Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
左側走行コントロールレバーを固定しているフランジヘッドボルト(⅜ x 1")2本を外して左側走行コントロールレバーを外すします(図 5)。
フランジヘッドボルト(⅜ x 1")2本は後に再利用します。
この作業に必要なパーツ
ドリル用治具 | 1 |
ドリル用型紙(治具)をフレームチューブに取り付ける。治具がスプリング ブラケットと面一になっていることを確認する。
ドリルを使うときに保護めがねなどを使用しないと金属粉が目に入る恐れがある。
ドリル使用時は必ず保護めがねを着用すること。
ドリルビット(Letter X)を使ってフレームに穴を開ける。
Important: ドリル刃を貫通させてしまわないでください。片側から穴あけを開始し、反対側から貫通させてください。
ドリル用治具をフレームチューブから取り外す。
この作業に必要なパーツ
ボタンヘッドボルト | 3 |
ロックナット | 2 |
ブラケット | 1 |
アクチュエータピボットピン | 1 |
ボタンヘッドキャップねじ 3本とロックナット2個を使ってブラケットを取り付ける。
アクチュエータピボットピンを取り付ける。
キットのワイヤハーネスを取り付ける;マシンのワイヤハーネスの というラベルのついたコネクタに接続する。
キットのワイヤハーネスのコネクタを、新しい左側走行コントロールレバーに接続する(図 17)。
キットのワイヤハーネスをアクチュエータに接続する
バッテリーのプラス端子のカバーを外す。
プラス端子のナットを外し、キットのワイヤハーネスのプラシ端子用リングをボルトに取り付ける(図 18)。
先ほど外したナットを取り付けてプラス端子のリングを固定する(図 18)。
バッテリーのプラス端子にカバーを取り付ける。
マイナス端子のナットを外し、キットのワイヤハーネスのマイナス端子用リングをボルトに取り付ける(図 18)。
先ほど外したナットを取り付けてマイナス端子のリングを固定する(図 18)。
この作業に必要なパーツ
アクチュエータ | 1 |
ピンクリップ | 1 |
ショルダ付きねじ | 1 |
アクチュエータのワイヤハーネスをデッキ昇降ワイヤハーネスに接続する。
アクチュエータを取り付ける。
Note: 必要に応じ、アクチュエータの電源を入れてピン挿入穴の位置を調整してください。
ピンクリップを使って、アクチュエータを後部デッキ昇降アームに取り付ける。
アクチュエータを上向きに回して、アクチュエータを外側アクチュエータブラケットの穴に合わせる。
穴どうしを整列させられない場合には、マシンのエンジンを掛け、走行コントロールレバーについているスイッチを使ってアクチュエータをわずかに上下させて穴を合わせる。
デッキ昇降スイッチでデッキを上昇させる。アクチュエータからカチカチというラチェット音(クリック音)が聞こえたらそこで止める。
マシンのスイッチを切る。
ボルト、ワッシャ、移動走行ロックを取り外す(図 22)。
オペレーターズマニュアルの「左右の水平調整とブレードの前後傾き調整」の項を参照。
デッキリフトスイッチの上部を押してデッキを完全に上げる。
刈高ピンをブラケットの刈高140 mmの位置に挿入する。
刈高リンケージが刈高ピンに軽く触れる位置まで、デッキスイッチでデッキを下げる。
Important: デッキを刈高ピンで固定せずに移動走行を行うと、デッキ昇降アクチュエータが損傷しますから注意してください。
デッキリフトスイッチを押し上げる。
希望の刈高に対応する刈高ブラケットの穴に、刈高ピンを挿入する。
刈高リンケージが刈高ピンに軽く触れる位置まで、デッキスイッチでデッキを下げる。
Note: 刈高リンクと刈高ピンとの接触が大きすぎると、刈り上がりやデッキの水平維持に悪影響が出てきます。