カリフォルニア州
第65号決議による警告
米国カリフォルニア州では、この製品を使用した場合、ガンや先天性異常などを誘発する物質に触れる可能性があるとされております。
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以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 |
この作業に必要なパーツ
オプション・キャディ | 1 |
ハンドル | 1 |
ピン | 1 |
Note: 組み立て作業に取り掛かる前に、出荷用の木材やバンド類をすべて外してください。
オプション・キャディにハンドルを取り付けてピンで固定する(図 1)。
全部のタイヤの空気圧が 30 psi(206 kPa=2.1 kg/cm2)になっていることを確認する。
この作業に必要なパーツ
ハンドル | 2 |
ボルト(¼ x ¾") | 8 |
フランジ・ロック・ナット (1/4") | 8 |
ボルト(1/4 x 3/4 インチ)、フランジ・ロック・ナット各 4 を使って、クロス・コンベアのサイド・レールの下にハンドルを取り付ける(図 2)。
オプション・キャディを使うと、一人で、クロス・コンベア/スイベルを MH-400 に取り付けることができます。
オプション・キャディの最大積載重量は 680 kg です。ただし、人を乗せないでください。
オプション・キャディにクロス・コンベア/スイベルを載せる。
MH-400 の後部へ運び、取り付け高さまで上げる。
クロス・コンベア/スイベルが載っている間はその場を離れないでください。
クロス・コンベア/スイベルを MH-400 のクイックアタッチ・ブラケットに取り付ける(「クロス・コンベア/スイベルを取り付ける」を参照)。
キャディを降下させ、後退させてクロス・コンベア/スイベルから完全に離す。
Note: ぬかるみや柔軟土壌でキャディを使用しないでください;身動きできなる可能性があります。
スイベルを使って MH-400 の周囲 270 度のどの位置にでもクロス・コンベアを向けることができ、また、所定の旋回角度( 45度間隔)でロックすることができます;そしてその位置にクロス・コンベアから資材を投下することができます。
Note: MH-400 には、クイック・アタッチ・クランプ一組が付属品としてついてきます。このクランプを使って、クロスコンベア/スイベルを MH-400 に取り付けます。
スイベルキットの 2 つの取り付けブラケットが後方を向くように(MH-400 に背を向けるように)クロスコンベア/スイベルをセットする。
クロスコンベア/スイベルが左右の取り付けブラケットの真ん中にセットされていること、および、モータが MH-400 と同じ側に伸びていることを確認する。
クランプのハンドルから、安全ラッチクリップを外す(図 3)。
安全ラッチを立て、アタッチメント側のクランプハンドルを開いてロックピンからロックリングを外す(図 3)。
クイックアタッチスロットから、後クランプアセンブリを引き出す(図 3)。
誰かに補助してもらってクロス・コンベア/スイベルを持ち上げ、その前端を MH-400 の下にある前クランプ・ブラケットにセットする(図 3)。
クロスコンベア/スイベルを保持したまま、後クランプアセンブリをクイックアタッチスロットに戻し、クロスコンベア/スイベル後端部にセットする(図 3)。
クロスコンベア/スイベルが、左右のブラケットの中央に位置していることを確認する。確認できたら、ロック・リングをロック・ピンに掛け、クランプ・ハンドルを押し下げる。
Note: クランプ・アセンブリがゆるすぎてクロス・コンベア/スイベルがガタつく場合には、ロック・リングを数回回転させて、クロス・コンベア/スイベルが無理なく固定される程度にクランプを短くしてください。
Important: クランプを締めすぎないように注意してください。締め付けすぎるとクロス・コンベア/スイベルの端部を曲げてしまう恐れがあります。
クランプのハンドルに、安全ラッチクリップを元通りに取り付ける(図 3)。
安全ラッチクリップが確実に取り付けられていることを確認してください。万一ゆるんでいると、使用中に開いてしまう危険があります。
クロスコンベア/スイベルは非常に重い機械です。持ち上げるときには必ず二人がかりで作業をしてください。
クロス・コンベア/スイベルが突然に動作することのないよう、油圧ホースを接続する前に、牽引トラクタ側のエンジンが停止していることを確認すること。
以下の手順で、油圧ホースを、 MH-400 のオプションコントロールバルブに接続します(図 4):
メスの外側コネクタのスリーブを手前に引いて(あるいは芯側を前方に押し出して)、オス側に接続する。
オス側のコネクタをしっかり握ったまま、メス側のコネクタのスリーブから手を離す。
コネクタが完全に接続されてロック状態にあることを確認する。油圧ホースが水平であることを確認する。
牽引トラクタの油圧装置を起動させた後、SH モデルの場合はオプション用コントロール・レバーを手前にひき、EH モデルの場合には、無線リモコンのスタート・ボタンを押すと、クロス・コンベア/スイベルが動作を開始するので、クロス・コンベア/スイベルの動作状態を確認する。
油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検してください; 油圧を掛ける前に、油圧ラインの接続やホースの状態を確認してください。
油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけないでください。リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重大な損傷を引き起こす。万一、油圧オイルが体内に入った場合には、この種の労働災害に経験のある施設で数時間以内に外科手術を受けないと壊疽(えそ)を起こします。
移動走行を行う際には、必ずコンベアを収納位置に戻して;コンベアを伸ばしたままで走行すると、周囲の人や物にぶつけたり、コンベアを破損したりする恐れがあります。
スイベルキットの左右についているアタッチメントクランプから安全ピンを抜き取る。
アタッチメントクランプのブラケットをゆるめる。
コンベアを中央部または片側へスライドさせる。
アタッチメントクランプのブラケットをロックする。
安全ピンを取り付ける。
SH モデルでは、クロスコンベアのベルト速度の調整は、右側の油圧レバーで行う。EH モデルでは、無線リモコンでクロスコンベアのベルト速度の調整を行う。
Note: クロスコンベアの調整は、必ずホッパーを下げて行ってください。ホッパーを上げたままで行うとクロスコンベアが傾いてしまいます。
牽引車両を停止する。
SH モデルでは、コントロールレバーを使ってクロスコンベアのベルトとフロアベルトを ON にセットする(資材搬出側にする)。
リアゲートの開き具合を調整して資材の流量を調整する。希望通りの流量(投下量)に調整するのに少し練習が要るかもしれません。ゲート調整以外に、資材の種類、移動しながら投下する場合には移動速度によっても変わります。
牽引車両の油圧装置をスタートさせる。
SH モデルでは、牽引車両の油圧装置を停止させるかペンダント・スイッチを OFF にすると、資材の流れが止まる。
Note: SH モデルでペンダント・スイッチを OFF にすると、フロア・ベルトが停止して資材の流れが止まりますがクロス・コンベアは停止しません。
EH モデルでは、無線リモコンでクロス・コンベアとフロア・ベルトの両方の操作を行うことができます。
クロス・コンベアを使い終わったら、必ず中央の収納位置に戻す。
スイベルキットについているスプリング式のロックピンを引き上げると、クロスコンベアを手で自在に旋回させることができるようになります。クロスコンベアの旋回範囲のどこにでも資材を投下することができます(図 5)。
クロスコンベアを一定の旋回角度に固定するには、全部で 5 ヶ所あるロック穴の 1 つにスプリング式のロックピンを落とし込みます。
Note: 不整地を移動する場合には、安全を確保できる高さまで装置を上昇させて、クロスコンベア/スイベルの地上高を十分に確保するようにしてください。