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以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 |
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
この作業に必要なパーツ
外側昇降ブラケット(短いフランジ) | 1 |
内側昇降ブラケット(長いフランジ) | 1 |
六角ヘッドボルト(5/16 x 5½") | 1 |
フランジナット (5/16") | 1 |
荷台の下側で、荷台ブラケットの取りつけ作業を行う。
一番左側にあって上側荷台ブレースを荷台に固定している2本のボルト(5/16 x ¾")を外す(図 4)。
一番左側にあって下側荷台ブレースを荷台に固定している2本のボルト(5/16 x ¾")を外す(図 4)。
Note: ボルト(4本)は再取り付けするので捨てないこと。
左側昇降ブラケット(短いフランジのブラケット)を、上側および下側の荷台ブレースにある外側の穴に合わせる(図 5)。
ステップ1で外したボルト(2本)を使って外側昇降ブラケットを荷台に固定するが、手締め状態にしておく(図 5)。
内側昇降ブラケット(長いフランジのブラケット)を、上側および下側の荷台ブレースにある内側の穴に合わせる(図 5)。
ステップ2で外したボルト(2本)を使って内側昇降ブラケットを荷台に固定するが、手締め状態にしておく(図 5)。
図 6に示すように、六角ヘッドボルト(5/16 x 5½")を、8mm の穴(内側昇降ブラケット(長いフランジ)、荷台、外側昇降ブラケット(短いフランジ))に通す。
フランジナット(5/16")でボルトを手締めする(図 6)。
この作業に必要なパーツ
スイッチ | 1 |
ヒューズ(15 A):シリアル番号 411599999 以前のマシンのみ | 1 |
バッテリーのマイナス(-)端子からバッテリーケーブルを外す。
ダッシュボード上の打ち抜きプラグ(ステアリングタワーよりも右側、キースイッチの上面にあるもの)を打ち抜いて外す(図 7)。
Note: もし、この穴が既に使用されている場合には、その穴から13mm 横にずれた位置に 21mm x 35mm の四角い穴を新たに開けます。穴を開ける際、ダッシュボードの裏側に配置されている機器を傷つけないように注意してください。
ダッシュボードのハーネス用コネクタに荷台昇降スイッチをはめ込む。
Note: スイッチはまだ取りつけない。
ヒューズブロックの開いている場所に新しいヒューズ(15 A)を取り付ける。
この作業に必要なパーツ
昇降アクチュエータ | 1 |
クレビスピン(3½") | 1 |
クレビスピン(2¼") | 1 |
ヘアピン | 2 |
六角ヘッドボルト(½ x 5½") | 1 |
ロックナット(½") | 1 |
アクチュエータの下側にある取りつけ穴を、シャーシ側取りつけブラケットの穴に合わせる(図 9)。
昇降アクチュエータをシャーシ側ブラケットに固定する; クレビスピン(2¼")とヘアピンを使用する(図 9)。
昇降アクチュエータの2ピンコネクタを、車両の後部ハーネスの2ソケットネクタに接続する(図 10)。
Note: 車両の後部ワイヤハーネスの2ソケットコネクタは、電気系コントロールのカバーの隣にあります。
バッテリーケーブル(マイナスケーブル)をバッテリーに接続する。
荷台昇降スイッチの上パドルを押してアクチュエータを伸ばす(図 7)。
Note: アクチュエータが伸びない場合には、反対側のパドルを押してください。
上パドルが 12 位置になるようにして、荷台昇降スイッチをダッシュボードの穴に取り付ける(図 7)。
Note: カチッと音がしてスイッチがダッシュボードに嵌れば適切です。
荷台昇降スイッチの上パドルを押して昇降アクチュエータのロッドを伸ばし、ロッドの穴が内側・外側昇降ブラケットの穴に揃ったところで止める(図 11)。
Note: ブラケットについているガソリン用・ディーゼル用の穴から車両に合ったものを選びます;この車両の穴の位置については、を参照のこと。
昇降アクチュエータのロッドを昇降ブラケットに固定する; クレビスピン(3½")とヘアピンを使用する(図 11)。
Note: ロックナットとフランジナットを軽く締め付ける。
内側・外側の昇降ブラケットを荷台に固定している4本のボルト(5/16 x ¾")(図 5)をトルク締めする;15-16.6 N·m(1.5-1.7 kg.m = 133-147 in-lb)。
内側・外側の昇降ブラケットの残っている穴(12.7 mm)に六角ヘッドボルト(½ x 5½")を通し(図 11)、ロックナット(½")で軽く止めつける。
ボルト(5/16")を固定しているフランジナットを軽く締める(図 6)。
荷台を上昇させたままで走行すると転倒の危険が増大する。また、荷台を上昇させたままで走行すると荷台が破損させる可能性もある。
運転する時は必ず荷台を下げておく。
ダンプ操作を終えたら必ず荷台を下げるようにする。
荷台は相当の重さになる。万一手などを挟まれると大けがをする。
荷台を降ろすときには、荷台に手やその他の部分を近づけないよう十分注意すること。
Important: ラチェット音(カチカチ)が聞こえたら、荷台は完全に上昇(下降)しています。それ以上スイッチを押し続けないでください。
キースイッチを ON 位置まで回す。
スイッチ上部を押すと荷台が上昇する。
スイッチ下部を押すと荷台が降下する。
Note: 荷台が完全に降下した後、およびアクチュエータのクラッチが入る前には、荷台がごくわずか変形する場合があります。ラチェット音が聞こえたら、スイッチから手をはなしてください。