg | 1034kg | 1157kg |
重量(カッティングユニットを含まない) | 708 kg | 751kg | 796kg |
トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそろっており、マシンの機能をさらに広げることができます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または代理店へお問い合わせください;弊社のウェブサイト www.Toro.com でもすべての認定アタッチメントとアクセサリをご覧になることができます。
いつも最高の性能と安全性を維持するために、必ずToroの純正部品をご使用ください。他社の部品やアクセサリを御使用になると危険な場合があり、製品保証を受けられなくなる場合がありますのでおやめください。
子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対に運転や整備をさせないでください。地域によっては機械のオペレータに年齢制限を設けていることがありますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ全員にトレーニングを受講させる責任があります。
安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識などに十分慣れておきましょう。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷えてから行ってください。
エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。
ガードなどの安全保護機器が正しく機能していない時は、運転しないでください。
使用前に必ず、カッティングユニットの点検を行ってください。
これから機械で作業する場所をよく確認し、機械に巻き込まれそうなものはすべて取り除きましょう。
燃料の取り扱いに際しては安全に特にご注意ください。燃料は引火性が高く、気化すると爆発する可能性があります。
燃料取り扱い前に、引火の原因になり得るタバコ、パイプなど、すべての火気を始末してください。
燃料の保管は必ず認可された容器で行ってください。
エンジン回転中などエンジンが高温の時には、燃料タンクのふたを開けたり給油したりしないでください。
締め切った場所では燃料の補給や抜き取りをしないでください。
ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容器を保管・格納しないでください。
燃料がこぼれたら、エンジンを始動せずにマシンを別の場所に動かし、気化した燃料ガスが十分に拡散するまで引火の原因となるものを近づけないでください。
整備間隔 | 整備手順 |
---|---|
使用するごとまたは毎日 |
|
毎日の運転前に、に記載されている「使用ごと/毎日の典型整備」を行ってください。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
|
エンジンを始動し、カッティングユニットを上昇させ、駐車ブレーキを解除して、広くて平らな場所へ移動する。
駐車ブレーキを掛ける(図 28)。
前進走行;走行ペダルを踏み込む。
Note: 駐車ブレーキが掛かっているのに前進する場合には、駐車ブレーキを調整してください;駐車ブレーキの調整を参照。
Note: 駐車ブレーキが正常に掛かっている場合は、前進させようとすると、エンジンが停止します。
駐車ブレーキの調整ができたら、ステップ2と3をもう一度行う。
Note: 駐車ブレーキが掛かっているのに前進する場合には、駐車ブレーキの整備が必要です。左右のブレーキリンクが破損していないか、ブレーキレバーのピボットが破損していないか調べてください; 駐車ブレーキの整備を参照。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転席を離れる。
硫黄分の少ない(微量:500ppm 未満、または極微量:15ppm 未満)の新しい軽油またはバイオディーゼル燃料以外は使用しないでください。セタン値が 40以上のものをお使いください。燃料の劣化を避けるため、180日以内に使いきれる程度の量を購入するようにしてください。
燃料タンク容量は約 42 リットルです。
気温が -7°C 以上では夏用燃料(2号軽油)を使用しますが、気温が -7°C 以下の季節には冬用燃料(1号軽油または1号と2号の混合)を使用してください。低温下で冬用ディーゼル燃料を使うと、発火点や流動点が下がってエンジンが始動しやすくなるばかりでなく、フィルタの目詰まりを防止できるなどの利点があります。
気温が -7 ℃ 以上の季節には夏用燃料を使用する方が、燃料ポンプの寿命を延ばします。
このマシンはバイオディーゼル燃料を使用できます。
この機械はバイオディーゼル燃料を混合したB20燃料(バイオディーゼル燃料が20%、通常軽油が80%)を使用することができます。ただし、混合されている軽油のイオウ含有量は低レベルまたは極低レベルである必要があります。以下の注意を守ってお使いください。
バイオディーゼル成分が ASTM D6751 または EN 14214 に適合しているものを使用してください。
混合後の成分構成が ASTM D975 または EN 590 に適合していること。
バイオディーゼル混合燃料は塗装部を傷める可能性がある。
寒い地方ではB5(バイオディーゼル燃料が5%)またはそれ以下の製品を使用すること。
燃料と直接接触する部材、すなわちシール、ホース、ガスケットなどの経時劣化が早まる可能性がありますから、適切に点検してください。
バイオディーゼル混合燃料に切り替えてからしばらくの間は燃料フィルタが目詰まりを起こす可能性があります。
バイオディーゼル燃料について、より詳細な情報は弊社正規代理店におたずねください。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
燃料タンクのキャップ(図 29)の周囲をきれいに拭く。
燃料タンクのキャップを取る。
タンクの首の根元まで燃料を入れる。燃料を入れすぎないでください。
給油が終わったらキャップを締める。
こぼれた燃料は火災防止のためにすぐに拭き取る。
運転席は前後にスライド調整することができます。体格に合わせて運転しやすい位置を選んでセットしてください。
調整は、レバーを横に動かしてシートのロックを解除して行う(図 30)。
希望の位置に座席をスライドさせ、レバーから手をはなせばその位置に固定します。
運転席のアームレストを調整して乗り心地をさらに改善することができます。一番運転しやすい位置にセットしてください。
調整は、前部についているノブを回して最も乗り心地が良い位置にセットします(図 30)。
運転席の背当て部分を調整して乗り心地をさらに改善することができます。すわり心地の一番よい位置に調整してください。
調整は、右側悪レストの下にあるノブを回して最も乗り心地が良い位置にセットします(図 30)。
オーナーやオペレータは自分自身や他の安全に責任があり、オペレータやユーザーの注意によって物損事故や人身事故を防止することができます。
作業にふさわしい服装をし、安全めがね、長ズボン、頑丈で滑りにくい安全な靴、および聴覚保護具を着用してください。長い髪は束ねてください。ゆるい装飾品やだぶついた服は身に着けないでください。
疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を摂取した時は運転しないでください。
この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってください。運転中は運転操作に集中してください;注意散漫は事故の大きな原因となります。
エンジンを掛ける前に、全部の駆動装置がニュートラルであること、駐車ブレーキが掛かっていることを確認し、運転席に着席してください。
人を乗せないでください。また、作業中は周囲から人、特に子供を十分に遠ざけてください。
運転は、穴や障害物を確認できる十分な照明のもとで行ってください。
ぬれた芝の刈り込みは避けてください。接地力が落ちてスリップする危険が高くなります。
カッティングユニットに手足を近づけないでください。
バックするときには、足元と後方の安全に十分な注意を払ってください。
見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの障害物の近くでは安全に十分注意してください。
刈り込み中以外は必ずカッティングユニットを止めておいてください。
旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、減速し周囲に十分な注意を払ってください。常に道を譲る心掛けを。
エンジンは換気の十分確保された場所で運転してください。排気ガスには致死性ガスである一酸化炭素が含まれています。
エンジンの掛かっているマシンからは離れないでください。
運転席を離れる前に:
平らな場所に駐車する。
カッティングユニットを停止させ、アタッチメントを降下させる。
駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを止め、キーを抜き取る。
全ての動きが停止するのを待つ。
機械の運転は十分な視界の確保ができる適切な天候条件のもとで行ってください。落雷の危険がある時には運転しないでください。
POPS 構成物は一切機体から外さないでください。
必ずシートベルトを着用し、緊急時にはシートベルトを迅速に外せるよう練習しておいてください。
運転時には必ずシートベルトを着用してください。
頭上の障害物に注意し、これらに衝突しないように注意してください。
ROPS自体に損傷がないか、また、取り付け金具がゆるんでいないか、定期的に十分に点検を行い、万一の際に確実に役立つようにしておいてください。
ROPS が破損した場合はすべて新しいものに交換してください。修理したり改造しての使用はしないでください。
斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは重大な人身事故につながります。斜面での安全運転はオペレータの責任です。どんな斜面であっても、通常以上に十分な注意が必要です。
斜面については、実地の測定を含めてオペレータ自身が調査を行い、安全に作業ができるかどうかを判断してください。この調査においては、常識を十分に働かせてください。
以下に挙げる、斜面で運転する場合の安全上の注意を必ず読んで内容をしっかり理解してください。実際に運転する前に、現場の状態をよく観察し、その日その場所でこのマシンで安全に作業ができるかどうかを判断してください。同じ斜面上であっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。
斜面での発進・停止・旋回は避けてください。急に方向を変えたり急な加速やブレーキ操作をしないでください。旋回は速度を落としてゆっくりと行ってください。
走行、ステアリング、安定性などに疑問がある場合には運転しないでください。
隠れた穴、わだち、盛り上がり、石などの見えない障害は、取り除く、目印を付けるなどして警戒してください。深い芝生に隠れて障害物が見えないことがあります。不整地では機体が転倒する可能性があります。
ぬれ芝、急斜面など滑りやすい場所で運転すると滑って制御できなくなる危険があります。
段差、溝、盛り土、水などの近では安全に十二分の注意を払ってください。万一車輪が段差や溝に落ちたり、地面が崩れたりすると、機体が瞬時に転倒し、非常に危険です。必ず安全距離を確保してください。
斜面に入る前に、安全の判断をしてください。乗用の刈り込み機械で斜面を刈り込むことに危険が感じられる場合は歩行型の機械をお使いください。
斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地表面まで下げておいてください。斜面上でカッティングユニットを上昇させると機体が不安定になる恐れがあります。
以下の場合には、エンジンを始動する前に燃料システムのエア抜きを実施する必要があります;燃料系統からのエア抜き:を参照。
新しいエンジンを初めて始動する時
燃料切れでエンジンが停止した時
燃料系統の整備作業、例えばフィルタ交換、セパレータの洗浄などを行った後
駐車ブレーキが掛かっていること、カッティングユニットの駆動スイッチが OFF 位置にあることを確認する。
走行ペダルから足を外し、ペダルがニュートラル位置にあることを確認する。
スロットルをハーフスロットル位置にする。
キーを差し込み、ON/PREHEAT 位置に回して、そのままグロープラグランプが消えるのを待ち(7秒間程度)、その後にキーを START 位置に回す。
Note: エンジンが始動したら、キーから手を離す。キーは自動的にON/RUN位置まで戻ります。
Important: スタータモータを15秒間以上連続で使用するとオーバーヒートする危険があります。10秒間連続で使用したら、60秒間の休止時間をとってください。
エンジンを初めて始動した時、エンジンのオーバーホールを行った後などは、1-2分間の時間を取って前進および後退走行の確認を行う。また、昇降レバーやカッティングユニット駆動スイッチを操作して各部の作動状態を確認する。
ハンドルを左右それぞれいっぱいまで切って応答を確認する。以上の点検の後、エンジンを停止させ、オイル漏れや各部のゆるみなどがないかさらに点検する。
可動部に触れると非常に危険である。
機体の点検を行う前に、機械の可動部がすべて完全に停止していることを必ず確認すること。
スロットルコントロールをアイドル位置にする。
カッティングユニットの駆動スイッチを解除位置にする。
キーを OFF 位置に回す。
事故防止のため、キーは抜き取る。
凹凸の激しいターフで一定の刈高にカット、サッチが厚くたまっているターフで削らないように刈るなど、様々なターフ条件に合わせて、後カッティングユニットの昇降アームについているカウンタバランスを調整することができます。
各カウンタバランスを、4種類の設定のうちの1つに設定してください。位置を1目盛り変えるごとに、カウンタバランスの重量効果が2.3 kg変わります。カウンタバランスをゼロにしたい場合には、スプリングを第1スプリングアクチュエータの裏側(第4番目の位置)にセットしてください。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
調整作業の最中に、スプリングのテンションが掛からないようにするため、スプリングの長い方の端にパイプなどを通してスプリングの力を殺しておく(図 34)。
スプリングには強い張力がかかっており、不用意に取り扱うとけがをする。
スプリングの調整は安全に十分注意して行うこと。
スプリングのテンションをなくしたら、スプリングアクチュエータを固定しているボルトとロックナットを外す(図 34)。
スプリングアクチュエータを希望位置にセットし、ボルトとロックナットで固定する。
残りのスプリングにも同じ調整を行う。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
燃料タンクに少なくとも半分まで燃料が入っていることを確認する。
ラッチを外してフードを開ける。
燃料噴射ポンプのエア抜きねじを開ける (図 35)。
始動キーを ON 位置に回す。電動燃料ポンプが作動を開始し、エア抜きねじの周囲からエアが漏れ出てくるのが確認される。
Note: ねじから燃料が連続的に流れるのが見えるまでキーを ON 位置に保持する。
ねじを締めてキーをOFFする。
Note: 通常は上記の操作でエンジンが始動できるようになります。始動できない時は、噴射ポンプとインジェクタの間にエアが入っている可能性があります;インジェクタからのエア抜きを参照してください。
このマシンには故障診断用ランプが付いており、電子コントローラが電気系統の異常を探知するとそれを知らせます。故障診断ランプはコントロールパネルの下についています(図 36)。電子コントローラが適切に作動している場合には、キースイッチをON位置にすると、コントローラの診断ランプが3秒間点灯し、その後に消灯します。エンジンが停止すると、ランプが点灯し、キーを他の位置に回すまでこの状態が続きます。電子コントローラが電気系に異常を発見すると、診断ランプは点滅します。故障状態が解消し、キーを OFF 位置に戻すと、ランプは消灯してシステムは自動的にリセットされます。
ランプの点滅は以下のどちらかを知らせています:
電気出力系のショート。
電気出力系の断線
故障診断ディスプレイを使用するときには、まず、どの出力に異常があるのか、から出発します。インタロックスイッチの動作を点検する を参照。
始動スイッチをON位置にしても診断ランプが点灯しない時は、電子コントローラが作動していないことを示しています。考えられる原因としては:
ループバックがはずれている。
ランプが切れている。
ヒューズが飛んでいる。
電子コントローラの不良。
結線部、ヒューズ、ランプを点検してください。ループバックコネクタが確実に接続されているか確認してください。
