取り付け

Important: この位置替え作業は、次回のオイル交換の際に行うことをお奨めします;オペレーターズマニュアルを参照。 一日の作業が終了してからオイル交換を行うと、翌朝までには ® が完全固化しています。

マシンの準備を行う

  1. 平らな場所に駐車する。

  2. 駐車ブレーキを掛ける。

  3. エンジンを止め、キーを抜き取る。

  4. エンジンが完全に冷えるのを待つ。

  5. 荷台を上昇させ、支持棒で固定する;オペレーターズマニュアルを参照。

既存のディップスティックチューブを外す

  1. 補給口からディップスティックを外す。

    ディップスティックは捨てないこと。

  2. ディップスティックチューブをエンジンの防熱シールトに固定しているボルトを外す(図 1)。

    このボルトは捨てずに保管する。

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  3. ディップスティックチューブを左に回して外す(図 2)。

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  4. 先ほど外したボルトを防熱シールトに取り付けて 10.7-11.3 N∙m(1.1-1.2 kg.m = 95-100 in-lb)にトルク締めする。

新しいディップスティックチューブを取り付ける

この作業に必要なパーツ

ディップスティックチューブ1
Loctite® 620 (0.5 ml)1

Important: 防熱性能を確実に発揮させるために、® 620 は 24 時間の養生を行ってください。外気温が 22°C 以上の場所では養生に要する時間を 8 時間に短縮することができます。

  1. エンジン取り付け面からボルトを外す(図 3)。

    このボルトは捨てずに保管する。

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  2. ディップスティックを取り付ける面を十分にきれいにする(図 4)。

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  3. ディップスティックチューブの接着面に Loctite® 620 を均一に塗りつける(図 5)。

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  4. 取り付け用の開口にディップスティックを斜めに取り付ける(図 6)。

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  5. ゴム製のマレット(槌)を使って、ディップスティックのブラケット(参照番号 1;図 6)を軽くたたく。

    Important: チューブのブラケット以外のものをたたいて破損させないように注意してください。

  6. ディップスティックが取り付け穴に完全に嵌っていることを確認する(図 7)。

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  7. ディップスティックを回してエンジン取り付け面と平行になるようにし、先ほど外したボルトで固定する(図 8)。

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  8. ボルトを 10.7-11.3 N·m(1.1-1.2 kg.m = 95-100 in-lb)にトルク締めする。

  9. ディップスティックチューブにディップスティックを取り付ける。

  10. ® 620 を十分に養生する。

  11. 荷台を降下させる。