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以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 |
平らな場所に駐車する。
駐車ブレーキを掛ける。
荷台装着車では、荷台を上昇させるか取り外すかする。
Note: 荷台の昇降と取り外し手順の詳細説明については車両のオペレーターズマニュアルを参照のこと。
エンジンを止め、キーを抜き取る。
バッテリーの接続を外す; オペレーターズマニュアルを参照。
ヘッドライトの開口部でフードをつかみ、フードを持ち上げて、下側の取り付けタブをバンパーのスロットから外す(図 1)。
フードの下側を手前に持ち上げて、上部の取り付けタブをフレームのスロットから引き抜けるようにする(図 1)。
フードの上側を前に倒し、ヘッドライトからワイヤコネクタを抜く(図 1)。
フードを外す。
ジャッキに載っている車体は不安定であり、万一外れると下にいる人間に怪我を負わせる危険が大きい。
ジャッキアップした状態でエンジンを始動してはならない;エンジンの振動や車輪の回転によって車体がジャッキから外れる危険がある。
車両から降りる時は必ず スイッチからキーを抜いておく。
ジャッキアップした車両には輪止めを掛ける。
ジャッキアップした車体の下で作業するときは、必ずスタンドで車体を支えておくこと。万一ジャッキが外れると、下にいる人間に怪我を負わせる危険が大きい。
車両前部をジャッキアップする時は 5×10 cm 程度の木片等をジャッキとフレームの間にかませる。
車両前部のジャッキアップポイントは、前中央フレームサポート下側です(図 15)。
この作業に必要なパーツ
圧縮スプリング(黒) | 2 |
図 17に掲載されている圧縮スプリング用工具を使って、圧縮スプリングロッドを各スプリングクレードルの穴に通す(図 18)。
Important: スプリングクレードルを取り外す時、スプリングに力が掛かっているので十分注意してください。
各スプリングの長さを測定して記録する。
ロッドの両端部それぞれにワッシャとナットを取り付ける(図 19)。
スプリングを固定するために、各ロッドにつき1個のナットを締める(図 19)。
各スタビライザのたんプラスチックからボルトとナットを外す(図 20;A)
に示すように、各スプリングクレードルを固定しているコントロールアームからボルトとナットを外す(図 20;B)。
に示すように、機体からスプリングクレードルとスプリングを外す(図 20;C)。
Note: スプリングクレードルのデカルの位置を記録しておいてください。クレードルは、あとから元通りの位置に戻す必要があります。
スプリングクレードルから既存のスプリングを外し、このキットのスプリング(黒色)を代わりに取り付ける。
圧縮スプリング工具を使用して、各スプリングをステップ3で測定した長さに圧縮する。
スプリングを取り付け、クレードルを機体に戻す。
スタビライザのリンクとコントロールアームから先ほど取り外したボルトとナットを、元通りに取り付ける。
前輪を取り付け、機体を床に下ろす。
ラグナットを 109-122 N.m(9.7-12.5 kg.m = 80-90 ft-lb)にトルク締めする。
この作業に必要なパーツ
内側フェンダ | 1 |
フェンダストラップ | 2 |
六角ヘッドフランジボルト(¼ x ¾") | 6 |
フランジナット (¼") | 8 |
ゴム製バンパー | 2 |
ワッシャ | 2 |
ケーブルタイ | 2 |
フェンダストラップをシートベースフレームの下エッジに合わせ、フェンダストラップを型紙として利用してシートベースフレームのそれぞれの側にドリルで穴(直径 5/16")を開ける(図 21)。
内側フェンダとフェンダストラップを取り付ける;六角ヘッドフランジボルト(¼ x ¾")6本とフランジナット(¼")6 個を使って図 22のように取り付ける。