このマシンでは、電子コントローラがほとんどの機械機能を制御しています。コントローラは、入力側のスイッチ(シートスイッチや始動スイッチなど)が果たすべき機能をチェックし、それに基づいて出力回路を操作し、機械の運転に必要なソレノイドやリレーを作動させます。
コントローラが機械を制御するためには、各入力・出力スイッチが正しく接続・機能している必要があります。
故障診断用ACEディスプレイは、この機能(電気系)をチェックする装置です。
整備間隔 | 整備手順 |
---|---|
使用するごとまたは毎日 |
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インタロックスイッチは、走行ペダルがニュートラル位置、リール回転スイッチが停止(回転禁止)位置、リールコントロールレバーがニュートラル位置の時にのみエンジンの始動を許可します。また、着席せずに、あるいは駐車ブレーキを掛けたままで走行ペダルが踏まれた場合にはエンジンを停止させます。
インタロックスイッチは安全装置であり、これを取り外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。
インタロックスイッチをいたずらしない。
作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、不具合があれば作業前に交換修理する。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止する。
コントロールパネルからカバーを外す。
ワイヤハーネスと、ループバックコネクタを探し出す(図 37)。
ハーネスのコネクタから、ループバックコネクタを注意深く外す。
ハーネスのコネクタ(図 38)に ACE テスターを接続する。
Note: 診断する機械の種類にあった正しいオーバーレイを、ACEディスプレイにセットしてください。
始動キーをON位置に回すが、エンジンは始動させない。
Note: オーバーレイの赤文字は対応する入力スイッチを示し、緑文字は出力を示します。
ACEの右下すみの“inputs displayed”(入力表示中)LEDが点灯すればよい。“outputs displayed”(出力表示中)が点灯したら、切替えボタンで入力表示にする。
ACE は入力スイッチが閉じられると、 対応する LED を点灯させて表示する。
それぞれのスイッチを一つずつ閉じて (例:運転席に座る、 走行ペダルを踏む)、 ACE 上で対応する LED の点灯・消灯を確認する。各スイッチについて何度か繰り返し、動作不良がないことを確認する。
スイッチが閉じているのにそれに対応する LED が点灯しない場合は、そのスイッチに関わる配線とスイッチ自身に異常がないかをテスターで調べる。不良スイッチ、不良部分はすべて修理・交換する。
Note: ACEは、出力のチェック(ソレノイドやリレーに通電があるかどうか)を行うこともできます。これらにより、故障の原因が電気系にあるのか油圧系にあるのかを容易に判断することができます。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
コントロールアームの側面にあるパネルを外す。
コントローラ付近にあるワイヤハーネスと、コネクタを探し出す。
ハーネスのコネクタから、ループバックコネクタを注意深く外す。
ハーネスのコネクタに ACE テスターを接続する。
Note: 診断する機械の種類にあった正しいオーバーレイを、ACEにセットする。
始動キーをON位置に回すが、エンジンは始動させない。
Note: オーバーレイの赤文字は対応する入力スイッチを示し、緑文字は出力を示します。
ACEの右下すみの“outputs displayed”(出力表示中)LEDが点灯すればよい。“inputs displayed”(入力表示中)が点灯したら、切替えボタンで出力表示にする。
Note: 以下の点検では、入力表示と出力表示を切り換える場合がでてきます。切替えにはボタンを1回押します。何度でも自由に切り換えられますが、ボタンを押しっぱなしにしないでください。
運転席に座り、点検したい機能の操作を実際に行ってみる。操作に従って対応するLEDが点灯すれば、コントローラが正常に機能している。
Note: 対応する出力 LED が点灯しない場合は、点灯に必要な入力スイッチがすべて適切な位置(ONまたはOFF)になっているかどうかを点検してください。また、スイッチの機能そのものに異常がないかどうか点検してください。出力に異常がないのに正常に動かない場合は電気系には問題がなく、それ以外(油圧系)に問題の原因があると考えられます。必要な修理を行ってください。
Note: 各出力スイッチが正しい位置にあり、マシンも正常に機能するのにLEDが正しく点灯しないのはコントローラの不良です。この場合はToro代理店にご連絡ください。
Important: ACEはマシンに接続しっぱなしにしないでください。ACEは芝刈り機が毎日使用されるような条件下では保管できません。故障診断ディスプレイ(ACE)の使用が終わったら、マシンから外し、ループバックコネクタを元通りにハーネスに接続してください。ハーネスにループバックコネクタを接続しないと、マシンは作動しません。ACEはマシンに積んだままにせず、湿気のない屋内に保管してください。
実際に芝刈りを始める前に、安全な場所で運転操作に十分慣れておいてください。エンジンの始動と停止、前進走行と後退走行、カッティングユニットの上昇・下降動作、およびリールの回転・停止操作。操作に慣れてきたら、斜面の上り下りや速度を変えての運転も練習しましょう。
作業中に警告灯が点灯したら、直ちに機械を停止し原因を確認してください。異常を放置したまま作業を続けると本機に重大な損傷を招く可能性があります。
エンジンを始動し、スロットルをFAST 位置としてエンジンの回転を最高にします。リール回転スイッチを回転許可にし、ジョイスティックでカッティングユニットの制御を行います(前ユニットは後ユニットより早く降下してきます。)走行ペダルを前進側に踏み込めば刈り込みが始まります。
芝刈りが終ったらリール回転スイッチを回転禁止とし、カッティングユニットを移動走行位置に上昇させます。刈り込み/移動走行切り替えレバーを移動走行にセットしてください。狭い場所を通り抜ける時、カッティングユニットをぶつけて損傷しないよう十分注意してください。斜面の通行には最大の注意を払ってください。また、転倒事故を防止するために、速度の出しすぎや急旋回に十分注意してください。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷えてから行ってください。
火災防止のため、カッティングユニットや駆動部、マフラー、冷却スクリーン、エンジン構成品の周囲に、草や木の葉、ホコリなどが溜まらないようご注意ください。オイルや燃料がこぼれた場合はふき取ってください。
移動走行時など、刈り込みなどの作業をしていない時には、アタッチメントの駆動を解除しておいてください。
必要に応じてシートベルトの清掃と整備を行ってください。
ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容器を保管・格納しないでください。
緊急時には、可変吐出油圧ポンプについているバイパスバルブを開き、油圧ホースをつないでチェックバルブをバイパスすると、本機を牽引または押して移動することができます。
Important: トランスミッションを保護するために、牽引または押して移動する時の速度は、3-4.8 km/h 未満とし、移動距離は 400m 未満としてください。本機を押して或いは引いて移動させる場合には、必ずバイパスバルブを開く必要があります。さらに、本機を押して(引いて)移動させる場合には、必ず油圧ホースを使ってチェックバルブをバイパスする必要があります。
本機を押して(引いて)移動させる場合、前進・後進の両方向に移動させる必要が出てくる場合が多いと考えられます。押しても引いても機器に損傷を与えることのないよう、前進・後進の両方向に移動できるように準備しておくこをとお奨めします。
Important: 機械を後ろに押して移動させる場合には、最初に4輪駆動マニホルドのチェックバルブをバイパスさせる必要があります。
この作業のためには以下のパーツが必要となります:
Toro パーツ番号(59-7410);診断用フィッティング
Toro パーツ番号(354-79);診断用フィッティングキャップ
Toro パーツ番号(95-8843);油圧ホース
Toro パーツ番号(95-0985);カップラ用フィッティング(2個)
