保守
Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
サッチングブレードアセンブリの分解
ベアリングを交換する場合や刃を交換する場合には、サッチングブレードアセンブリを分解する必要があります。
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アセンブリの右ねじスプラインインサート側の端にあるジャムナット(ワッシャを含む)を万力で固定する。
Important: アセンブリのこちら側ではワッシャやナットを外さないこと。
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ねじ山付きスプラインインサート、ベアリング、フロックシールを外す。
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シャフトの反対側で、ねじ山付きスプラインインサート(左ねじ)を外す。
注意
ブレードは非常に鋭利であり、バリなどがついていて手を怪我する恐れがある。
シャフトからブレードを外す時には保護手袋を着用すること。
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ベアリング、フロックシール、ブレード、スペーサを外す。シャフトをきれいに洗い、次の組み立てに備えてシャフト全体に薄くグリスを塗る。
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サッチング刃を組み立てる時に、スプラインインサートのねじ溝に、中程度のねじ山ロッキングコンパウンド(例、Blue Loctite 243)を塗る。
Important: 分解は手順が非常に重要です。ブレードを取り外す際にブレードの順序を入れ替えたり、組み立てるときに逆順にしたりしないでください。刃についている合印(穴)の位置に注意してください。この目印穴は、組み立ての際にリールが「正しいらせん形状」になるように組み立てるためのものです。ブレードを組み付ける時に、合印の穴が六分の1面ずつ左(時計と反対回り)にずれるようにして組み上げていく。
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ねじ山付きスプラインインサート、六角ボルト、ジャムナットを108-135 N·m (11.1-13.8 kg.m = 80-100 ft-lb) にトルク締めする。
サッチングブレードアセンブリの分解
ベアリングを交換する場合や刃を交換する場合には、サッチングブレードアセンブリを分解する必要があります。
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アセンブリの右ねじスプラインインサート側の端にあるジャムナット(ワッシャを含む)を万力で固定する。
Important: アセンブリのこちら側ではワッシャやナットを外さないこと。
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ねじ山付きスプラインインサート、ベアリング、フロックシールを外す。
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シャフトの反対側で、ねじ山付きスプラインインサート(左ねじ)を外す。
注意
ブレードは非常に鋭利であり、バリなどがついていて手を怪我する恐れがある。
シャフトからブレードを外す時には保護手袋を着用すること。
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ベアリング、フロックシール、ブレード、スペーサを外す。シャフトをきれいに洗い、次の組み立てに備えてシャフト全体に薄くグリスを塗る。
Note: スプリング鋼製ブレードセットは、下図のように1枚目のスペーサの前に大型ワッシャと追加のブレードが装着されています。
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サッチング刃を組み立てる時に、スプラインインサートのねじ溝に、中程度のねじ山ロッキングコンパウンド(例、Blue Loctite 243)を塗る。
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ねじ山付きスプラインインサート、六角ボルト、ジャムナットを108-135 N·m (11.1-13.8 kg.m = 80-100 ft-lb) にトルク締めする。
ローラの整備
グリーンズローラリビルドキット(Part No. 140-5552)およびグリーンズローラリビルドツールキット(Part No. 140-5553)を販売しております(図 13)。ローラリビルドキットは、ローラの分解組み立てに必要なすべてのベアリング、ベアリングナット、シールをセットにしたキットです。
ローラリビルドツールキットは、ローラリビルドキットをつかってローラの再組み立てを行うのに必要な工具と説明書のキットです。詳細は、パーツカタログをご覧になるか、代理店にお問い合わせください。