平らな場所に駐車する。
カッティングユニットを下降させる。
駐車ブレーキを掛ける。
エンジンを止め、キーを抜き取る。
この作業に必要なパーツ
ホースガイド金具 | 1 |
ボルト(½ x 1½") | 2 |
ホースガイド金具を、キャスタフォーク上部に取り付けて、2本のボルト(½ x 1½")で固定する。
ボルトを75 ft-lb.(101.7 N·m = 11.0 kg.m)にトルク締めする。
この作業に必要なパーツ
ボルト(½ x 2½") | 2 |
ロックナット | 4 |
ホイールモーターアセンブリ | 1 |
油圧フィッティング | 2 |
ソケットヘッドボルト(½ x 3¾") | 4 |
シムプレート | 1 |
ホイールモータに 45 度フィッティングを取り付け、このフィッティングを図 3のように向ける。フィッティングはまだ本締めしないこと。
ホイールハブをモーターアセンブリに取り付け、339‐540 N·m (36.6‐58.3 kgm) のトルクで締め付ける。
キャスターフォークにホイールモーターアセンブリを取り付ける場所に、4つのネジ穴があるか、または2つのネジ穴と2つの貫通穴の組み合わせがになっているマシンかどうかを確認する (図 4)。
マシンに装備されているキャスターフォークごとに適切な手順を実行する。
キャスターフォークにホイールモーターアセンブリを取り付けるための2つのネジ穴と2つの貫通穴があるマシンの場合: ホイールモーターアセンブリとシムプレートをキャスターフォークに取り付け(モーターとキャスターフォークの間にシムを置く)、ソケットヘッドボルト(1/2 x 3-3/4”)2本と、ボルト(1/2 x 2-1/2”) 2個、およびロックナット2個で固定する。 ()。図 3
キャスターフォークにホイールモーターアセンブリを取り付けるための4つのネジ穴があるマシンの場合: ホイールモーターアセンブリとシムプレートをキャスターフォークに取り付け(モーターとキャスターフォークの間にシムを置く)、ソケットヘッドボルト(1/2 x 3-3/4”)4本、およびロックナット4個で固定する。図 5
ボルトを 101.7 N·m(4.8 kg.m = 75 ft-lb)にトルク締めする。
この作業に必要なパーツ
チューブクランプ | 2 |
油圧ライン | 2 |
ボルト(5/16 x 1¾") | 1 |
カバープレート | 1 |
この作業に必要なパーツ
45° 油圧フィッティング(1-1/16", 12 tpi SAE エンド) | 1 |
45° 油圧フィッティング(⅞", 14 tpi SAE エンド) | 1 |
ワイヤタイ | 2 |
フランジナット | 1 |
カバープレート | 1 |
チューブクランプ | 1 |
ボルト | 2 |
ナット | 1 |
R クランプ | 1 |
油圧ポンプの下側についているホースを、ポンプから外し、前輪モータへ続く上側のバルクヘッドのT字フィッティングからも外す。外したホースは廃棄する(図 9)。
ガソリン車両のみ:ポンプについている下側の90度フィッティングを外し、マシンのポンプに合った45度フィッティングに交換する。
Eaton ポンプ搭載機:1-1/16", 12 tpi SAE エンドのフィッティングを取り付ける。
Danfoss ポンプ搭載機:⅞", 14 tpi SAE エンドのフィッティングを取り付ける。
フィッティングは仮止めにして、上方外向きにしておく(図 9)。
両端にストレートフィッティングのついているホースを、キャスタフォークのガイドに通して下側のスチールラインに接続する。反対側の端を油圧タンクの下側フィッティングに取り付ける(図 10または図 11)。
残りのホースをガイドに通し、上側のスチールラインに接続する。このホースの反対側を、前ホイールモータへ続く上側T字フィッティングに接続する(図 10 または 図 11)。
両方のホース・アセンブリを、ホースカバースプリットについているチューブクランプにセットし、クランプをブラケットに取り付ける。(図 10 または 図 11)。
モータ側のフィッティングのジャムナットを締めて調整を固定する。
タイヤを取り付け、先に外しておいたラグナットで固定する。
ホースガイドからクランプへホースが無理なく通るようにキャスタフォークを回して位置を調整する。
ホースアセンブリをワイヤタイで縛り付ける(図 10 または 図 11)。ホース端部、フィッティング、クランプの本締めを行う。
キャスタフォークを左右それぞれ一杯まで回して、タイヤ、フレーム、タンクにホースが触れずに無理なく動くことを確認する。