Toro パーツ番号(340-77);油圧フィッティング(2個)
後部走行マニホルドのポート M8 と P2 との間にあるマークなしのポートに故障診断用フィッティングを取り付ける(図 39)。
後部走行マニホルドに取り付けた故障診断用フィッティングと後退走行油圧テストポートとを油圧ホースでつなぐ(図 40)。
Note: 必要に応じて油圧フィッティングとカップラ用フィッティングを使用してホースを取り付けてください。
バイパスバルブを右または左に90°回転(4分の1回転) させるとバルブが開いて内部でバイパスが形成される(図 41)。
Note: オイルがバイパスされ、トランスミッションを破損することなく機械を押して移動できるようになります。バルブを開けた状態と閉じた状態を覚えておいてください。
マシンの手押し(牽引)移動が終了したら、油圧ホースを取り外す。
後退走行油圧テストポートに、元通りにキャップを取り付ける。
マニホルドに取り付けた故障診断用フィッティングにキャップを取り付ける。
エンジンを掛ける時にはバルブを元通りに90度(¼回転)閉める。
Note: バルブの締め付けトルクが 7-11 N·m(0.7-1.1 kg.m = 5-8 ft-lb)を超えないようにすること。
機械を前進方向のみに移動させる場合には、バイパスバルブを開くだけで移動できるようになります。
Important: 機械を前進・後退の両方向みに移動させる場合には、後退方向に押して(引いて)移動させるための準備を参照してください。
フードを開けて中央のシュラウドを外す。
バイパスバルブを右または左に90°回転(¼分の1回転) させるとバルブが開いて内部でバイパスが形成される(図 41)。
Note: オイルがバイパスされ、トランスミッションを破損することなく機械を前進方向に押して移動できるようになります。バルブを開けた状態と閉じた状態を覚えておいてください。
エンジンを掛ける時にはバルブを元通りに90度(¼回転)閉める。
Note: バルブの締め付けトルクが 7-11 N·m(0.7-1.1 kg.m = 5-8 ft-lb)を超えないようにすること。
機械をトレーラやトラックに積み込む際には、機体と同じ幅のある歩み板を使用してください。
車体が落下しないように確実に固定してください。
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
Note: www.Toro.com から、この機械に関する配線図と油圧回路図をダウンロードすることができます。弊社ホームページからマニュアルへのリンクをご活用ください。
Important: エンジンの整備についての詳細はエンジンマニュアルを、カッティングユニットの整備にはカッティングユニットマニュアルを参照してください。
運転席を離れる前に:
平らな場所に駐車する。
カッティングユニットを停止させ、アタッチメントを降下させる。
駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを止め、キーを抜き取る。
全ての動きが停止するのを待つ。
保守作業は、各部が十分冷えてから行ってください。
可能な限り、エンジンを回転させながらの整備はしないでください。可動部に近づかない。
機体の下で作業する場合には、必ずジャッキスタンドで機体を確実に支える。
機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛かっている場合があります。
マシン各部が良好な状態にあり、ボルトナット類が十分にしまっているか常に点検してください。
読めなくなったデカルは貼り替えてください。
機械の性能を完全に引き出し、かつ安全にお使いいただくために、交換部品は純正品をお使いください。他社の部品を御使用になると危険な場合があり、製品保証を受けられなくなる場合がありますのでおやめください。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 1 時間 |
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使用開始後最初の 10 時間 |
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使用開始後最初の 50 時間 |
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使用するごとまたは毎日 |
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25運転時間ごと |
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50運転時間ごと |
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100運転時間ごと |
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150運転時間ごと |
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200運転時間ごと |
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400運転時間ごと |
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800運転時間ごと |
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1000運転時間ごと |
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2000運転時間ごと |
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2年ごと |
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点検項目 | 第 週 | ||||||
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
インタロックの動作を点検する。 | |||||||
ブレーキの動作を確認する。 | |||||||
エンジンオイルの量を点検する。 | |||||||
冷却系統を点検 | |||||||
燃料・水セパレータの水抜き。 | |||||||
エアフィルタ、ダストカップ、バルブを点検する。 | |||||||
エンジンから異常音がないか点検する。1 | |||||||
ラジエターの汚れ具合を点検する。 | |||||||
運転操作時の異常音 | |||||||
油圧オイルの量を点検する | |||||||
油圧ホースの磨耗損傷を点検する。 | |||||||
オイル漏れがないか点検する。 | |||||||
燃料残量を点検する。 | |||||||
タイヤ空気圧を点検する | |||||||
計器類の動作を確認する。 | |||||||
刈高の調整の点検 | |||||||
グリスアップを行なう。2 | |||||||
塗装傷のタッチアップを行う。 | |||||||
マシンを洗浄する。 | |||||||
1始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップする。 |
点検担当者名: | ||
内容 | 日付 | 記事 |
1 | ||
2 | ||
3 | ||
4 | ||
5 |
整備間隔 | 整備手順 |
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50運転時間ごと |
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平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
定期的に、No.2リチウム系汎用グリスを注入します。非常に厳しい条件下(ほこりの多い環境)では毎回グリスアップしてください。ベアリングやブッシュの内部に異物が入ると急激に磨耗が進行します。車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグリスアップしてください。
グリスアップ箇所は以下の通りです:
エンジンオイルの点検や補充は、エンジンを止めて行ってください。
エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回転数を上げすぎたりしないでください。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初回運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認してください。
油量は約 3.8 リットル(フィルタ共)です。
以下の条件を満たす高品質なエンジンオイルを使用してください:
API規格CH-4、CI-4 またはそれ以上のクラス。
推奨オイル:SAE 15W-40(-17℃以上)
他に使用可能なオイル:SAE 10W-30 または 5W-30(全温度帯)
Note: Toro のプレミアムエンジンオイル(10W-30 または 5W-30)を代理店にてお求めいただくことができます。
Note: エンジンオイルを点検する最もよいタイミングは、その日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷えているうちです。既にエンジンを始動してしまった場合には、一旦エンジンを停止し、オイルが戻ってくるまで約 10 分間程度待ってください。油量がディップスティックのADDマークにある場合は、FULLマークまで補給してください。入れすぎないように注意してください。FULL 位置と ADD 位置の間であればオイルの補給は不要です。
整備間隔 | 整備手順 |
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200運転時間ごと |
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エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点検してください。破損していれば交換してください。吸気部全体について、リーク、破損、ホースのゆるみなどを点検してください。
推奨整備間隔にて定期整備を行ってください。非常にホコリの多い場所で使用していてエンジンの能力の低下が認められる場合には、整備間隔を短くしてください。早めに整備を行っても意味がありません。むしろフィルタを外したときにエンジン内部に異物を入れてしまう危険が大きくなります。
本体とカバーが正しく、しっかりと密着しているのを確認してください。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
エアクリーナのカバーをボディーに固定しているラッチを外す(図 54)。
エアクリーナのボディーからカバーを外す(図 54)。
フィルタを外す前に、低圧のエア(2.76 bar)、異物を含まない乾燥した空気)で、1次フィルタとボディーとの間に溜まっている大きなゴミを取り除く。
Note: 高圧のエアは使用しないこと。異物がフィルタを通ってエンジン部へ吹き込まれる恐れがある。このエア洗浄により、フィルタを外した時にホコリが舞い上がってエンジン部へ入り込むのを防止することができる。
フィルタを取り外して交換する(図 54)。
エレメントを清掃すると破損させる危険が大きいので、掃除して再使用しないでください。
新しいフィルタに傷がついていないかを点検する。特にフィルタとボディーの密着部に注意する。
Important: 破損しているフ ィルタは使用しない。
フィルタをボディー内部にしっかり取り付ける。エレメントの外側のリムをしっかり押さえて確実にボ ディーに密着させる。
Important: フィルタの真ん中の柔らかい部分を持たないこと。
カバーについている異物逃がしポートを清掃する。
カバーについているゴム製のアウトレットバルブを外し、内部を清掃して元通りに取り付ける。
アウトレットバルブが下向き(後ろから見たとき、時計の 5:00 と 7:00 の間になるように)カバーを取り付ける。
カバーのラッチをしっかりと掛ける。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 50 時間 |
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150運転時間ごと |
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平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
どちらかのドレンプラグ (図 55) を外してオイルを容器に受ける。オイルが抜けたらプラグを元通りに取り付ける。
オイルフィルタ(図 56)を外す。
新しいフィルタのシールに薄くエンジンオイルを塗って取り付ける。
Important: フィルタを締めつけすぎないように注意してください。
クランクケースにオイルを入れる;エンジンオイルの量を点検するを参照。
整備間隔 | 整備手順 |
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2年ごと |
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平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
燃料系統が汚染された時や、マシンを長期にわたって格納する場合も同様です。タンクの清掃にはきれいな燃料を使用してください。
整備間隔 | 整備手順 |
---|---|
400運転時間ごと |
|
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
燃料ラインの劣化・破損状況やゆるみが出ていないか点検を行ってください。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく。
フィルタ容器(図 57)下部のドレンプラグをゆるめて水や異物を流し出す。
排出が終了したらプラグを締める。
整備間隔 | 整備手順 |
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400運転時間ごと |
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平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
フィルタ容器(図 57)の周辺をウェスできれいにぬぐう。
フィルタ容器を外して取り付け部をきれいに拭く。
ガスケットに薄くオイルを塗る。
ガスケットが取り付け部に当るまで手でねじ込み、そこからさらに½回転締め付ける。
Note: この手順は、燃料システムからの通常のエア抜きを行ってもエンジンが始動できないときに行うものです;通常のエア抜きについては、燃料系統からのエア抜きを参照してください。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止する。
燃料噴射ポンプの No.1インジェクタノズルへのパイプ接続部をゆるめる。
スロットルをFAST位置とする。
始動キーをSTART位置に回し、接続部から流れ出る燃料を観察する。燃料が泡立たなくなったら、キーを OFF に戻す。
パイプをしっかり締め付ける。
残りのノズルからも同じ要領でエアを抜く。
マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続を外してください。バッテリーの接続を外すときにはマイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブルを外してください。接続するときにはプラスを先に接続し、次にマイナスを接続してください。
バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜いておいてください。また、安全な服装を心がけ、工具は確実に絶縁されたものを使ってください。
整備間隔 | 整備手順 |
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25運転時間ごと |
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平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
バッテリーの電解液は常に正しいレベルに維持し、バッテリー上部を常にきれいにしておいてください。 マシンを格納する場合は、暑い場所よりも涼しい場所の方がバッテリーの放電が起こりにくくなります。