フラップを折り曲げてフロアフランジの後ろに入れる(図 23)。
ケーブルタイ(2本)でフラップをセンターフレームのチューブに固定する(図 23)。
ゴム製バンパーを取り付ける;それぞれの側に、ワッシャ 1 枚とフランジナット(¼")1 個を使用する(図 24)。
この作業に必要なパーツ
左側取り付けアセンブリ | 1 |
右側取り付けアセンブリ | 1 |
アジャスタボルト(⅜ x 2") | 2 |
六角ナット(⅜") | 2 |
六角フランジヘッドボルト(⅜ x 1") | 4 |
フランジナット(⅜") | 4 |
キャブ前部取り付けブラケット | 2 |
六角ヘッドボルト(7/16") | 2 |
スラストワッシャ | 2 |
ロックナット(½") | 2 |
ゴム製アイソレータ | 2 |
スペーサ | 2 |
ワッシャ | 2 |
ロックナット | 2 |
フランジヘッドボルト (½ x 2¼") | 2 |
機体に後ブラケットを取り付ける(図 25); ROPSアセンブリを取り外すでROPS から取り外したボルト・ナット類を使用する。
ボルトを94-108 N·m(3.7-4.6 kg.m = 70-80 ft-lb)にトルク締めする。
左右の取り付けアセンブリを、キャブ前部取り付けブラケットに取り付ける;左右それぞれに六角フランジヘッドボルト(⅜ x 1")2 本、フランジナット(⅜")2 個を使用する(図 26)。
取り付けアセンブリの真ん中の穴を使用する。
機体の左右で、左側取り付けアセンブリと右側取り付けアセンブリにアジャスタボルト(⅜ x 2") と六角ナット(⅜")を取り付ける(図 26)。
前キャブ取り付けブラケットを取り付ける;左右それぞれに六角ヘッドボルト(7/16")、スラストワッシャ、ロックナット(½")2 個を使用する(図 27)。
ゴム製アイソレータを取り付ける;左右それぞれにフランジヘッドボルト(½ x 2¼")、スペーサ、ワッシャ、ロックナットを使用する(図 28)。
Note: 石鹸水を使うと取り付けしやすくなります。
両モデル共通:
運転席シュラウドの開口部(駐車ブレーキ用)を、駐車ブレーキのハンドルに合わせる。
ギアセレクタのカバーについている穴を、ギアセレクタのロッドに合わせる。
運転席のシュラウドの開口部を、荷台昇降レバー用、ハイローレンジセレクタ用、デフロック用のロッドに合わせる。
運転席シュラウトを降ろす。
シュラウドの開口部(運転席取り付け用)を、シャーシのシートサポートブラケットに合わせる。
この時点ではまた本締めしないこと。
シフトインジケータをプラグに差し込み、コントロールブラケットを固定する (図 12 と 図 14); 運転席シュラウドを取り外すで取り外したねじを使用する。
Important: この作業はワークマン HDX-Auto のみで必要な作業です。
この作業に必要なパーツ
サイドプレートパネル | 2 |
キャブフレーム | 1 |
ボルト(½") | 4 |
ワッシャ(½") | 4 |
ナット(½") | 4 |
下側ダッシュ用シール | 1 |
サイドプレートパネルを入れることができるようにフェンダのボルトを約1回転ゆるめて隙間を作る。
座席シュラウドとサイドフェンダとの間にサイドプレートパネルを入れる(図 29)。
Note: ボルトを締め付ける前に、パネルが完全に密着していることを確認してください。
フェンダのボルトを締めつける。
Note: ボルトを締めすぎないでください。
キャブに下側ダッシュ用シールを取り付ける(図 30)。
長い方のリップを前側に取り付けること(図 30)。
吊り上げポイント部分でキャブを吊り上げて機体の上に降ろす (図 31)。
Note: キャブをマシンに降ろす前に、下側ダッシュシール部分に石鹸水を塗りつけてください。
Note: キャブをマシンに取り付ける時、下側ダッシュシールの前後リップがずれないように注意してください
フレームを機体に固定する;ボルト(½")4 本、ワッシャ(½")4枚、ナット(½")4 個を使用し、図 32のように取り付ける。
