Note: 前後左右は運転位置からみた方向です。
平らな場所に駐車する。
ブレード制御スイッチを切る
走行コントロールレバーをニュートラルロック位置(外側)に動かす。
駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを止め、キーを抜き取る。
バッテリーのマイナスケーブルを外す。
角材などを使ってデッキを支える。
刈高ブラケットから刈高ピンを抜き取る(図 1)。

アクチュエータのコネクタをマシンから外す。

アクチュエータを取り外す。部品を廃棄する。

この作業に必要なパーツ
| ドリル用治具 | 1 |
ドリル用型紙(治具)をフレームチューブに取り付ける。治具がスプリング ブラケットと面一になっていることを確認する。
ドリルを使うときに保護めがねなどを使用しないと金属粉が目に入る恐れがある。
ドリル使用時は必ず保護めがねを着用すること。

ドリルビット(Letter X)を使ってフレームに穴を開ける。
Important: ドリル刃を貫通させてしまわないでください。片側から穴あけを開始し、反対側から貫通させてください。
ドリル用治具をフレームチューブから取り外す。
この作業に必要なパーツ
| アクチュエータ | 1 |
| ボタンヘッドボルト | 3 |
| ロックナット | 2 |
| ブラケット | 1 |
| アクチュエータピボットピン | 1 |
| クリップ ピン | 1 |
| ショルダ付きねじ | 1 |
ボタンヘッドキャップねじ 3本とロックナット2個を使ってブラケットを取り付ける。

アクチュエータピボットピンを取り付ける。

アクチュエータのワイヤハーネスをデッキ昇降ワイヤハーネスに接続する。

アクチュエータを取り付ける。
Note: アクチュエータがピンと合わない場合は、アクチュエータの電源を入れ、必要に応じて伸縮させる。

ピンクリップを使ってアクチュエータをリアデッキリフトアームに固定する。

オペレーターズマニュアルの「左右の水平調整とブレードの前後傾き調整」の項を参照。
デッキリフトスイッチの上部を押してデッキを完全に上げる。
刈高ピンをブラケットの刈高 140 mm の位置に挿入する。

刈高リンケージが刈高ピンに軽く触れる位置まで、デッキスイッチでデッキを下げる。
Important: デッキを刈高ピンで固定せずに移動走行を行うと、デッキ昇降アクチュエータが損傷しますから注意してください。
デッキリフトスイッチを操作する。

希望の刈高に対応する刈高ブラケットの穴に、刈高ピンを挿入する。
刈高リンケージが刈高ピンに軽く触れる位置まで、デッキスイッチでデッキを下げる。
Note: 刈高リンクと刈高ピンとの接触が大きすぎると、刈り上がりやデッキの水平維持に悪影響が出てきます。