各セルへは、蒸留水またはミネラルを含まない水を適正レベルまで補給してください。但し、電解液の量が、各セルの内側についているスプリットリングの高さ以上にならないよう、注意してください。キャップは換気穴を後ろ(燃料タンク側)に向けて取り付けます。
電解液には硫酸が含まれており、触れると火傷を起こし、飲んだ場合には死亡する可能性がある。
電解液を飲まないこと。また、電解液を皮膚や目や衣服に付けないよう十分注意すること。安全ゴーグルやめがねとゴム手袋で目と手を保護すること。
皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、必ず十分な量の真水を用意しておくこと。
バッテリー上部はアンモニア水または重曹水に浸したブラシで定期的に清掃してください。 清掃後は表面を水で流して下さい。清掃中はセルキャップを外さないでください。
バッテリーのケーブルは、接触不良にならぬよう、端子にしっかりと固定してください。
バッテリーケーブルの接続手順が不適切であるとケーブルがショートを起こして火花が発生する。それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。
ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス(黒)ケーブルから取り外す。
ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス(赤)ケーブルから取り付け、それからマイナス(黒)ケーブルを取り付ける。
端子が腐食した場合は、 ケーブルを外し(マイナスケーブルから先に外すこと)、クランプと端子とを別々に磨いてください。磨き終わったらケーブルをバッテリーに接続し(プラスケーブルから先に接続すること)、端子にはワセリンを塗布してください。
ヒューズはコントロールパネルの下にあります。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
|
タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。運転前に正しいレベルに下げてください。タイヤの適正空気圧は、0.83 bar(12 psi = 0.84 kg/m2)です。
Note: 全部のタイヤを同じ圧力に調整しないと機械の性能が十分に発揮されず、刈り上がりの質が悪くなります。
タイヤ空気圧が不足すると、斜面で機体が不安定になり、転倒など、生命に関わる重大な人身事故を起こしやすくなる。
タイヤ空気圧は絶対に規定値以下に下げてはならない。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 1 時間 |
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使用開始後最初の 10 時間 |
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200運転時間ごと |
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ホイールナットを 103-127 N·m(10.5-12.9 kg.m = 76-94 ft-lb)にトルク締めする。
適切なトルク締めを怠ると車輪の脱落や破損から人身事故につながる恐れがある。
ホイールナットのトルクを適切に維持すること。
走行ペダルをニュートラル位置にしても本機が動きだすようでしたら、トラクションカムを調整します。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
片方の前輪と片方の後輪を持ち上げ、フレームの下にサポートブロックを当てて浮かす。
機体を確実に支えておかないと、何かの弾みに機体が落下した場合に極めて危険である。
機体は、必ず片側の前輪と後輪の両方を浮かせること; 両方浮かせないと調整中に機体が動き出す。
トラクション調整カムのロックナットをゆるめる(図 59)。
走行調整カムの最終調整は、エンジンを回転させながら行う必要がある。マフラー等の高温部分や回転部・可動部に触れると大けがをする。
マフラーなどの高温部分や回転部、可動部に顔や手足を近づけぬよう十分注意すること。
エンジンを始動し、カム()を左右に回してニュートラル位置の中心に合わせる。
ロックナットを締めて調整を固定する。
エンジンを停止する。
支持ブロックをはずし、機体を床に下ろす。試運転を行って調整を確認する。
冷却液を飲み込むと中毒を起こす;冷却液は子供やペットが触れない場所に保管すること。
高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。
エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、エンジンが冷えてからキャップを開けること。
キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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ラジエターは毎日清掃してください(図 60)。ほこりの多い環境で使用している場合には、毎時間ごとに清掃してください; エンジンの冷却系統の清掃を参照。
ラジエターの冷却液はは水とエチレングリコール不凍液の50/50 混合液です。毎日の作業前に液量を点検してください。
冷却系統の容量はおよそ 5.7 リットルです。
エンジン停止直後にラジエターのキャップを開けると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけどを負う恐れがある。
エンジン回転中はラジエターのふたを開けないこと。
キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
補助タンクの冷却水量を点検する(図 61)。エンジンが冷えた状態で、タンク側面についている2本の線の間にあれば適切である。
冷却液が不足している場合には、補助タンクに補給する。燃料を入れすぎないでください。
補助タンクのキャップを取り付けて終了。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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ラジエターのスクリーンは毎日清掃してください。汚れが激しければより頻繁な清掃が必要です。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
フードを上げる。
エンジンの周囲を丁寧に清掃する。
ラジエターの裏表を圧縮空気で丁寧に清掃する(図 62)。
フードを閉じる。
整備間隔 | 整備手順 |
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200運転時間ごと |
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平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
ブレーキレバーに調整ノブを固定している固定ねじをゆるめる(図 63)。
ノブを回し、133-178N (14-18kg) の力でレバーを作動させられるように調整する。
調整ができたら固定ねじ締める。
整備間隔 | 整備手順 |
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400運転時間ごと |
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平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを停止し、キーを抜き取り、可動部が完全に停止したのを確認して運転席を離れる。
マシンの前部を浮かせる。
マシンの重量に適したスタンドで、マシンを支える;仕様を参照。
機体の反対側でも、ステップ2 と 3 を行う。
前輪をハブに固定しているラグナット(4 個)を外して前輪を取り外す(図 64)。
機体の反対側でも、ステップ1 を行う。
機体の左右両側で、ブレーキドラムの内部、ブレーキシュー、バッキングプレート(図 68)、およびグラスシールド(オプション)装着車ではシールドをきれいに洗浄する。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用開始後最初の 10 時間 |