Note: ボルト 4 本はまだ本締めしないでください。
キャブが車体の左右中央にきているか確認し、微調整する。
微調整はアジャスタボルト(図 26)で行う。
ボルト(½")4 本を 91-113 N·m(3.7-4.6 kg.m=67-83 ft-lb)にトルク締めする。
この作業に必要なパーツ
バックブレート | 1 |
アジャスタプレート | 1 |
タップボルト(½ x 4") | 1 |
フランジナット (½") | 1 |
ストッププレート | 1 |
キャリッジボルト(¼ x 1¾") | 4 |
フランジナット(¼") | 4 |
この作業に必要なパーツ
樋 | 1 |
助手席側透明チューブ — 122 cm | 1 |
運転席側透明チューブ — 43 cm | 1 |
フロア用透明チューブ — 33 cm | 1 |
T字フィッティング | 1 |
マグネットタイ用マウント | 3 |
ケーブルタイ | 3 |
ダッシュボードについている六角ワッシャヘッドボルト(5本)を外す(図 39)。
六角ワッシャヘッドボルト(5本)は再利用します。
機体のダッシュとサブフレームとの間に樋をセットし、先ほど外した六角ワッシャヘッドボルト(5本)で固定する(図 40)。
樋の左右についているを金ハサミで切り取る(図 41)。
T字フィッティングを使って、122 cm の透明チューブを 33 cm の透明チューブと 43 cm の透明チューブに接続する(図 42)。
助手席側から始めて、長くつながった透明チューブをフロアボード(クラッチペダル)までおろし、そこから運転席側へ回す(図 43)。
マグネットタイ(3個)とケーブルタイ(3本)を使って、チューブを固定する(図 43)。
透明チューブの各端部を 45° に切断する(図 44)。
透明チューブの端部を樋の下端に合わせ、チューブ先端機体の外側にくるようにして樋に接続する(図 44)。
この作業に必要なパーツ
ボルト(¼") | 2 |
スペーサ | 2 |
ストラップ | 1 |
ナット(¼") | 2 |
CVT インテークフード・アセンブリ (別売) | 1 |
オペレーターズマニュアル保管チューブを取り付ける(図 47)。
座席レールについている穴を、シュラウドの穴(運転席を取り付けたい位置の穴)に合わせる(図 6)
CVT 冷却ダクト (図 7) を、インテークチューブコネクタに固定する;CVT 冷却ダクト (HDX-Auto のみ)、冷却液タンク、ROPS アセンブリ、シートシュラウドを取り外すで外したホースクランプを使用する。
Important: この作業はワークマン HDX-Auto のみで必要な作業です。
Note: ワークマン HDX-Auto では、CVT インテークフードアセンブリの取り付けが必要です。代理店に連絡してください。
中央コンソールのところで、コントロールロッドの上から中央コンソールパネルをかぶせ (図 3 と 図 5) 、中央コンソールパネルと運転席を外すで取り外したねじを使用してパネルを固定する。
中央コンソールパネルと運転席を外す で取り外したノブを取り付ける。
冷却液タンクブラケットの左右にあるフランジを、シートシュラウドの冷却液タンクサポートのブラケットに合わせる(図 8)。
サポートにタンクをセットし、完全に着座させる(図 8)。
車両のオペレーターズマニュアルを参照のこと。
バッテリーケーブル(プラス)をバッテリーに接続する。
バッテリーカバーを握り込んで、タブをバッテリーベースに合わせ、力をゆるめるとカバーがセットされる。
Note: 車両のオペレーターズマニュアルを参照のこと。
荷台を降ろす;オペレーターズマニュアルを参照。
フードの底部を、バンパーの上部に合わせる。
ライトを接続する。
上側の取り付けタブをフレームの穴に差し込む。
バンパーのポケットに、下側の取り付け用タブを差し込む。
フードが上下左右の溝にしっかりはまっていることを確認する。