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100運転時間ごと |
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平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
フードを開ける。
プーリ間の中央部でベルトを指で押して点検する。
Note: 約 98 N (10 kg) の力で押したときに 11 mm 程度のたわみが出ればよい。
たわみがこの範囲になければ、以下の要領で調整します:
ブレースをエンジンに固定しているボルトと、オルタネータをブレースに固定しているボルトをゆるめる。
オルタネータとエンジンの間にバールを入れてオルタネータを外側に動かしてベルトに張りを出す。
調整ができたら両方のボルトを締める。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
ベルトのテンションスプリングの端にナットドライバ(または細い金属管)を差し込む。
スプリングには強い張力がかかっており、不用意に取り扱うと怪我をする。
スプリングから張力を解放する時には十分注意すること。
スプリングの端を前側に押し下げてブラケットから外し、スプリングのテンションをなくす(図 78)。
ベルトを交換する。
スプリングの取り付けと張り出しは上記と逆の手順で行う。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
スロットルレバーがパネルのスロットに当たるまで後ろに倒す。
噴射ポンプのレバーアーム(図 79)の部分にあるスロットルケーブルのコネクタをゆるめる。
インジェクションポンプレバーのアームをローアイドルストップに当てた状態でケーブルコネクタを締める。
スロットルコントロールをコントロールパネルに固定しているねじをゆるめる。
スロットルレバーを一番前に倒す。
ストッププレートを滑らせてスロットルレバーに当て、その位置でスロットルコントロールをパネルに固定する。
運転中にスロットルが設定位置からずれてしまう場合には、スロットルレバーの操作抵抗を決めるフリクションデバイスのロックナットを、5-6N·m(0.46-0.65kg.m = 44-53in-lb.)にトルク締めする。
Note: 89N(9 kg)以内の力でスロットルレバーを操作できるように調整する。
万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが体内に入った場合には、この種の労働災害に経験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける必要がある。
油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタが適切に接続されていること、およびラインやホースの状態が良好であることを確認すること。
油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけない。
リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。
油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実に解放する。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品による劣化などがないか毎日点検してください。異常を発見したら必ず運転を行う前に修理してください。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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油圧オイル溜めに高品質の油圧オイルを満たして出荷しています。油圧オイルの点検は、オイルが冷えている状態で行うのがベストです。マシンは移動走行モードになっていることが必要です。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
油圧オイルタンクの注油口周辺をきれいに拭き、キ ャップ(図 80)を外す。
キャップを外す。
補給口の首からディップスティックを抜き、ウ ェスできれいに拭う。もう一度首に差し込んで引き抜き、オイルの量を点検する。ディップスティックのマークから 6 mm の範囲にあれば適正である。
油量が少なければFULLマークまで補給する。
ディップスティックとキャップを取り付ける。
油圧オイル溜めに高品質の油圧オイルを満たして出荷しています。初めての運転の前に必ず油量を確認し、その後は毎日点検してください;油圧オイルを点検するを参照。
交換用の推奨油圧オイル:Toro PX Extended Life Hydraulic Fluid(19 リットル缶または208 リットル缶)。
Note: 推奨オイルを使用するとオイルやフィルタ交換の回数を減らすことができます。
使用可能な他のオイル:Toro PX Extended Life Hydraulic Fluidが入手できない場合は、以下に挙げる特性条件および産業規格を満たす石油系の油圧オイルを使用することができます。合成オイルは使用しないでください。オイルの専門業者と相談の上、適切なオイルを選択してください:
Note: 不適切なオイルの使用による損害については弊社は責任を持ちかねますので、品質の確かな製品をお使い下さる様お願いいたします。
物性: | ||
粘度, ASTM D445 | cSt @ 40°C 44-48 | |
粘性インデックス ASTM D2270 | 140 以上 | |
流動点 ASTM D97 | -37°C--45°C | |
産業規格: | Eaton Vickers 694 (I-286-S, M-2950-S/35VQ25 or M-2952-S) |
Note: 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であり、そのためオイル洩れの発見が遅れがちです。油圧オイル用の着色剤(20 ml 瓶)をお使いいただくと便利です。1瓶で 15-22 リットルのオイルに使用できます。パーツ番号は P/N 44-2500; ご注文は Toro 代理店へ。
Important: トロ・プレミアム合成生分解油圧作動液は、トロ社がこの製品への使用を認めた唯一の合成生分解オイルです。このオイルは、トロ社の油圧装置で使用しているエラストマーに悪影響を与えず、また広範囲な温度帯での使用が可能です。このオイルは通常の鉱物性オイルと互換性がありますが、十分な生分解性を確保し、オイルそのものの性能を十分に発揮させるためには、通常オイルと混合せず、完全に入れ替えて使用することが望まれます。この生分解オイルは、モービル代理店にて 19 リットル缶または 208 リットル缶でお求めになれます。
22.7 リットル;油圧作動液の仕様を参照。
整備間隔 | 整備手順 |
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800運転時間ごと |
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2000運転時間ごと |
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高温の油圧オイルに触れると激しい火傷を負う。
油圧オイル関係の整備を行う時は、必ずオイルの温度が十分に冷えているのを確かめてから行うこと。
オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗浄する必要がありますので、Toro 代理店にご連絡ください。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ずんだ色なったりします。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
タンクから大きい油圧オイルホース(図 81)を外し、流れ出すオイルを容器に受ける。
オイルが完全に抜けたらホースを元通りに取り付ける。
油圧オイルタンク(図 82)に約 22.7 リットルの油圧オイルを入れる;油圧作動液の仕様を参照。
Important: 指定された銘柄のオイル以外は使用しないでください。他のオイルを使用するとシステムを損傷する可能性があります。
タンクにキャップを取り付ける。エンジンを始動し、全部の油圧装置を操作して内部にオイルを行き渡らせる。
また、オイル漏れがないか点検して、エンジンを停止する。
油量を点検し、足りなければディップスティックの FULLマークまで補給する。
Important: 入れすぎないようにしてください。
整備間隔 | 整備手順 |
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800運転時間ごと |
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1000運転時間ごと |
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高温の油圧オイルに触れると激しい火傷を負う。
油圧オイル関係の整備を行う時は、必ずオイルの温度が十分に冷えているのを確かめてから行うこと。
トロ社の純正フィルタ(P/N 86-3010)をご使用ください。
Important: 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器の保証が適用されなくなる場合があります。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
フィルタ取り付け部の周辺をウェスできれいにぬぐう。フィルタ(図 83)の下に廃油受けを置いてフィルタを外す。
新しいフィルタのガスケットに薄くオイルを塗布し中にオイルを入れる。
取り付け部が汚れていないのを確認する。ガスケットがフィルタヘッドに当たるまで手で回して取り付け、そこから更に½回転増し締めする。
エンジンを始動して 2 分間運転し、システム内のエアをパージする。エンジンを停止させ、オイル漏れがないか点検する。
磨耗したり破損したりしたリール刃や下刃は使用中に割れて破片が飛び出す場合があり、これが起こるとオペレータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場合には死亡事故となる。
リール刃や下刃が磨耗や破損していないか定期的に点検すること。
刃を点検する時には安全に十分注意してください。必ず手袋を着用してください。リールと下刃は研磨するか交換するかのみ行い、たたいて修復したり溶接したりしないでください。
複数のカッティングユニットを持つ機械では、1つのリールを回転させると他のカッティングユニットのリールも回転する場合がありますから注意してください。
整備間隔 | 整備手順 |
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使用するごとまたは毎日 |
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前日の調子に係わりなく、 毎日の点検の一つとして必ずリールとベッドナイフの接触状態を点検してください。リールと下刃の全長にわたって軽い接触があれば適正です。(カッティングユニットのオペレーターズマニュアルの「リールと下刃の調整」の項を参照してください。)
ゲージバー(図 84)は刈高の調整に使用します。調整の詳細については、カッティングユニットのオペレーターズマニュアルを参照してください。
バックラップ中にリールその他の可動部に触れると大けがをする。
リールその他の可動部に手指、足、衣類等を近づけないよう注意すること。
エンジンが動いている間は、止まったリールを絶対に手や足で回そうとしないこと。
Note: バックラップ中はすべてのカッティングユニットが同時に回転します。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させ、リール回転スイッチを OFFにする。
フロアパネルを上げてコントロール部にアクセスできるようにする。
各カッティングユニットのリールと下刃をバックラップ用に設定する;カッティングユニットのオペレーターズマニュアルを参照のこと。
エンジンを始動し、アイドル速度で回転させる。
バックラップ中にエンジン速度を変えるとリールが停止することがある。
バックラップ中は絶対にエンジンの速度を変更しないこと。
バックラップは、必ずエンジンをアイドリング速度にして行う。
リール速度コントロールを 1 にセットする(図 85)。
バックラップレバーをR(逆転)位置にセットする(図 85)。
回転中のリールに触れると大けがをする。
人身事故防止のため、カッティングユニットから十分離れてから次の手順に進むこと。
刈り込み/移動走行切り換えレバーを刈り込みにセットし、リール回転スイッチを回転許可にセットする。リールコントロールレバーを前に倒すとリールが回転してバックラップが始まる。
長い柄のブラシを使ってラッピング・コンパウンドを塗布しながらラッピングを続ける。どんな場合でも短い柄のブラシは使用しないこと。
リールが停止したり回転にムラがある場合は、速度設定を上げて回転を安定させてからもとの速度(或いは希望速度)に戻す。
バックラップ中にカッティングユニットの調整を行う場合は、必ず、リールコントロールレバーを後ろに倒してリールを停止し、リール回転スイッチをOFFにセットし、エンジンを停止させる。調整が終ったら5-9を行う。
バックラップするユニット全部に上記手順を行う。
終了したら、バックラップレバーを刈り込み位置に戻し、フロアパネルを元に戻し、カッティングユニットについているラッピングコンパウンドをていねいに洗い落とす。必要に応じてリールとベッドナイフの刃合わせを行う。リール回転速度コントロールを、希望の速度位置にセットする。
Important: バックラップスイッチをF(通常位置)に戻しておかないと、カッティングユニットを通常通りに操作することができません。
Note: バックラップが終わったら、ベッドナイフの前端に軽くヤスリ掛けを行うとさらに切れ味が向上します。これによりベッドナイフ前端に形成されたバリが除去されます。
必要に応じて水または水と刺激の少ない洗剤で車体を洗浄する。柔らかい布などを使っても構いません。
Important: 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用しないでください。
Important: 圧力洗浄機で機体を洗浄しないでください。高圧の水で洗浄すると電気系統の損傷、重要なデカルのはがれ、グリス部への水の浸入などを起こす恐れがあります。コントロールパネル、エンジン、バッテリーの周囲に大量の水を掛けないでください。
Important: 洗浄はエンジンを止めて行ってください。エンジンを掛けたままで洗浄を行うとエンジン内部に損傷を起こす恐れがあります。
エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷えてから行ってください。
ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容器を保管・格納しないでください。
平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させてキーを抜き取る。
トラクションユニット、カッティングユニット、エンジンをていねいに洗浄する。
タイヤ空気圧を点検する;タイヤ空気圧を点検するを参照。
ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必要な締め付けを行う。
グリス注入部やピボット部全部をグリスアップする。余分のグリスやオイルはふき取る。
塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、タッチアップする。金属部の変形を修理する。
バッテリーとケーブルの整備を行う;電気系統に関する安全確保を参照。
バッテリー端子からケーブルを外す。
バッテリー本体、端子、ケーブル端部を重曹水とブラシで洗浄する。
腐食防止のために両方の端子部にワセリン(Grafo 112X: P/N 505-47)を薄く塗る。
電極板の劣化を防止するため、60日ごとに24時間かけてゆっくりと充電する。
エンジンオイルを抜き取り、ドレンプラグをはめる。
オイルフィルタを外して捨てる。新しいオイルフィルタを取り付ける。
エンジンに推奨モーターオイルを入れる。
エンジンを始動し約 2 分間回転させる。
エンジンを止め、キーを抜き取る。
新しいきれいな燃料を使って燃料タンクを洗浄する。
燃料関係のフィッティングを確実に締め付ける。
エアクリーナをきれいに清掃する。
エアクリーナの吸気口とエンジンの排気口を防水テープでふさぐ。
冷却水(エチレングリコール不凍液と水との 50/50 混合液)の量を点検し、凍結を考慮して必要に応じて補給する。